外枠有利の新潟直線1000mで最内枠から内ラチ沿いを通って勝利するなど、その大胆な騎乗に注目度が
日増しにアップしている永島まなみ騎手が、騎乗論から日常まで余すことなく語りつくします!
明かされるまなみ流ストレス解消法!姉のサポートを受け勝ち星上積みへ!
2024/4/19(金)
先週日曜の福島で今年13勝目を挙げ、着実に勝ち星を積み重ねるまなみ騎手。今週は思い入れある一頭と重賞・福島牝馬Sに挑戦。週末の展望から先週の振り返り、そしてファンの方の質問コーナーでは人生相談から知られざる競馬終わりの様子まで、今週も盛りだくさんでお届けします!
今年13勝目!バビット、ワンダホーなど話題の馬のレースを振り返る
——先週の日曜、福島6R・3歳未勝利をデフィニティーボで制して今年13勝目、おめでとうございます!
ありがとうございます!
——連闘策での出走でした。前走騎乗された団野大成騎手からどんな馬か聞いていたのでしょうか。
大成さんからは聞いてはいなかったのですが、(上原佑紀)先生からは集中力が少し欠けること、全体的に少しズブいと伺っていました。連闘もあってか、気も入っていてそういう部分を見せずに集中して最後までしっかり走ってくれました。
今年13勝目となったデフィニティーボ
PN.えりさんご提供
——大外枠からのスタートでしたが、道中は外目6番手付近の追走となりました。まなみ騎手の戦前のプランに近いものだったのでしょうか?
そうですね、先生からは「前に行き過ぎると終い甘くなるところがある」と聞いていたので、スタートは良かったものの、無理せずに運ぼうと。枠が大外だった分ずっと3、4頭目を通される形でしんどいかと思いましたが、馬がよく我慢してくれました。
——まなみ騎手がレース後におっしゃっていた通り最後少し内にモタれていましたが、それでも完勝するあたり上でも楽しみですね。
しんどくなると右にモタれるところはありますが、そのような部分が成長すれば競馬ぶりも更に良くなりそうです。
——この日のメイン・福島民報杯は話題のバビットとのコンビとなりました。一旦はハナを切ったものの、そこからテーオーシリウス、ショウナンマグマに行かれての3番手と厳しい展開でしたね。
そうですね、前に行きそうな馬も何頭かいたので、先生からは「行けたら行ってもいいけど、他に行く馬がいれば、競るよりこの馬のリズムで控えていいよ」という指示はいただいていました。
テーオーシリウスも大逃げしていたこともある馬ですし、競って共倒れになるよりはと思い、先生からいただいた指示に切り換えました。ただ展開が厳しかったですね…。
初騎乗となったバビット
PN.えりさんご提供
——馬の理想としては逃げか2番手というところなのでしょうか。
理想は逃げが一番だと思いますが、2番手でも大成さんが乗った京都記念のように運べればいいと思います。
——実戦での乗り味はいかがでしたか?
本当に低い重心で、さすが重賞を勝つ馬だと思いました!
——見せ場を作った土曜の福島12R・4歳上1勝クラスのアルムエアフォルクのお話も伺います。ハイペースを追い込んで3着でした。
どうしても最近、スタートしてから前半アルムがハミを取らない形になっているんです。理想をいえばもう少しポジションを取れたほうが競馬しやすいと思うのですが、アルムもそういう形で競馬しているので、無理するよりは前半この形に慣れてもらおうかと思い後ろから運びました。
日曜、アインハーディと
PN.えりさんご提供
——ファンの方も多そうなのでお聞きしますが、日曜の福島3R・3歳未勝利で11着でしたワンダホー(馬主は人気YouTuber・Fischer'sのンダホさん)はどんな子だったかお聞きしたいです。
すごく真面目な子でしたね!ちょっとテンションが高いところはありましたが、真面目に一生懸命走ってくれました。
——距離延長してダート1700mでしたが、距離についてはいかがでしょう?
距離はこのくらいのほうがいいのかなと思います。ポジションは良かったのですが、みんな上がっていくところで置かれてしまうのがこの馬の課題ですね。しっかりいいポジションで競馬はできているので、もっと力をつけてくれれば、ですね。
——そういえば日曜競馬について、ファンの方から1つ質問がありました。ペンネーム・よしさんから週明けに頂いたメッセージです。「永島騎手、土日の競馬もお疲れさまでした!荻野極騎手の通算200勝セレモニーで永島騎手が200勝うちわを持たれてましたが、裏に100勝と書いてありました。これは普段持ち歩いて何度か使っているのでしょうか」というご質問です。
こういう"〇〇〇勝"のグッズは基本、バレットさんが作ってくださるんです!今回については極さんが200勝直前だったこともあって、バレットをやっているうちの姉が初めて作ったんです(笑)
荻野極騎手200勝セレモニー時
PN.くろくもさんご提供
——こちらのうちわ、みなみさんのお手製だったんですね!
