【宝塚記念】春G1を締めくくるグランプリ!有力馬12頭の馬体写真を掲載!
2025/6/13(金)
※イチオシ馬&特注馬は6/13(金)に更新します!
- 6/14(土)夕方発行
東京スポーツ(宝塚記念の予想を掲載) - 6/14(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
(東京10~12Rパドック解説)
ジャスティンパレス
牡6
[栗]杉山厩舎


父 | ディープインパクト |
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母 | パレスルーマー 母父:Royal Anthem |
通算成績 | 20戦5勝[5-2-2-11] |
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前走時馬体重 | 474kg |
ディープインパクト産駒らしい、長躯短背のフォルム。筋肉の質感に柔軟性があり、後肢の飛節は関節が伸びる直飛寄りの構造。ストライドの大きな走りをする馬なので、基本的には広いコースが合う。元来コンパクトな造りの馬で、中長距離適性が高い。繋ぎに長さがあり、柔らかい走りをするため、本質的には良馬場でこそのタイプ。春G1・3戦目となるが引き続き後肢の下腿部には血管が浮いており、高いレベルで状態はキープ。
ショウナンラプンタ
牡4
[栗]高野厩舎


父 | キズナ |
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母 | フリアアステカ 母父:Zensational |
通算成績 | 11戦2勝[2-2-2-5] |
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前走時馬体重 | 542kg |
骨量・筋肉量が豊富なかなりの大型馬。脚長ではあるものの、肉付きがいいたくましい体つきゆえ、純粋なステイヤーといった印象はあまり受けない。跳びが大きく持続力に秀でているため、阪神内回りで上手く立ち回り、特性を引き出せれば。距離短縮も体格的には好材料。今回が春4戦目のローテ。前走のほうが張りツヤ良く見せて、大きな上積みこそ感じないが、引き続き毛艶には光沢がある。デキ落ちは見られない。
ダノンベルーガ
牡6
[美]堀厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | コーステッド 母父:Tizway |
通算成績 | 14戦2勝[2-1-2-9] |
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前走時馬体重 | 496kg |
※出走回避
骨格のバランスに対して背中が長い。持続力に優れた父ハーツクライ、血統内包しているトニービンの特徴が強く出ている。一方、母方の影響か腹袋は比較的ふっくらと見せてパワフル。クビさしもやや太めで力強い。本質的には広い東京コースが合っている印象。持続力を要求される阪神コースは悪くない舞台だが、どこまでやれるか。今回はレース間隔が開いたこともあり、全体にふっくらと見せ、引き締まる余地を残している印象。
ドゥレッツァ
牡5
[美]尾関厩舎


父 | ドゥラメンテ |
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母 | モアザンセイクリッド 母父:More Than Ready |
通算成績 | 11戦5勝[5-2-2-2] |
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前走時馬体重 | 470kg |
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まり、伸縮性に長けているフォルム。菊花賞は早め先頭で押し切ったが、本来は溜めても速い脚を使える馬。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、股関節の可動域は広く、ストライドは伸びる。総合力が高いので、阪神芝2200mは問題なく対応できそう。昨秋よりも馬体の張りは良化している印象で、ドバイ以来の実戦でも仕上がりの良さが目立つ。
ベラジオオペラ
牡5
[栗]上村厩舎


父 | ロードカナロア |
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母 | エアルーティーン 母父:ハービンジャー |
通算成績 | 12戦6勝[6-1-1-4] |
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前走時馬体重 | 508kg |
父ロードカナロア似でトモの横幅が広く、肉付きもいい。後躯の発達が目立ち、下腿部から大腿筋膜にかけて血管が浮いている。この豊かなトモで力強くキックして、安定した先行力に繋げている。道悪での好走実績もある馬だが、蹄が薄く繋ぎもクッションが利く構造。本質は良馬場向き。2000mベストの印象も、スピードが要求される競馬になれば。常に良く見せるタイプだが今回も下腿部に血管が浮き上がり、迫力十分。いい状態でレースを迎えられそう。
メイショウタバル
牡4
[栗]石橋厩舎


父 | ゴールドシップ |
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母 | メイショウツバクロ 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 10戦4勝[4-0-0-6] |
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前走時馬体重 | 510kg |
ゴールドシップ産駒らしく、筋肉と関節は柔らかいタイプ。後肢の飛節は「曲飛」で四肢の回転力に優れており、安定した先行力・スピードに繋がっている。前躯が発達していて力強さがあり、荒れた馬場や道悪は得意。心肺機能の高い馬ではあるものの、パワー系に出ている分、中距離が合うイメージ。日経新春杯時よりも毛艶、筋肉の張りが良化。腹周りもスッキリと見せ、力を出せる態勢に整っている。
ヨーホーレイク
牡7
[栗]友道厩舎


