先週末はストーンズに騎乗し見事勝利を挙げたまなみ騎手。勝利の要因のプレイバックから、今週末の騎乗馬の展望、忘年会シーズンのお話から放馬した際の対処法、夏のトレセンの事件簿まで、今週も盛りだくさんでお届けします!

ストーンズで快勝!徹底プレイバック

——今週はまずこの話題からでしょう。先週土曜の中京7R・3歳上1勝クラスのストーンズでの勝利、おめでとうございます!

ありがとうございます!

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——先週のコラムにて「できれば逃げたほうがいいかもしれません」とおっしゃっていましたが、周りも早く7番手からのレースとなりました。これはまなみ騎手の中で想定の範囲内だったのでしょうか。

行けたら行きたかったんです(笑)。ただスタートは五分には出てくれたのですが、そこからあまりスピードに乗っていかなくて、この形の競馬になりました…。

ただメンバーを見た感じ、行く馬も多かったので、もしかしたら行けないかもしれないなとは思っていました。

——それでも向正面では周りを囲まれないポジションに収まりましたね。

そうですね、若手限定戦ということもあって、ペースもそこまでゆっくりではなかったんです。1枠1番でしたし、もうあのポジションで直線まで我慢しておこうと思いました。

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——3コーナーではインから上がっていきました。この時点でまなみ騎手の中ではその後馬群を捌けるイメージが湧いていたのでしょうか。

前を走っている馬たちの手応えも悪かったので、あれはもう開くだろうなと感じていましたね。

——ギリギリまでインで溜めると、4コーナーは綺麗に捌かれました。まなみ騎手の中ではどのあたりで勝てると感じたのでしょう。

直線前が開いて、促した時の反応がすごく良かったんです。ここである程度勝てると感じました!

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——陣営はレース前コメントで「右手前で走ることが好きな馬で、左回りはプラス」としていました。実際そういう面はあったのでしょうか?

そうですね、やはり左回りのほうがいいかなと感じましたし、レース後もスタッフの皆さんとお話した際にも「左回りのほうがやはりいいですね」という話になりました。

——2馬身差の完勝劇を見せましたが、昇級してもやれそうなタイプなのでしょうか。

自分の力は出してくれると思いますね。相手なりに頑張ってくれそうです。次は2月の東京で乗せていただく予定です。

1回東京開催は2週目と3週目の土曜にそれぞれ行かせていただくのですが、2週目はバルダンツァに、3週目にストーンズに乗せていただくことになりそうです。

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今週、ストーンズへお礼に まなみ騎手ご提供

——こちらも楽しみです。そういえばこんなメッセージが届いております。PN.ふじこさんから「ストーンズといえば同名のアイドルグループ"SixTONES"がいますが、同じ会社のアイドルグループのSnowManのファンであるまなみ騎手は、騎乗する際に馬名を意識されましたか?」というご質問をいただいております。

特に意識はしてなかったんです(笑)。ただ気づいてはいました!ストーンズで勝てて嬉しかったですね。

——"めめ担"のまなみ騎手がストーンズで勝ったことで、まな民もちょっとザワついていましたね。

本当ですか!でもそうですよね、SnowManだと思いますよね。ありがとうございます(笑)

——土曜は5R・2歳未勝利でレイワノキセキに騎乗され、10番手から追い込んで5着でした。直線ちょっと追いづらそうなシーンが見られましたね。

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直線まではすごく乗りやすかったんです。ただ最後内にササってしまって…。それでもよく頑張ってくれました。

新馬戦の時も結構物見をしていたんです。今回はそういった部分はレースで出さなかったので、少しずつ成長してくれているのではないかと思います。

——それでも5着まで差してくるあたり、力のありそうな馬ですね。

そうですね、次は阪神の最終週で乗せていただく予定なので頑張りたいです!

