【関屋記念】新潟開幕週に行われる注目のマイル重賞!1400mの東海Sも馬体診断
2025/7/25(金)
※イチオシ馬&特注馬は7/25(金)に更新します!
関屋記念
東海S
- 7/26(土)夕方発行
東京スポーツ(関屋記念の予想を掲載) - 7/26(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(新潟6~8Rパドック解説) - 7/27(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(新潟6~8Rパドック解説)
カナテープ
牝6
[美]堀厩舎


父 | ロードカナロア |
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母 | ティッカーテープ 母父:Royal Applause |
通算成績 | 16戦4勝[4-4-3-5] |
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前走時馬体重 | 484kg |
長躯短背でバランスの整っている骨格。筋肉量は豊富でボリューム感がある一方、牝馬らしい柔軟性・しなやかさを秘めていて、後躯の仙骨は角度が傾斜した「斜尻」の構造。曲飛気味の飛節からバネ感も十分で瞬発力勝負に強い。蹄がやや薄い造りをしているので、開幕週の馬場は合いそう。府中牝馬Sに続き、毛艶と筋肉の張りは上々で、馬体面は充実。好調を高いレベルでキープできている。
フォーチュンタイム
牡4
[栗]吉岡厩舎


父 | グレーターロンドン |
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母 | オールタイムベスト 母父:ブライアンズタイム |
通算成績 | 6戦4勝[4-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 512kg |
500キロを超える大型馬。ディープインパクト産駒で素軽い印象のある父グレーターロンドンと比較して、筋肉量が多くパワフル。腹回りにもボリューム感があり、クビさしも太め。仙骨の角度は傾斜して斜尻気味も、トモの横幅は十分にあり、豊かな持続力を秘めている。四肢は長く、1600mへの距離延長、広い新潟コースも問題なく対応できるはず。左前の蹄は接着装蹄になっている。阪急杯以来の出走でも筋肉の張りは上々で、動ける態勢に整った。
ボンドガール
牝4
[美]手塚厩舎


父 | ダイワメジャー |
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母 | コーステッド 母父:Tizway |
通算成績 | 10戦1勝[1-5-1-3] |
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前走時馬体重 | 456kg |
仙骨の角度は傾斜した「斜尻」の構造。前後にまとまったバランスと相まって、瞬発力を発揮する競馬でこそ真価を発揮する。体重は大きな変化がないものの、3歳時と比較して少しずつボリュームアップしており、2000mでも好走しているが現状は1600mがベストか。中距離志向の強いマイラー。ヴィクトリアマイル時よりも毛艶、筋肉の張りは良化していて、皮膚は今回のほうが薄く見える。大敗後でも体調面に不安はなさそう。
レガーロデルシエロ
牡4
[美]栗田徹厩舎


父 | ロードカナロア |
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母 | デアレガーロ 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 10戦4勝[4-3-1-2] |
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前走時馬体重 | 518kg |
父ロードカナロアの特徴が発現したパワフルな馬体。胴は詰まり気味で、トモは父系の影響もあって横幅が広い。脚はやや短く、後肢の飛節は折りの深い「曲飛」の構造。大型馬ながらピッチは速く、近走は1800~2000mを使われているが、1600mへの距離短縮は好感。秘めたスピードを活かせれば好勝負可能。繋ぎは角度が少し立っていて、多少の荒れた馬場はこなせる。腹周りは丸みを帯びているが、元の体型による部分が大きい。筋肉の張りも良く、仕上がり上々。

ダイシンヤマト
牡5
[美]戸田厩舎


父 | ヤマカツエース |
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母 | ダイシンパーティー 母父:ブライアンズタイム |
通算成績 | 18戦4勝[4-4-4-6] |
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前走時馬体重 | 506kg |
500キロ超の大型馬で筋肉量が豊富。背中をやや短く見せて、前後の連動性に優れている印象。後躯の横幅は広さがあり、大腿筋も発達。高速馬場にも対応できる。開幕週の馬場は適していそう。大柄だが筋肉の質感には柔軟性が感じられ、後肢のバネ感も十分。溜めて速い脚を繰り出せる点が本馬の長所。外回りコースでも不安なし。毛艶に光沢があり、夏場でも馬体はボリューム感たっぷり。状態はかなり良さそうで、完成度も高まっている。


ハクサンバード
牡5
[栗]高橋一厩舎


父 | ハクサンムーン |
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母 | ハクサンサマー 母父:サマーバード |
通算成績 | 16戦3勝[3-2-3-8] |
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前走時馬体重 | 484kg |
父ハクサンムーンと同じ栗毛で、サイズ感も近い。本馬のほうが仙骨の傾斜角が深く、ややトモの横幅が狭い。後肢の飛節も関節が真っすぐに伸びて、ストライドを大きく使えるタイプ。父は1200mでハナを叩く快速タイプのスプリンターであったが、本馬は父似でありつつ、距離の融通が利きそうなフォルム。スピードを活かせる状況であれば、1600mも十分対応可能。

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クビさしはやや太く、肩周りの筋肉量が多い。パワフルな面を備えつつ、トモの仙骨は傾斜した「斜尻」タイプで、飛節も角度の深い「曲飛」の構造。長躯短背で背中周りに伸縮性を秘めていることから、溜めて末脚を活かす競馬が得意。NHKマイルカップ出走時と比較して、後躯のボリューム感が増して、下腿部には血管が浮いて見える。ひと息入って短期間で馬体は成長。1週前の時点で肋骨が浮いて、シャープに引き締まっている。