【天皇賞(秋)】秋の中距離チャンプ決定戦に精鋭が集結!イチオシ&特注馬は必見
2025/10/31(金)
※イチオシ馬&特注馬は10/31(金)に更新します!
- 11/1(土)夕方発行
東京スポーツ(天皇賞・秋の予想を掲載) - 11/1(土)13:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
(東京8~10Rパドック解説) - 11/2(土)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10~12Rパドック解説)
ジャスティンパレス
牡6
[栗]杉山晴厩舎


| 父 | ディープインパクト |
|---|---|
| 母 | パレスルーマー 母父:Royal Anthem |
| 通算成績 | 21戦5勝[5-2-3-11] |
|---|---|
| 前走時馬体重 | 470kg |
ディープインパクト産駒らしい長躯短背のフォルム。筋肉の質感に柔軟性があり、後肢の飛節は関節が伸びる直飛寄りの構造。ストライドの大きな走りをする馬なので、基本的には広いコースが合う。元来コンパクトな造りの馬で、中長距離適性が高い。繋ぎに長さがあり、柔らかい走りをするため、本質的には良馬場でこそのタイプ。少しふっくらとして映るが、秋初戦とすれば悪くない仕上がり。肌ツヤは良好で体調面に不安なし。
シランケド
牝5
[栗]牧浦厩舎


| 父 | デクラレーションオブウォー |
|---|---|
| 母 | フェアブルーム 母父:ディープインパクト |
| 通算成績 | 12戦6勝[6-2-3-1] |
|---|---|
| 前走時馬体重 | 514kg |
父譲りの筋肉質なフォルム。特に肩周りの発達が目立ち、掻き込みが強いフットワーク。蹄底にも厚みがあるため、荒れた馬場や水分を含む馬場にも対応できそう。後肢の飛節は「直飛」の構造で、傾斜した「斜尻」と相まって、いい脚を長く繰り出せる構造。広い東京コースで決め手勝負になれば適性面でマッチしそう。筋肉の張り感はまだ良化の余地を残すものの、スッキリと見せて太め感なく仕上がっている。
セイウンハーデス
牡6
[栗]橋口慎厩舎


| 父 | シルバーステート |
|---|---|
| 母 | ハイノリッジ 母父:マンハッタンカフェ |
| 通算成績 | 14戦5勝[5-2-0-7] |
|---|---|
| 前走時馬体重 | 482kg |
父シルバーステート似で肉付きのいい、ボリューム感ある体型。後躯の容量は広く、下腿部の発達も感じさせ、立ち姿はパワフル。エプソムCのパフォーマンスを見ても、高速馬場への適性は高い。胴は詰まり気味で、腹袋は大きめ。四肢も長く見せており、スピードの持続力に長けたタイプ。休み明けでも肋骨がわずかに感じ取れるように、太め感はない。直近の立ち姿と比較しても毛艶の良さが目立ち、力を出せる状態に整っている。
ソールオリエンス
牡5
[美]手塚厩舎


| 父 | キタサンブラック |
|---|---|
| 母 | スキア 母父:Motivator |
| 通算成績 | 15戦3勝[3-3-1-8] |
|---|---|
| 前走時馬体重 | 468kg |
筋肉の付き方はなだらかで、柔軟な質感。飛節は緩くカーブして、仙骨の角度は傾斜した「斜尻」でバネ感十分。長躯短背のバランスから、溜めて鋭い脚を長く繰り出せる点が本馬の長所。筋肉量が多くはない体型から、時計を要する条件でこそパフォーマンスを上げやすいので、ひと雨欲しいところ。トモの張りは春のほうが良く見せていた印象も、ムダ肉の少ない体つきで、毛艶も上々。休み明けとすれば及第点以上の仕上がりといえそう。
タスティエーラ
牡5
[美]堀厩舎


| 父 | サトノクラウン |
|---|---|
| 母 | パルティトゥーラ 母父:マンハッタンカフェ |
| 通算成績 | 12戦4勝[4-3-1-4] |
|---|---|
| 前走時馬体重 | 506kg |
胴長・脚長のフォルム。瞬発力勝負よりも、長く脚を使う競馬が合っている。父サトノクラウン似で腹袋には重厚感があり、心肺機能も高く、本質的に中長距離適性が高そうなタイプ。スピード勝負が得意なタイプには映らない印象も、スローペースや雨など、時計の掛かる要素が加わった時に怖い存在。休み明けの分、馬体のコンディションにはまだ良化の余地を感じさせるものの、昨年好走した時よりも締まって見え、態勢は整ったか。
ブレイディヴェーグ
牝5
[美]宮田厩舎


| 父 | ロードカナロア |
|---|---|
| 母 | インナーアージ 母父:ディープインパクト |
| 通算成績 | 11戦4勝[4-2-0-5] |
|---|---|
| 前走時馬体重 | 476kg |
全体にシャープでしなやかなフォルム。父ロードカナロアの筋肉量を秘めつつ、骨格のバランスは母方の影響が強いイメージ。仙骨は角度の傾斜した「斜尻」の構造で優れた瞬発力を繰り出せる。決め手が活きる展開になれば。体型は中距離向きの印象で、2000mはベストの距離といえそう。年齢的に大きな変化は感じないものの、腹周りはスッキリと引き締まっていて、力を出せる状態に仕上がっている。
ホウオウビスケッツ
牡5
[美]奥村武厩舎


