外枠有利の新潟直線1000mで最内枠から内ラチ沿いを通って勝利するなど、その大胆な騎乗に注目度が
日増しにアップしている永島まなみ騎手が、騎乗論から日常まで余すことなく語りつくします!
パインアメの思い出!みんなに愛された園田のアイドルとの秘話
2024/3/15(金)
先週は惜しくも未勝利に終わったまなみ騎手。今週は土日とも中京で計18鞍に騎乗し、あと1勝と迫る中央地方通算100勝達成を狙います。ちなみに今回の取材日はホワイトデー!休業状態だった"パティシエまなみ"の動向、そして地元・園田競馬場のアイドル誘導馬たちとの思い出話まで、今週も盛りだくさんでお届けします!
反省の多いフィリーズレビューを改めて振り返る
——先週はポエットリーとフィリーズレビューに挑まれ、直線外から脚を伸ばすも11着。内が残る展開になってしまいましたね。
そうですね、スタートポンと出てくれたのですが、外枠であまり外を回りたくないなと思っていた分、ポジションを下げてしまう形になってしまいました…。
直線を向いてもグっと反応があったのでいけるかなと思いましたが、内の馬場も綺麗だったこともあり前を捕まえきれませんでした。ポエットリーは本当に全力で頑張ってくれました。私のポジション取りが良くなかったなと反省しています。
——作戦面についてはあえて伺わなかったのですが、まなみ騎手のレース前のプランをお聞きしたいです。
1番人気のコラソンビートだったり人気馬が内のほうに固まっていて、どのようにポジションを取るのかなど色々考えながら臨んだのですが、引いた枠が外で、朝歩いた時に馬場も綺麗であまり外を回りたくなかったんです。
スタート自体は速い子だと感じているのですが、その思いが強過ぎて、3、4コーナーに入るところで下げてしまったのが反省です。
フィリーズRはエトヴプレが逃げ切り勝ち
——理想としてはもう1列前、3着だったセシリエプラージュのポジションが理想だったのでしょうか?
そうですね、もう1つか2つくらい前のポジションを取りたかったです。セシリエプラージュやその前を走るマーシーランのポジションが理想でした。
——先週、ポエットリーは直線張るところがあるとおっしゃっていました。今回に関してはいかがでしたでしょうか。
今回は今までよりはマシで、直線で一瞬右にいた岩田先輩(望来騎手、5着オメガウインク)のほうに行きかけたところがありましたが、しっかり真っすぐ走ってくれました。馬は頑張って走ってくれていますし、成長を感じました。
——「1400mは少し忙しい部分があるので、1600mでもいいかなと思います」とレース後おっしゃっていますが、1800mや2000mでも走れそうなタイプなのか伺っておきたいです。
ダイワメジャー産駒というのもありますし、2、3走前にマイルで乗せていただいているのですが、1800mも対応はできると思うものの、ベストはマイルじゃないかなと感じています。次走も楽しみです!
——日曜の阪神2R・3歳未勝利のラムテリオスはスタートで少し遅れながらも、直線大外から目の覚めるような末脚を駆使して2着、これは驚かれたファンの方も多いと思います。
ここ2走乗せていただいていて、どちらも直線私がスムーズに走らせてあげられず、末脚を引き出してあげられなかったんです。今回は初めてのダートで出遅れてしまう形でしたが、後ろからになって砂を被っても真面目な子なのでひるむことなく対応してくれましたし、直線スムーズに走れるところに出したらすごくいい脚で伸びてくれました。
競馬を走るごとに上手く立ち回ってくれるようになっているので、段々力をつけてくれてきているなと思います。
——ハービンジャー産駒ですが、現状はダートのほうが良さそうでしょうか?
そうですね、ダートのほうが合っていると思います。そこまで華奢な子ではないですし、このような力のいるダートも全然大丈夫です。
——同日の阪神5R・3歳1勝クラスのテラメリタは直線外から伸びて4着。復調のきっかけを掴んだのではないでしょうか。
前走初めて乗せていただいたのですが、終いいい脚で伸びてくれていたんです。元々ゲートをうまく出れない子だったんですが、今回はポンと出てくれましたね。
須貝先生から「前走のように控えて終いを生かす形にしてあげてほしい」と指示を受けていたこともあって控えましたが、直線で2着馬と差のない4着まで伸びてきてくれましたし、今のテラメリタはじっくり溜めて終いの脚を生かす形が合うのかもしれません。キッカケをつかめて良かったです。これから楽しみです!