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——ちなみに先週は3場全て開幕週でした。阪神の芝と中京芝の状態はいかがでしたでしょう。

阪神の芝は綺麗でしたね。中京の芝は少しキックバックが飛んできます。ただ全体的には綺麗だと思います、雨も降っていませんでしたし。

——中京のダートはやけに差しが届いていましたね。

そうでしたね、古川(奈穂)さんが何度も後ろから差してきたりして。ジョッキーの間でも「なんか差し利くねぇ」という話にはなりました。

更なる勝ち星上積みへ!期待馬たちと挑む週末の中京

——今週末は土日共に中京で、土曜7鞍、日曜5鞍の計12鞍に騎乗されます。いつも通り実戦、追い切りで騎乗経験のある馬を中心に伺いますが、まずは土曜中京2R・3歳上1勝クラスのクインズシャウラ、こちらは前走3着に続き2度目のコンビ結成となります。

先週と今週追い切りに乗せていただきましたが、前回乗せていただいた時より落ち着きも出てきてくれています。

ただ競馬に行くと絶対テンションが上がってしまうので、返し馬に行く前の段階から気を付けて、うまくゲート入りまで進めたいなと思っています。

——今回は新潟から中京に変わりますが、この舞台替わりはいかがでしょう。

特に問題ないと思いますね。中京でも大丈夫だと思います。

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——この日の6R・3歳上1勝クラスではサウンドルーチェと初コンビを組まれます。CWの一週前追い切りに騎乗されていますが、6F81.6、ラスト1F12.0といいタイムが出ていますね。

結構行きっぷりも良くて、思っていた以上にしっかり動いてくれました。ダートも合っていますし、あとはしっかりこの馬の力を出せたらなと思っています。

——福島ダート1700mから距離延長、今回はキャリア初のダート1800mになります。この点はいかがでしょうか?

正直、1700mがちょうどいいタイプかなとは思います。1800mは気持ち長い気がしますが、うまく対応してくれるんじゃないかなと感じています!

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PN.水無月さんご提供

——8R・3歳上1勝クラスではモーリス産駒クロユキと3走ぶり2度目のコンビを組まれます。

前回乗せていただいた時はいい結果を残せなかったのですが、すごく一生懸命走ってくれる子ですし、リズムを壊さずに運びたいです。

——芝で新馬勝ちした際は先行策でした。近走はそこまで行けていませんが、ある程度ポジションを取れたほうがいいタイプなのでしょうか。

追ってすごく伸びるというタイプではないので、ダートの1400mで少しでも前のポジションを取れたらなと思っています。

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——続く9R・つわぶき賞では自厩舎のエスティヴァリスと3戦連続のコンビ結成です。今回は芝1400mと、200m距離を短くしてきました。

前走乗せていただいた際は、結果論にはなりますが、逃げて自分のリズム、ペースで行ければ良かったかなとは思います。

今回距離短縮にはなりますが、マルガなど他にも行く馬はいるものの、スタートは速い馬ですし、ケンカし過ぎずリズム良く運びたいです。

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——前走の白菊賞では内に張ってしまっていました。このように右に張る面のある馬は左回りだとどうなのでしょう。

たぶんエスティの場合はちょっと外に張ると思います。そのあたりも踏まえながら乗りたいですね。

——中1週と間隔が詰まる点についてはいかがですか?

馬はすごく良くなっていると聞いています。火曜に調教にも乗せていただきましたが、落ち着いてくれる部分も出てきています。

ハミもクロス鼻革を試してみたり、色々試行錯誤しながら進めているところで、今後落ち着いてくれる部分がもっと長くなってくれればなと思います。

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PN.水無月さんご提供

——この日の最終12R・3歳上1勝クラスではブルーレースとコンビを組まれます。前走は不利がありながら鋭く伸びて4着、こちらも楽しみな一戦ですね。

トレセンに帰ってきてからずっと私が調教に乗せていただいていて、追い切るごとにピリっとしてくれています。メンバーは強いですが、ゲートをもう少し出てくれればなと思います。

