宝籤もWIN5も買わねば当たらない。今度は自分の番だと。オークス。桜花賞からいきなり距離が延びて適性も問題になる。その桜花賞から6頭。桜花賞馬のステレンボッシュは鞍上がモレイラは不在なのか戸崎Jへと替わる。すでに先週に併せ馬で感触を確かめている。何と言っても国枝厩舎だ。信頼は厚い。

桜花賞4着のスウィープフィート。あの4着をどう判断するかで別れる。タラレバしかないが、あの直線入り口を先に入れていたらと思えるのは私だけだろうか。先にそこを伸びていったライトバック。もちろん桜花賞で最速の脚だった。スウィープフィートにはエルフィンSと二度先着は事実。

チェルヴィニアの桜花賞は直線入り口で不利もあったが既に脚色はなかった。レース間隔も開いていてまだ本来の姿ではなかったのかも。鞍上にルメールも戻り真価が問われる。クイーンズウォークの巻き返しにも期待。ミアネーロ、涙のGⅠ制覇から連続しての勝利があるかも。

【ヴィクトリアマイルの回顧】

24年5月12日(日)東京11R NHKマイルC(G1) 芝1600m)
  • テンハッピーローズ
  • (牝6、栗東・高柳大厩舎)
  • 父:エピファネイア
  • 母:フェータルローズ
  • 母父:タニノギムレット
  • 通算成績:24戦6勝


《あっ!》と思いだした!。《花の名前で行く!、テンハッピーローズ、スターニングローズ、そしてライラック》と聞いたのを月曜朝に思いだした。

いつも、常に家や車で流れているFM京都。キヨピー(谷口キヨコ氏)が金曜のチャミートレインで予想。『5月はバラ』と真っ先に《テンハッピーローズ》の名前をあげていた。デスクワーク中でもあったし、心地いいおしゃべりでそのまま耳を流れて行ったのだろう。すっかり忘れていた。

テンハッピーローズの戦績もAipadで見直したりする。安土Sで32・3の末脚を駆使しているが4着。重賞チャレンジも何度かあるが電光掲示板は2歳時に載ったきり。その馬がまるで圧倒的本命馬の様な力強い脚どりで、あと400を過ぎる。そしてどの馬よりもしっかりとした脚色で、前に出ていたフィアスプライドを抜いて栄光のゴールへ駆け抜けた。

競馬週刊誌のレース後の解説でも《そのまま押し切ってしまった》と書いてしまっている。これはちと失礼な言い方。PVで観ると、いいスタートから少し下げて真ん中より後ろめ、途中からはマスクトディーヴァのすぐ後ろぐらいをキープ。1000Mが56・8と過去10年で3番めに速いぐらいの流れ。ベストポジションでレースをしている。あと400では内の馬が追いだしているのに、まだ追っていないぐらい。

マスクトディーヴァが外から蓋をされ、もがき苦しんでいるのを尻目に前へ。そのマスクトディーヴァは外へ出れずに内へ切り替えてから良くぞあそこまで伸びての3着。ナミュールはスタートはひと息もさらに後ろのルージュリナージュが5着だから自身が伸びなさ過ぎ、海外遠征後の難しさなのか。テンハッピーローズはとても14番人気と思えない程の勝ちっぷり。ウイン5の的中者とキヨピー、凄い人が世の中には居るものだ。