——初出走馬の多かった土曜日の中京競馬でしたが、特に目立っていたのは1R・3歳未勝利のヴィーリヤでした。直線外から伸びて、6着とはいえ上がり600mはメンバー中最速。デビュー戦としては悪くなかったのではないでしょうか?
そうですね、デビュー戦でしたが本当に上手に立ち回ってくれました。厩舎スタッフの方から「直線で左にモタれると思う」と聞いていましたが、どうしても直線で見て分かるくらいモタれてしまいました…。
その分、成長してくれる余地があると思います。既走馬相手にいい脚を使って、センスのいいところを見せてくれていました。楽しみな一頭ですし、次が楽しみです。
——確かにVTRを観ると直線に入ったあたりで馬が観客席のほうを向きながら走っています。パイロ産駒らしく気性面には課題がありそうですか?
直線向いてから思い切りモタれて、「どこ向いてるんだ~!」と思いながら追いました(笑)。気性面は案外そうでもなく、オンオフがいい意味ではっきりしている子だなとパドックで跨って思いました。
装鞍所でもおとなしく、パドックで担当者さんが引っ張っている時もおとなしそうにしていたのですが、私が乗ってから少しピリピリするところがあったので、いい意味で競走馬らしい子です。
今週は18鞍に騎乗!中京で決めたい中央・地方通算100勝
——今週も実戦、調教で騎乗経験のある馬を中心にお聞きしますが、今週は土日共に中京で、土曜が7鞍、日曜は11鞍と多くのチャンスがありますね。
たくさん乗せていただいています!ありがたいです。
——まずは土曜から、中京1R・3歳未勝利でデビュー戦を迎えるアルムラジャスタンは最終追い切りに騎乗されていますが、まなみ騎手とのコンビでお馴染み、アルムエアフォルクの妹さんですね。父はオルフェーヴルに変わりましたが、似ていますか?
アルムはテンションが上がりやすい子なんですが、走りだせば真面目で乗りやすいんです。妹のこの子は生まれ持ったスピードがあり過ぎて、普段の調教でもテンからガツンと行くところがありますね…。普段走り出すまではおとなしいのですが…。
いい意味で、かなりスピードがあります。スタッフの方がゲート練習をしてくださった時もめちゃくちゃ速かったとおっしゃっていました。うまくコントロールしながら、この馬の長所であるスピードを生かしたいです。
——10R・豊橋Sの自厩舎ペイシャフラワーは前走まなみ騎手を背に鮮やかに逃げ切りました。得意の中京で昇級初戦となりますね。
ペイちゃんは逃げなくても上手に競馬で立ち回れる馬ですが、前走は周りに行く馬がおらず、じゃあ行こうと切り換えて逃げたレースでした。本当にいい形で逃げ切ってくれましたし、中京コースは合うと思うので、昇級戦でもうまくペイちゃんらしいレースができればと思います。
"ペイちゃん"ことペイシャフラワー
——12R・4歳上1勝クラスの自厩舎シュテルンロットは盛岡からの転入初戦です。何度も調教に乗られているようですね。
ずっと私が調教に乗せていただいています!ダート馬らしい硬さは少しありますが、本当に真面目でおとなしい、すごくかわいらしい子なんです。転入初戦になりますが、先に繋げられる競馬をしたいです。
——日曜に移りまして、4R・3歳未勝利のクインズプレアデスはこれがデビュー戦になりますが、何度も追い切りに乗られています。
この子もずっと調教に乗せていただいているのですが、小柄な子で、幼い女の子という感じで少しヤンチャなところもあります。追い切りを重ねて少しずつ動けるようになってきているので、既走馬相手の一戦でうまく競馬を覚えてくれればと思います。
——5R・3歳未勝利のクリノアドバンスは前走まなみ騎手を背に惜しい2着でした。ここは力が入る一戦となりそうですね。
そうですね、この子はすごく素直で乗りやすいんです。前走は前半からポジションを取る、それまでとは違う競馬となったんですが、それでも力を出してくれました。ここはしっかり勝ち切れるように頑張ります!