——前走は4ヶ月ぶりでした。ここ2週連続で追い切りに騎乗されていますが、一叩きされて感触はいかがでしょう。

調教から結構動くと聞いていたのですが、正直なところ、先週と今週の追い切りは少し終いの時計が掛かってしまっている印象ではあります。終いの反応も少し重たいところがあり、その部分がどうか…

——中京芝に舞台を移す点についてはいかがでしょう。

こちらについては問題ないと思います!いいと思います。

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——日曜に話を移して、中京1R・2歳未勝利のセレーノは前走まなみ騎手を背に10番人気ながら2着と健闘しました。

ずっと追い通しではありましたが、なんとか応えてくれました。終いキレるタイプではないので、今回もポジションを取れるなら取って運ぶ形が理想的ですね。

——更に100m距離が延びてダート1800mとなります。こちらについてはいかがですか?

難しい面はありますが、距離が延びる点についてはいいんじゃないかなと思います!

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PN.水無月さんご提供

——3R・3歳上1勝クラスのワンウェイトゥヘルは昨年8月以来の騎乗となりますね。

よく同じレースに乗せていただいているので何回も見る機会はあるのですが、抑えると少し左に張るところがある子ですね。1200mならそこまで抑えるところはないと思いますし、リズム良く走らせたいです。

——ダートで騎乗するのはこれが初めてとなります。当時からダートっぽさはあったのでしょうか。

そうですね、いずれはダートのほうがいい馬だろうなという感触はありました。

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——久々の騎乗といえば6R・3歳上1勝クラスのマーゴットレジーナもそうです。昨年10月以来の騎乗ですが、だいぶ力をつけていますね。

だいぶ力をつけてくれていますね。追い切りに乗ってもだいぶしっかりしていました。新馬前はかなりイレ込む子だったのですが、今はそんなところもなく、だいぶ落ち着きが出てきてくれています。

——前目でも後ろからでも競馬できるタイプです。乗った感触としてはどちらのほうがよりいいと感じましたか?

ちょっと折り合いに気を付けないといけない子なので、出していき過ぎずにこの馬のリズムを守って走ることができれば理想的ですね。

——今週のCWでの追い切りではまなみ騎手が騎乗され、馬なりで6F82.1、こちらの動きについてはいかがでしょう。

動きは良かったですね。向正面に入ってからハミをグっと取り出した分、終いは少し時計が掛かってしまいましたが、こういう気性なので終いもそこまで無理しなくていいよとは言っていただいていました。

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——まなみ騎手を背に勝利経験もある12R・3歳上1勝クラスのカウンティフェアは、初勝利を挙げた中京芝1600m替わりとなります。

最近勝ってから結果が振るわないですが、高野先生からは「いい状態に仕上がりました」と伺っています。勝った舞台でもありますし、勝った時のような形で運べればなと思います。

——この馬は以前綺麗な馬場のほうがいいとおっしゃっていたと思いますが、今週日曜の中京競馬場の天気予報には雨マークがついている点が気になります…

本当ですか…!まあ勝った時もだいぶ馬場を使った時のレースでしたし、頑張ります!

——来週はスリールミニョンと挑むターコイズSです。細かい部分は来週伺いますが、こちらも楽しみなところです。

そうですね、今週一週前追い切りに乗せていただきましたが、相変わらずいい動きでしたし、右に張る面も少しずつマシになっています。頑張りたいです。

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スリールミニョンのおやつタイム

永島まなみ事件簿!真夏のトレセン襲撃事件

——毎度お馴染み、ファンの方からの質問コーナーです。と言いながら先週は私の質問である外国産馬と日本産馬の違いについて伺いましたが、登場したファムエレガンテが先週土曜の阪神10R・妙見山Sを完勝してオープン入りしていましたね。

そうでしたね、岩田(望来)先輩が騎乗されて勝っていましたね!

——まなみ騎手とのコンビで未勝利、1勝クラスを勝った馬ですが、初めて騎乗された時からこの馬はオープン馬になるという感触はあったのでしょうか。

初めて乗った時からもう全然違う馬でした!もっと上でもやれると思っていたので。

——この先の重賞路線でも楽しみですね。

そうですね、楽しみです!