父 | ディープインパクト |
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母 | クロウキャニオン 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 13戦5勝[5-1-4-3] |
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前走時馬体重 | 526kg |
仙骨が傾斜した「斜尻」と真っ直ぐに伸びた「直飛」は父ディープインパクト譲り。後肢が長く、腰高に映るフォルム。前重心のバランスで、蹄は薄いながらも、グリップ力が高い。馬場不問で力を発揮できるタイプに映る。筋肉量が多いので、時計の速い競馬も対応可能。持続型でシャープな体つき、1ハロンの距離延長も問題はなさそう。常に良く見せる馬だが、今回も皮膚を薄く見せて筋肉の張りは十分。状態は維持できている。
ローシャムパーク
牡6
[美]田中博厩舎


父 | ハービンジャー |
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母 | レネットグルーヴ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 17戦6勝[6-4-1-6] |
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前走時馬体重 | 506kg |
胴長、脚長の体型で、跳びの大きな走りをするタイプ。ストライドランナーではあるものの、函館記念でのコーナリングを見ても、小回りでも減速することなく走ることができているため、阪神内回りでもコース適性に不安はない。胸が深く心肺機能に優れており、バテずに伸び続けられる面からも持続力勝負が得意。今回は有馬記念の時よりも下腿部に血管がハッキリと浮いていて、より研ぎ澄まされたフォルムに。ココ目標に仕上がりは順調か。
ロードデルレイ
牡5
[栗]中内田厩舎


父 | ロードカナロア |
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母 | デルフィーノ 母父:ハーツクライ |
通算成績 | 10戦6勝[6-3-0-1] |
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前走時馬体重 | 486kg |
非常に筋肉量が多く、後躯はキングマンボ系らしい横幅の広さがあって、大腿筋膜から半腱半膜様筋の発達が目立つ。前後のまとまりが感じられる、連動性に優れたバランス。父は短距離馬でも、本馬は四肢に長さがある。2200mは対応できる範囲も、本質的には2000m向き。瞬発力型でも成長と共にしぶとい脚を使えるようになり、総合力が高まってきた。前走比で馬体はスッキリと見せるが、細い感じはなく、力は発揮できそう。

レガレイラ
牝4
[美]木村厩舎


父 | スワーヴリチャード |
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母 | ロカ 母父:ハービンジャー |
通算成績 | 8戦3勝[3-0-1-4] |
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前走時馬体重 | 468kg |
背中を長く見せる胴長の体型と、折りの深い飛節は父スワーヴリチャード似。牝馬らしいしなやかさ、柔軟性を感じさせるフォルムで、鋭く切れる脚、瞬発力こそ本馬の武器。体型的に中長距離適性は高い。今回は有馬記念以来の出走で、前走比較で全体にボリュームアップしている。ただし、帯径周りはスッキリと引き締まっているし、太め感はない。4歳になり成長期を迎えていると捉えて良さそう。筋肉の張りはもっと良くなりそうだが、仕上がりに不安は感じない。


ソールオリエンス
牡5
[美]手塚厩舎


父 | キタサンブラック |
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母 | スキア 母父:Motivator |
通算成績 | 14戦3勝[3-3-1-7] |
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前走時馬体重 | 466kg |
筋肉の付き方はなだらかで、柔軟な質感。飛節は緩くカーブして、仙骨の角度は傾斜した「斜尻」でバネ感十分。長躯短背のバランスから、溜めて鋭い脚を長く繰り出せる点が本馬の長所。馬体は完成の域に達している。筋肉量が多くはない体型から、時計を要する条件のほうがパフォーマンスを上げやすいので、ひと雨欲しいところ。前回の立ち姿に引き続き皮膚を薄く見せて、馬体のコンディションは上々。

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父スワーヴリチャード似で背中、クビさしにゆとりのある造り。前肢を長く見せ、ストライドの大きい持続力に富んだ走りをするタイプ。本質的には広いコースのほうが合う。外回りがベターも、中山より阪神内回りは力を発揮しやすい舞台か。少し間隔は開いたものの、肋骨がわずかに感じ取れるように、スッキリと引き締まっている。毛艶も有馬記念との比較で良化。勝利した菊花賞時のコンディションに近く、好仕上がり。