——実戦では初騎乗となりますが、6R・4歳上1勝クラスのローレルキャニオンは先月末に追い切りに乗られていました。
ローレルキャニオンに騎乗するまなみ騎手
最近須貝厩舎の調教を手伝わせていただいて勉強させていただいているのですが、その時に乗せていただきました。背中がすごくいい馬です。我慢していると頭の位置が高くなるところがあり、少しワンペース気味なところがあるので、前を射程圏に入れられるところで運びたいです。
——前走まなみ騎手と共に未勝利を卒業した自厩舎のモアニが挑む9R・フローラルウォーク賞も楽しみな一戦です。2週連続で追い切りに乗られていますが、よく動いていますね。
モアニの追い切りに騎乗するまなみ騎手
モアニとまなみ騎手
一週前は終い11.1とかなり切れていました。前走からかなり良くなってくれています。前走時より少し歩様に硬さがありましたが、(高橋康之)先生が角馬場でうまく整えてくださっていますし、不安なく自信を持って挑めます。モアニの末脚を生かせる競馬ができればと思います。
——当コラムでお馴染み、10R・熱田特別のビッグボーンリタはこれが9度目の騎乗となります。こちらも高橋調教師が調教に乗っているようですね。
そうです、ビッグボーンとモアニは先生の相棒なんです(笑)。ずっと1200mを走っていて今回は1400mに距離を延長しますが、1400mは問題ないと思います。
前走は私がポジションを取れなかったのが響いてしまったと感じているので、距離を延ばして、福島で勝った時のようにポジションを取っていい脚を引き出せればと思っています。
——2走ぶりの騎乗となる12R・4歳上1勝クラスのモーデンは今回再度ダート1200mに距離延長となりますが、プラスに働きそうでしょうか。
私が2走前に乗せていただいた時はテンに出てくれてポジションを取ることができたのですが、最後少し甘くなってしまいました。
それでも競馬自体は上手に立ち回ってくれましたし、前走幸(英明)さんが乗ってくださったのを同じレースに乗って見せていただいたのですが、1000mより1200mのほうがこの馬の持ち味をより生かせると思います。距離延長はプラスに働いてくれそうです。
好物はパインアメ!?園田のアイドルの意外な一面
——そういえばこの収録をやっているのは3月14日、ホワイトデーでした。バレンタインデー週のコラムで、パティシエまなみさんは「ホワイトデーで始動しようかな…」とおっしゃっていましたが、始動されたのでしょうか…?
作りました!クッキーと、カップケーキと、…あとなんかもう一個作りました!
——先週のコラムで記憶力の良さについて取り上げた直後の回とは思えない流れになりましたね…。ちなみに作ったクッキーなどは高橋厩舎のスタッフの皆さんに配られたのでしょうか?
厩舎スタッフの皆さんと、ザワ(小沢大仁騎手)と貫太(田口騎手)にあげました!
ホワイトデーのお手製クッキー
——小沢騎手と貫太騎手の感想を聞いてみたいところです。
お世辞かもしれないんですけど、美味しいと言いながら食べてくれました(笑)。
——最近パティシエ業は休業状態だったようですが、厩舎スタッフの皆さんからは「作らないの?」と言われたりはしていたのでしょうか?
言われてたんです、スタッフの方に「俺、待ってんで~(笑)」って。そうやなぁ…と思い作りました!
——ちなみに次、またパティシエまなみが作るとしたら今度は何にチャレンジするか伺いたいです。
私、シュークリームを作りたいんです。競馬学校に入る前に一度チャレンジしたんですが、うまく膨らまなくて…。しっかりシュークリームらしく膨らませたいんです。次は"~リベンジ永島、シュークリームに挑む~"で頑張りたいと思います!
——プロジェクトXみたいな回が始まりましたね。
また違うコラムが始まっちゃいますね(笑)
——ホワイトデーの話はこれくらいにして、本日のファンの方の質問コーナーに移らせていただきます。今日はまなみ騎手の地元である園田競馬場に関する話題なのですが、まなみ騎手、先月のアイスバーグの訃報は耳にされていらっしゃいますか?
そうですね、聞いていました!