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PN.水無月さんご提供

——さて、今週ですが、まなみ騎手、忘年会シーズンです。ちょうどこの取材は金曜午前中にさせていただいております。昨夜は宮本厩舎の忘年会だったとか?

宮本厩舎の忘年会に呼んでいただきました!藤懸(貴志)さんが色々しゃべってくださいました(笑)。楽しかったですし、焼肉おいしかったです、幸せでした…

——まなみ騎手の場合、毎週のように各厩舎の忘年会に伺っている感じなのでしょうか。

先週は平田(修)厩舎に呼んでいただいて、今週は宮本厩舎の忘年会に呼んでいただいてという感じでしたね。

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——皆さん凄いですよね、夜中まで飲んで、翌朝早くからよく調教に行けるなと。

そうなんです、今は大体5時半出勤なのですが、皆さん凄いですよね、とても元気だなと思います(笑)。まあ昨日は20時解散だったので助かりました。

——確か自厩舎の高橋康之厩舎は忘年会というイベントがなかった記憶があります。

ないんですよね…。スタッフさんたちと集まっての会は来週やる予定です!

——そういえばまなみ騎手、今週水曜、12月10日はみんな大好き高橋康之調教師の53歳の誕生日でしたね。

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先生、お誕生日おめでとうございます!

そうなんです。でもまだプレゼントを買っていないんです…。何か渡さないととは思っているのですが、色々考えてはいるもののまだ出てこなくて。

——何にされるか楽しみにしております。ちなみにいきなりまなみクイズです。12月10日といえば、高橋康之先生だけでなく、まなみ騎手と仲良しの、とある方の誕生日です。どなたのお誕生日かお分かりでしょうか。

貫太ですね!なんかネットの記事で観ました(笑)

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お誕生日おめでとうございます!

——大正解でございます。田口貫太騎手、だいぶ髪の毛が伸びてきましたね。

そうですね、伸びてますね。最近しゃべっていないのでどこまで伸ばすかは聞いていないのですが…

——どこまで伸びるか気になります。

どこまで伸びるんですかね?(笑)。私もそこは分からないのですが、伸びても意外と違和感ないですね、今の髪型も似合っていると思います!

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クリノキングマンと担当の古谷助手と

——今後も注目です。さて、今週はこんなご質問が届いております。PN.みぃちゃんさんから「まなみんこんにちは!この前のジャパンCでアドマイヤテラの川田さんが落馬し、1頭だけで走っていました。あのようにカラ馬になっている子と一緒に走るのは怖いのでしょうか」というメッセージがありました。

怖いですね…。中には外に逃げてくれる馬もいるのですが、大体みんな馬群にくっついて走ってくるんです。カラ馬なので操縦する人もいませんし、急に前に入ってきたりするんです。

なのでカラ馬がいると、レース中に「カラ馬いますよ!」とジョッキーの間で声掛けがあります。声掛けするケースは結構あります。

逃げている人はカラ馬に気づかないケースもあるので、ゴール後馬を止める時にも「カラ馬行きますよ」と声を掛けたりします。

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——PN.みぃちゃんさんからは「田辺騎手がコラムで、騎手同士で声をかけるなどしてできる限り危険を回避するようにしています、と話していらっしゃいました。実際どんな感じで声の掛け合いがあるのですか?」というメッセージもいただいていたところでした。実際後ろからの声は聞こえるのでしょうか。

そうですね、結構大きな声で聞こえますね。聞こえたら順次、前を走るジョッキーに向かって「カラ馬行きます!」と伝えていきます。

——伝言ゲームのような。

そうですね、まさにそんな感じになります!

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——実際カラ馬が隣や、前にいるとどういう心境になるのでしょう。

頼むからまっすぐ走ってくれ…という気持ちになりますね。逃げたりしている時に、急に隣になんか来たなと思って見たみたら人が乗ってなかったりとか…

——それは怖過ぎます。

カラ馬が無事にゴールしてくれればいいのですが、操縦がないのでそのままラチに突っ込む馬もいますし、怖いですね。

——そもそも今回のようにスタート直後に誰かが落馬した時、同じレースに騎乗されているジョッキーの方は分かるものなのでしょうか?

