皆様、こんにちは!滋賀県から近い大阪では新型コロナの歯止めがきかず、1000人を超える感染者が毎日のように報道されるようになりました。そして、とうとう緊急事態宣言の再発令を依頼したとの報道もありました。宣言を止めればお金の回りが止まり、お金の回りを気にすると感染者が増えるといった、どこまでいっても追いかけっこのような形に、ここまできたらワクチン接種までは振り切るしかないのではないかと思ってしまいます。

会社でも責任を取るのは常に上にいる人の立場。そう考えれば国会議員の方からお金を回すという手も考えなくてはいけない気がします。ワクチンに関しても「コロナには効く」のでしょうが「他の副作用」に関しては、まだまだ不透明なところが多いですから。

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さて、そんな暗いニュースばかりではありません。中山競馬場では皐月賞が行われエフフォーリアと横山武君がやってのけました。戦前から倒してきた相手や内容を考えても圧勝があるなと思っていましたが、まさにその通りの結果となりました。レースは、スタートから逃げるワールドリバイバル、タイトルホルダーの後ろに絶好のポジションを取ったエフフォーリア。「外からのマクりが無ければスペースが空くから武史君、我慢だぞ!」と思わず力がこもりながら見ていました。

するとレッドベルオーブが馬場やペースを考え動きだしました。しかし、そこまで影響のないマクリだっただけに、鞍上は非常に冷静でした。4角で前を行く馬が垂れてきた瞬間、少し早めでしたが迷わず追い出しを開始すると、みるみると突き放して圧勝しました。2着には力をつけてきているタイトルホルダーが入り、3着には馬場も向いたにせよ吉田隼人君と須貝厩舎の黄金コンビで挑んだステラヴェローチェが入り、前走全て横山の馬がしめる結果となりました。

22歳という若さですが、武史君の成長ぶりは凄まじいものがあります。何よりも彼の評価されるポイントは「周りに流されず、馬に対して自分が何をすべきかを常に行動している点」だと思います。本来22歳であれば楽しいことや競馬に関しても、流されることがあると思います。しかし、自分を持ち、馬にとって何をすべきか、逃げたら陣営に怒られる、それでも勝つには逃げるしかない、となったら思い切りよく乗ります。これが彼の強さだと思います。

思い返せば、G1初騎乗が父の騎乗停止により回ってきた日本ダービー。早すぎたとはいえ、思い切りを見せた騎乗は、今後の活躍を予感させるものでした。そこから、まるでベテランのような、中山コースの見本になるレースでG1を制した武史君はまさに才能が開花したということでしょう。ここから、そのやり方で壁にぶつかる時がくると思います。しかし、その壁すらも簡単に超えてくれるかもしれません。エフフォーリアの強さと鞍上の成長が見えた、まさに3歳クラシックの見所が全て入ったようなレースだったと思います。

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クラシックも一休みで、今週はG1がお休みの週になります。開催が中山から東京へと替わりますので、お間違えないように!阪神と新潟は継続です!そんな東京競馬場ではオークストライアルのフローラSが行われます。注目を集めるのはゴールドシップ産駒ユーバーレーベンになるでしょうね。2歳時に見せた気の悪さが少しずつですが走るほうに向いてきましたし、賞金的にも本番に向けて厳しいところがあるため、是が非でも権利を取りたいレースになります。

そこに待ったをかけたいのが良血オヌールではないでしょうか。姉デゼルでも重賞制覇した絶好調の川田君ですが、こちらも良血の才能が開花するのではと思っています。武史君騎乗のオメガロマンスも前走だけで見限るには早い気がしていますし、スノークォーツの初戦の走りを見ていると思わず期待したくなります。穴馬としてはアンフィニドールを応援したいです。初戦の走りが只者ではなく、継続して乗る川島君にここでという思いもあります。一気にレベルが上がり関東遠征などを解決しないことも少なくありませんが、オークスに向けて結果を求めるレースをしてほしいです。桜と共に多くの才能が開花してきました。今週はどんなことが開花するのか非常に楽しみです。