——ご存知ない方にも説明しますと、まなみ騎手の地元・園田競馬場で10年以上活躍した誘導馬アイスバーグが先月21日に老衰のため亡くなられたのですが、日本最高齢の誘導馬として知られた存在でした。
誘導馬時代のアイスバーグ(中)
ペンネーム・ヨッシーさん、ペンネーム・けいのすけさんから同じ質問が届きました。「お父様の永島太郎調教師がご自身のXで"子どもたちがお小遣いで買ったニンジンをあげに行っていたことも思い出です"と記されていたのですが、当時のエピソードがあれば教えてほしいです」とのことです。
本当に小さい頃、小学6年生の時まで園田競馬場のジョッキーの社宅に住んでいて、誘導馬の厩舎は社宅から本当にすぐのところにあったんです。よくニンジンを持って会いに行っていましたね。
——凄い環境ですよね、社宅のすぐそこが厩舎というのは。
本当にそうですよね(笑)。なかなかない環境だと思います。すぐ隣にあったんです。お小遣いでニンジンを買ってましたね。園田にはアイスバーグ以前にマコーリーという誘導馬の子がいたんですが、このマコちゃんの思い出は多いです。
——ちなみに読者の方に説明しますと、マコーリーはアイスバーグが記録を塗り替えるまで最高齢誘導馬記録を持っていた園田のアイドルで、園田競馬場のマスコット"そのたん"のモデルになった馬です。マコーリーの思い出、お聞きしたいです。
マコーリー、人間が食べているパインアメが大好きだったんです…!
——パインアメというと、あのプロ野球・阪神タイガースの岡田彰布監督が試合中に好んで食べて話題になったあの…?
そうです、あのパインアメです(笑)。あの黄色のアメを食べるんです。これ、知ってる人はなかなかいないマコちゃんのレア情報です(笑)
——馬って、パインアメを食べるんですね…。
私も、え、食べていいの??と思いました(笑)。当時誘導馬に乗られていた"あゆみお姉さん"と呼んでいた方がいらっしゃって、あゆみお姉さんが「マコーリーはパインアメが大好きなんだよ」と言いながら私にパインアメを渡してくれて…。あげたら本当においしそうにバリバリ食べてくれたんです。あれはビックリしました。
馬は黒糖や角砂糖は食べるので、大丈夫だとは思うんですけど、パインアメは身近だなぁと思いましたね…。
——とんでもない話を聞きました。これはどこにも載っていない情報でしたね。ちなみに今回の取材に際して弊社のカメラマンにマコーリーの写真を探していただいたのですが、ありました…。
12年摂津盃、岩田康誠騎手とマコーリー
これ、すごくいい写真ですね(笑)
——この写真の岩田康誠騎手は12年ほど前ですが、まなみ騎手は昔から岩田さんをよく知っていらっしゃったのでしょうか?
そうですね、岩田さんは当時、社宅で同じ3階フロアの隣の隣の部屋に住んでいらっしゃったんです。大変お世話になっていました!岩田さんのご家族が3階で、その上の4階に誠ちゃん(吉村誠之助騎手)たち吉村騎手のご家族が住んでいて…。
——ということは岩田望来騎手も幼馴染だったのですね。
そうです、小さい頃から仲良くさせていただきました!今ではもう尊敬しかない先輩ですし、今はもう絶対できないんですが、小さい頃に私が岩田先輩のお菓子を奪って食べていたらしいです…(笑)
まなみ騎手にお菓子を奪われていた岩田望来騎手
——そんなことをしていたんですか…
今じゃもう怒られそうですし、逆に今は正座してお菓子を差し上げるくらい尊敬しているんですけれど、当時は奪って食べていたと母から聞きました…。そんなことをしていたんだと冷や汗をかきました…。
——…そのお菓子、パインアメじゃないですよね?