隣とかなら分かりますが、さすがに内枠の騎手が落馬した場合に外枠だったりするとまったく気づかないですね。逃げ馬なんかに乗っていたら絶対気づかないです。

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PN.水無月さんご提供

——まなみ騎手が経験した中で、カラ馬関連で一番何か印象的な思い出はありますか。

競馬はみんな無事に走り抜いてくれているので特段そこまで怖かったレースはないのですが、トレセンの放馬なら怖かった時がありましたね。

今年の夏、トレセンでモアニの前運動に乗っていた時に、他の厩舎の馬が放馬したんです。モアニは牝馬なのですが、その放馬した馬が牡馬で、めちゃくちゃ馬っ気出されて追いかけられて…

——危機一髪。

危なかったです、乗っ掛けられるところでした。あれは怖かったですね…。厩舎の前で追いかけられて、私が「カラ馬~!」と叫んでいました(笑)

——大事件。

ちょうど厩舎地区の同じブロックの馬が洗い場で放馬したようで…。ただすぐに捕まえていただきました。

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——すぐ捕まって良かったです。レースもそうですが、トレセンでも割と頻繁にカラ馬はいるイメージです。

いますね、今週も水曜だったかサトノビダーヤの追い切りに乗っていて、Cコースで追い切った後に地下馬道に入っていったら、後ろからカラ馬が猛スピードで駆け抜けていきました!

——トレセン、凄まじい空間です。

あとは坂路で放馬が発生すると、坂路を上がったところにある逍遥馬道のランプが点灯するようになっているんです。

大体カラ馬は厩舎に帰るほうの道に入ってくるので、ランプが付くと皆さん「こっち来んなよ~!」と言っています(笑)。実際に来ると「来たぞ来たぞ!」とちょっとした騒ぎになります。

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今週、サニーサルサを可愛がるまなみ騎手

——坂路ではなくコースでカラ馬が発生した場合はどのような形で周知されるのでしょうか。

馬場はサイレンが鳴るんです。結構鳴ります。坂路ではランプがクルクル回ってます。

——中には、放馬した後に勝手に自分で厩舎に帰る馬もいると聞いたことがあります。

いますいます!放馬した馬が自分の厩舎に帰っていったぞという話は何度か聞いたことがあって、「賢いですね~」という話になりますね。

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PN.水無月さんご提供

——こうした放馬のお話などを伺っていると、つくづく、無事に一日が終わることがいかに大変かを感じるところです。

そうですね、本当に皆さん無事にと思っています!

——今週も人馬安全に競馬が終わることを祈っております。あさってには"M(まなみ)-1ぐらんぷり2025"の応募締切を迎えますが、昨年の第1回の倍以上の写真が届きました。来週以降審査していただきますが、秀作ばかりで迷われると思います。

おお、本当ですか!すごい。ありがたいです!

——来週もよろしくお願いいたします。

よろしくお願いします!


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今週、1年ぶりの再会となった自厩舎クリノキングマンと

いつも永島まなみ騎手コラム"まなみの学び"をご覧いただきありがとうございます!コラム開始2年3か月、ここまでまなみ騎手に色々な質問に答えていただきました。

"ファンの皆様と共に歩む"コラムとして、これからもファンの皆様の質問を幅広く頂戴し、ご本人に聞いていこうと思っております。

競馬に関すること、そして日常生活について、永島まなみ騎手にこれだけは聞いてみたい!ということをぜひご応募ください。頂いたご質問、メッセージは上記のようにご本人に届けさせていただきます。

すべてのご応募はメールにて受け付けております。メールの件名に「まなみ騎手へ」、本文にお名前(ペンネーム)を記載の上、以下のアドレスまでご質問をお願いいたします。皆様ぜひご投稿よろしくお願いします!
manami_nagashima@keibalab.jp