そうなんです、この持ってるうちわはみんな姉が作ったらしいです。
——すると、まなみ騎手がJRA通算100勝した時もこのうちわが…
と、姉は言ってました(笑)。
——てっきり、夜中にまなみ騎手が調整ルームで頑張って作っているのかと思いました。
いやいや、私はこんなもの作れません(笑)。姉、器用だなと思いました。
——まなみ騎手のJRA100勝記念のセレモニーではもっとグッズが増えているかもしれませんね。
早く達成したいので頑張ります!
"ペイちゃん"と福島牝馬Sへ!今週末は福島競馬で11鞍に騎乗
——今週末は福島で土曜5鞍、日曜6鞍の計11鞍に騎乗されます。なんといってもまずは土曜福島11R・福島牝馬Sに出走する"ペイちゃん"こと自厩舎ペイシャフラワーのお話からでしょう。格上挑戦での参戦となりますね。
格上挑戦にはなりますが、相手なりに競馬してくれると思います。今3勝クラスですが、今後に繋がるような競馬ができればいいと思います。
——今週水曜にはウッドコースで追い切りにも騎乗されています。
前走の調教の時から急に左にモタれる部分が出てきて、今回追い切りで確かめさせていただいたのですが、向正面で左に張るところがありました。ハミをトライアビットに交換するので、馬具を変えた分、スムーズに脚を溜めて運べる形になればいいです。
水曜、ペイシャフラワーの追い切りに騎乗するまなみ騎手
——キャリア19戦目にして初めての1800mとなります。こちらについてはいかがでしょう。
今は折り合いも問題ないですし、前でも後ろからでも競馬できる子なので、相手関係と枠順にはよると思いますがこの馬らしい競馬ができれば距離は問題ないと思います。
——ここまで全3勝をまなみ騎手と共に挙げるなど思い入れの強い1頭だと思います。相手は強いですが"ペイちゃん"と重賞参戦、楽しみですね。
そうですね、新馬からずっと乗せていただいている馬で、自厩舎の馬でもありますし、しっかりいい結果を出せるよう最後まで頑張りたいです。
——実戦、調教で騎乗経験のある馬について伺っていくと、土曜12R・4歳上1勝クラスのミッキースピナッチは2戦連続の騎乗となります。今週の追い切りにも乗られていますね。
本当にいい動きでした。以前乗せていただいた時より体も起きて、バランスの良いフォームで走ってくれるようになっていました。ゲートの駐立も最近は安定していてスタートも上手く出られるようになっているので、今回も駐立に気をつけて乗りたいです。
——昨年秋にもこの1150mでまなみ騎手が騎乗されていますが、距離延長が鍵になりそうでしょうか。
この馬のベストは1000mだと思いますが、昨年秋に乗せていただいた時は私の出遅れもあったので…。今の精神状態ならゲートは我慢できると思いますし、前前で流れ込む形から押し切れたらと思います!
——日曜に話を移しまして、8R・4歳上1勝クラスの自厩舎シュテルンロットは3戦連続の騎乗で前進を狙いたいところですね。
シュテルンは元々歩様に硬いところがあるのですが、レースを経験しながらそういう部分も解消されてきています。追い切りの動きも良くなってきていますし、砂を被ると少し嫌がるところがあるので、スムーズに追走できればもっとやれていい子だと思います。
厩舎でくつろぐシュテルンロット
まなみ騎手ご提供
——12R・4歳上1勝クラスの自厩舎セブンスストリートは兵庫競馬からの再転入戦となります。まなみ騎手が坂路で1週前追い切りに騎乗されています。
カーっとなりやすいタイプで、普段助手の方が乗ってくださっているのですが、普通キャンターでもガツンとハミを取っていくと聞いています。
ただ実戦を見るとそこまでキレる感じはなく、終いのズブさがある子で。昔はなかったらしいですが、ハミを噛むところがレースでいいほうに出ればと思っています。
——中央でも未勝利戦で4度の2着がある良血馬(母ブロードストリートはローズS勝ち馬)だけに、このクラスでも楽しみですね。
そうですね、未勝利でも堅実に走ってくれますし、パワーのある馬です。
まなみ流ストレス解消法!解消法はヤケ食いとイチゴの独り占め…?