パインアメじゃないです(笑)。私も覚えてなかったんですけど、岩田先輩に謝りたいです…。
——望来騎手が覚えていないことを祈るばかりです。さて、マコーリーの誘導馬引退は2015年10月ですが、まなみ騎手が中学1年生の頃でした。幼稚園、小学校とマコーリーを見てきたと思いますが、他に思い出があれば伺いたいです。
マコちゃんって鼻周りがすごくかわいいんです。みんなかわいらしい顔をしているんですが、マコちゃんは鼻のとこが薄ピンクですごく触りたくなる顔をしていて。みんなのアイドルなのも分かります。厩舎が隣なので、夜にマコちゃんが寝ている時にも触りに行ったことがありますね。幸せな環境でした。
——誘導馬関連で質問を募集したところ、こんなご質問もありました。ペンネーム・けんちゃんさんからのご質問です。「永島騎手いつも応援してます!誘導馬について聞かせてください、誘導馬はどの競馬場にもいますが、誘導馬のいる、いないは大きいんですか?」というメッセージをいただきました。こちら、確かに気になります。
めちゃくちゃ大きいです…!アルムエアフォルクやナツイロノオトメといった私が勝たせていただいた子たちは、レース前に気が入り過ぎて我慢できない時があるんです。
跨ってから返し馬に行くまでの地下馬道があるのですが、そこで前に壁がないとドーンと走って行ってしまいそうになる時があって、その時どれだけ暴れても、乗っている先生方にしっかり教育していただいた誘導馬の子たちが馬場に入るところまで誘導してくださるんです。
——誘導馬の存在が非常に大きいことが分かるお話ですね。
新馬戦に出る子たちは初めての競馬場なのでみんな止まってしまうことがあるのですが、誘導馬の皆さんが誘導してくださいます。誘導馬の存在は本当に大きいです。
地方だと園田はいても、名古屋競馬場は誘導馬がいないんです。名古屋ではよく乗せていただいているのですが、イレ込まないよういつも以上に気を付けて返し馬に向かうようにしています。
——以前、今は浦和の誘導馬でまなみ騎手が阪神競馬場乗馬センター時代の"先生"とおっしゃっていたマイクラリネットの話になったことがありますが、誘導馬になる子はおとなしい子が多いのでしょうか?
乗馬苑時代のマイクラリネットとまなみ騎手
おとなしい子も多いですが競馬上がりの子も多いですし、現役上がってすぐのテンションの高い馬たちを乗馬センターの先生方が競馬思考から乗馬思考に頭を変えてくださるんです。阪神競馬場の場合、開催がない時にパドックでおとなしい誘導馬と一緒に落ち着きが出るよう馴致してくださっていることで、おとなしく誘導できるようになっているところがあります。
——お話を伺う限り、先生方は相当上手いのでしょうね…。
本当に上手なんです。先生方のおかげで安心して返し馬まで迎えます。競馬は何かが欠けていたら上手く回らないと思っていて、先生方を始め皆さんの支えがあってこそジョッキーはレースに臨めるのだと思っています。
——大変実になる話をありがとうございます。ファンの皆さんも多くの"学び"を得た回だったと思います。また来週もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします!
フローラルウォーク賞に挑むモアニと
いつも永島まなみ騎手コラム"まなみの学び"をご覧いただきありがとうございます!コラム開始半年、ここまでまなみ騎手に色々な質問に答えていただきました。
"ファンの皆様と共に歩む"コラムとして、これからもファンの皆様の質問を幅広く頂戴し、ご本人に聞いていこうと思っております。
競馬に関すること、そして日常生活について、永島まなみ騎手にこれだけは聞いてみたい!ということをぜひご応募ください。頂いたご質問、メッセージは上記のようにご本人に届けさせていただきます。
すべてのご応募はメールにて受け付けております。メールの件名に「まなみ騎手へ」、本文にお名前(ペンネーム)を記載の上、以下のアドレスまでご質問をお願いいたします。皆様ぜひご投稿よろしくお願いします!
manami_nagashima@keibalab.jp
プロフィール
永島 まなみ - Manami Nagashima
2002年10月27日生まれ、兵庫県出身。
父は兵庫競馬で数多くの重賞を制した永島太郎元騎手(現調教師)。父の背中を見てジョッキーを志し、幼少期から乗馬を始め、2018年に競馬学校騎手課程37期生として入学。2021年にジョッキーデビュー。
同年3月14日中京2Rでアクイールに騎乗し初勝利を挙げると、1年目はJRA7勝を挙げる。そして2年目の22年に3倍となるJRA21勝を挙げ躍進。外枠有利が定説の新潟直線1000mで、セルレアを内ラチ沿いから勝利に導くなど大胆な騎乗も多く、ファンを魅了する騎乗に注目が集まっている。趣味は映画、ドラマ鑑賞、料理。好きな言葉は「一生懸命」。常に上を目指す期待のアスリート。