
元騎手という視点から最新競馬ニュースを大胆解説。愛する競馬を良くするために、時には厳しく物申させていただきます。週末重賞の見所と注目馬もピックアップ!
バモス松若
2026/6/26(金)
皆様、こんにちは!世間はワールドカップで盛り上がっています。私も同じように日本代表の試合は全試合観ています。今回観ていて佐野海舟選手が特に素晴らしく見えています。この舞台が終わればビッククラブへ移籍するのか非常に楽しみです。長友選手は身体能力的な部分は落ちていても気持ちの部分で選手を内から盛り上げてくれています。これは本当に大事なことです。次はブラジル戦。気持ちをひとつにして応援しましょう。

先週のしらさぎSを振り返りましょう。躍動したのはエルトンバローズと松若君のコンビでした。馬場もマッチし松若君が焦らずじっくり乗ったことで久しぶりの勝利を挙げました。杉山晴厩舎は本当に長く、上手く馬を仕上げてきます。長く、いい状態で走らせるのは簡単なことではありません。
競馬を線で捉えつつ、ここまでのレベルで走ってほしい、このポイントが改善点だ、ここはできていたなど細分化して、それを無理させず馬のポテンシャルを活かすという最高の仕上げをしています。令和のダービートレーナーは間違いなく世界を目指せる1人だと、このレースからも感じました。松若君も馬に対して先入観を持たず、リズムよく運んで結果を呼び込んだファインプレーでした。

今週からは小倉、福島が開幕。函館も合わせた夏競馬3場開催となります。函館では函館記念が行われます。注目はブラジルカラーのエコロディノスになります。だんだんと良くなってきていますし、まずはここをという気持ちもあるのではないでしょうか。次点にはバローズの連続勝利が期待されるデビットバローズに、天才武豊と逃げたら面白そうなケイアイセナなどもいます。台風に気をつけながら、安全に楽しみましょう!バモス!!
プロフィール

松田 幸春 - Yukiharu Matsuda
北海道生まれ(出身地は京都)。1969年騎手デビュー。通算成績は3908戦377勝で、その中にはディアマンテ(エリザベス女王杯)、リニアクイン(オークス)、ミヤマポピー(エリザベス女王杯)など伝説の名馬の勝利も含まれる。1987年にアイルランドの研修生として日本人騎手では始めて海外の騎乗を経験しており、知る人ぞ知る国際派のパイオニア。1992年2月の引退後は調教助手に転じ、解散まで伊藤修司厩舎の屋台骨を支え、その後は鮫島一歩厩舎で幾多の名馬を育て上げた。時代を渡り歩いた関西競馬界の証人であり、アドバイスを求めに来る後輩は後を絶たない。