——先週のコラムは予定を変更した内容だったのですが、先々週はまなみ騎手に競馬学校入学式についてファンの方の質問に答えていただきました。ペンネーム・かりんさんからのメッセージです。「質問採用ありがとうございました!1つ追加で聞かせてください。なぜ一発芸披露で、数多くいる動物の中からダチョウのモノマネにしたんですか?」という質問をいただきました。
TWICEのダヒョンちゃんという子がいるのですが、その子が昔からやっているダチョウみたいな、全身を使うモノマネのようなものがあるんです(笑)
私、人前で何かするのが苦手なので何をしようか迷ったんですが、この動きなら全身を使う分顔を見られることもないので、恥ずかしがらずにできるかなと思いやらせてもらいました。全身を使って顔を上下に動かすのですが、やる前はだいぶ心の準備が要りました(笑)。
——まなみ騎手のダチョウのモノマネについては「私も見たい!」というご意見ご感想が多かったのですが、再度のモノマネは…
ダメです(笑)
日曜、8Rのシンエンと
PN.えりさんご提供
——さて、今週のファンの方の質問コーナーですが、久々に永島まなみ人生相談室となりそうです。ペンネーム・ひとみんさんから「まなみんを応援しています。私はこの春、社会人になりました。でも人見知りで、会社に馴染めません。まなみんは人見知りとかしませんか?新しい環境でストレスが溜まりませんか?」という質問をいただきました。
私も人見知りというか、そこまで自分からグイグイいけるタイプじゃないんです。小学校の時までは元気な女の子だったんですが、中学校は誰も知らないところに行ったことで、なかなか馴染めなかったんです。
私が思うのは、みんなと仲良く最初から溶け込んでいくのではなく、自分の仕事だったり、何か悩んだりしていることを相談できる人が一人いるだけで全然違うと思います。
最初からみんなに溶け込むのではなく、自分に合ったお友達と一人でも仲良くなって、そこから輪を広げていければストレスなく、楽しく生活できると思っていますし、そういうお友達が一人でも二人でもいれば違ってくるんじゃないでしょうか!
——競馬学校生の時、初めて高橋康之厩舎に行った時は緊張などされなかったのでしょうか。
すごく緊張しました…。でも本当にスタッフの皆さんがすごく優しいんです。初めて厩舎に行った時にスタッフの皆さん一人一人に自己紹介したんですが、皆さん本当に明るく迎えてくださってありがたかったです。緊張が一気にほぐれました。
——高橋康之厩舎はお話を聞いていると本当に暖かく優しい厩舎ですよね。
めっっちゃいい厩舎です!皆さん暖かく優しいです。
——ジョッキーの方はパーティーに参加されることも多いと思いますが、人見知りの方には大変なイベントになりそうですね…。
そうですね…。ただ声をかけてくださる方はすごく明るく声をかけてくださるので、私も楽しく交流させていただいています!しんみりとした静かな会だと自分から入っていくのはまだうまくできないところがありますね…。
——まなみ騎手自身は新しい環境でストレスが溜まるタイプなのでしょうか?
競馬学校に入っても、卒業してこちらに来ても全然なかったですね。元々溜め込まないタイプだと思います。
——だいぶ前の質問紹介で申し訳ありません。ペンネーム・シルヴァー君さんから近い質問をいただいております。「こんにちは。先日僕は仕事で大失敗してしまい、心身ともに傷心してしまいました。まなみ騎手はレースや普段の仕事で落ち込んだ時や、上手く行かなかった時のストレスの解消法はどうされてますか?いつも応援しています!」というメッセージです。ペンネーム・おぐりさんからも同じようなご質問をいただいております。
応援ありがとうございます!レースはほとんど自分が思ったようにいかないので、悩んだり落ち込んだりすることは多いです。そういう時は同じ高橋厩舎のなんでもしゃべれる仲のいい方に話を聞いてもらったりしますね。
元々溜めるほうではないのですが、失敗について考えると余計にどんどん落ち込んでしまうので、気分転換するようにしています。一人でカラオケに行ったり、大好きなイチゴを食べたり…。
すると切り換えられてまた頑張ろうという気持ちになるんです。深く考え過ぎると考え込んで落ちてしまうので。誰かに聞いてもらうことも大事だと思っていて、聞いてもらうことでなるほどなという新しい視点も教えてもらえることがありますし、話すだけでスッキリするところはありますよね。
——1日に何鞍も騎乗されれば、納得のレースもあれば上手く行かなかったレースも出てくると思います。帰り道、ヤケ食いしてしまったりすることはあるのでしょうか…?