| 父 | マインドユアビスケッツ |
|---|---|
| 母 | ホウオウサブリナ 母父:ルーラーシップ |
| 通算成績 | 17戦4勝[4-4-3-6] |
|---|---|
| 前走時馬体重 | 508kg |
脚が短くて低重心な父マインドユアビスケッツと比較すると、本馬は前肢が長く、伴って重心もやや高め。トモは斜尻寄りの構造でありながら、ボリューム感があり良質なスピードを秘める。背中周りは窮屈に見せず、持続力を活かした先行策でこそ持ち味が活きるタイプ。毎日王冠時も引き締まっていたが、今回も後肢の下腿部には血管が浮いて、筋肉の張りは上々。高いレベルで状態は安定しており、好仕上がり。
マスカレードボール
牡3
[美]手塚厩舎


| 父 | ドゥラメンテ |
|---|---|
| 母 | マスクオフ 母父:ディープインパクト |
| 通算成績 | 6戦3勝[3-1-1-1] |
|---|---|
| 前走時馬体重 | 466kg |
背中が短く、腹周りは後躯に向かって引き締まっており、前後の連動性に優れている。父ドゥラメンテよりも母父ディープインパクトの特徴が強く発現していて、姉マスクトディーヴァとも近い。後肢の飛節は中間的な角度でストライドは伸びるため、長くいい脚を繰り出すことができる。2400m向きの印象も春よりボリュームアップしたこの体つきなら2000mの高速決着でも。毛艶に光沢があって皮膚を薄く見せており、休み明け初戦から力を発揮できる状態にありそう。
メイショウタバル
牡4
[栗]石橋厩舎


| 父 | ゴールドシップ |
|---|---|
| 母 | メイショウツバクロ 母父:フレンチデピュティ |
| 通算成績 | 11戦5勝[5-0-0-6] |
|---|---|
| 前走時馬体重 | 504kg |
ゴールドシップ産駒らしく、筋肉と関節は柔らかいタイプ。後肢の飛節はカーブした「曲飛」の構造で四肢の回転力に優れ、安定した先行力に繋がっている。前躯が発達していて力強さがあり、荒れた馬場や道悪が得意。良馬場での決め手比べは課題も、雨が降りタフな競馬になれば東京コースでも軽視不可。宝塚記念よりも丸みのあるフォルムだが、たくましくなった感があり、血管が浮き上がっていて筋肉の張りは上々。力を発揮できる仕上がり。
ロードデルレイ
牡5
[栗]中内田厩舎
| 父 | ロードカナロア |
|---|---|
| 母 | デルフィーノ 母父:ハーツクライ |
| 通算成績 | 11戦6勝[6-3-0-2] |
|---|---|
| 前走時馬体重 | 492kg |
※出走回避
骨格に対して筋肉量が多く、後躯はキングマンボ系らしい横幅の広さがあって、大腿筋膜から半腱半膜様筋の発達が目立つ。前後のまとまりが感じられる、連動性に優れたバランス。父は短距離馬でも、本馬は四肢に長さがある。宝塚記念はタフな馬場で2200m、1ハロンの距離短縮と高速決着は好材料。この馬としてはやや細身に映った前走時と比較して、ボリューム感と張りが戻ってきた。毛艶も良好で、休み明けでも仕上がり上々。
ミュージアムマイル
牡3
[栗]高柳大厩舎


| 父 | リオンディーズ |
|---|---|
| 母 | ミュージアムヒル 母父:ハーツクライ |
| 通算成績 | 8戦4勝[4-1-1-2] |
|---|---|
| 前走時馬体重 | 500kg |
骨格のバランスが整っている上に、筋肉量も豊富。長躯短背で伸縮性に優れており、後肢は緩やかにカーブしてバネ感がある。サイズ感から全体のフォルムも含めて父似。溜めて末脚を活かす競馬でこそのタイプ。中山実績が豊富な馬だが、東京コースでも問題なく力を発揮できるはず。セントライト記念前も良く見せていたが、ひと叩きされて体つきはシャープに。このレースを目標に研ぎ澄まされた仕上げを施され、万全の態勢。
クイーンズウォーク
牝4
[栗]中内田厩舎


| 父 | キズナ |
|---|---|
| 母 | ウェイヴェルアベニュー 母父:Harlington |
| 通算成績 | 10戦4勝[4-2-0-4] |
|---|---|
| 前走時馬体重 | 540kg |
大型の牝馬で骨量・筋肉量豊か、胴周りにはまとまりが感じられる。大きな体格でも速い脚、瞬発力を秘めている点が本馬の長所。パワフルな馬体でスピード能力は高く、高速馬場を希望するところ。骨格のバランスが良く、2000mまでは守備範囲。いつも良く見せるタイプではあるが、今回もムダ肉なく引き締まっていて、血管が浮いているように筋肉の張りも抜群。新潟記念を除外になったダメージはなさそう。
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父スワーヴリチャード似で背中、クビさしが長い。ストライドが大きい持続力に富んだ走りをするタイプで、広い東京コースで長くいい脚を使える長所を活かしたいところ。大型馬でもスッキリと見せ、2000mなら多少なりとも時計が掛かったほうが力を発揮できそう。宝塚記念以来のレースでも肋骨が薄っすら浮いていて、太め感なく引き締まっている。毛艶も上々で、仕上がりに不安なし。