レース後は結構食べますね、ヤケ食いすることもあります!お菓子をめちゃくちゃ食べたり、自分でラーメンを作って食べてから違うものを作って食べたり…。最近暴飲暴食してます(笑)
元々ガッツリ大量に食べるわけではないですが、競馬終わりはよく飲むので、その時にいっぱい食べていっぱい飲んで…
——確かに疲れた後のラーメンはおいしいですが、これは…21歳女性の過ごし方としては…
疲れた後のラーメンおいしいですよね!でも本当にそうです、もう女として見られません(笑)。すぐに家に帰って、家で一人でラーメンを作って食べながら韓国ドラマを見て…。
——逆に、うまくいったレースが多い日のまなみ騎手の帰り道が気になります。
寄り道は本当にないです(笑)。ただ自分へのご褒美ということで、家の近くでフルーツを買いますね。私、めちゃくちゃイチゴが好きで、1パック買ってそれをまるごと全部自分で食べきるのが好きです。この時間がめちゃくちゃ幸せです。
——いいですね、イチゴの独り占め…。
でもイチゴについては(田口)貫太とかにバカにされるんです(笑)。私のイチゴ好きはザワ(小沢大仁騎手)や貫太がよく知っているんですけど、イチゴのお菓子を食べていると貫太が「またイチゴ(笑)。そのうちイチゴになりますよ(笑)」とバカにしてきます…。
——微笑ましい?話をありがとうございます。ここまでのお話を聞く限り、レースの後、バレットとしてお姉さんのみなみさんがすぐ近くにいるのは精神的に大きそうですね。
めちゃくちゃ大きいです!レースが終わった後にすぐに話ができるのは姉くらいですし、姉も小さい時から私のことを見てくれているので、言い過ぎず、話も聞いてくれます。時には「それは違うんちゃう?」と怒ってくれることもあるので本当にありがたいです。
仲良し姉妹、姉のみなみさん(右)と
まなみ騎手ご提供
——付き合いの長さがなせる業ですね。
そうですね、本当に助かっています。
——レース後にみなみさんとケンカになったりはしないのでしょうか?
ケンカは…あまりないですね…。ただ姉がバレットをしてくれてるんですが、ヘルメットにつけるゴムを勝負服に合わせて選んでくれるんです。
色を選んでかわいらしくしてくれるんですが、姉に「この色とこの色、どっちがいい?」と聞かれたのに、私はそんなにこだわりがない分「なんでもいいよ」と答えたところ、姉がムスっと怒ったりしたことはあります(笑)
ずっと一緒の永島姉妹
まなみ騎手ご提供
——なんだかケンカの理由がかわいいですね。
いやいや(笑)、選ぼうとしてくれていたのにこの対応はいけなかったと思い、あとで謝りました。
——ほんわかしたお話をありがとうございます。ヘルメットにゴムなんてついているのですね。
この撮っていただいた写真が分かりやすいです。ヘルメットの後頭部のところに斜めに一本線のようなものがついていると思うんですが、これがゴムです!帽色が取れないようにということと、ゴーグルがズレないようにつけているんです。先週のバビットは6枠で緑だったので、姉が勝負服と帽の色に合わせて黒にしてくれて。
帽子に斜めに入っている黒いゴム
PN.えりさんご提供
——こちら、バレットさんが色を選んでるんですね!みなみさんセレクトだとは思いませんでした。
そうなんです、このゴムのところはバレットの皆さんがつけるんです。姉が選んでくれました。
——ためになるお話を今週もありがとうございました!そういえば先週、オリジナルバッグプレゼントでいただいた応援メッセージをまなみ騎手に送らせていただいたのですが、もう読まれたのでしょうか。
いただいたメッセージ、全部読ませていただきました!皆さんすごく明るい言葉を送ってくださり、本当にありがとうございます!私もこのコラムを楽しくやらせていただいていますし、皆さんからすごくいい言葉をいただけて嬉しいです。休日の過ごし方なども他にお話を提供できるよう頑張ります(笑)
——来週はモアニで挑まれるスイートピーS。いよいよ東京競馬場初騎乗ですね。
今週モアニの追い切りに騎乗するまなみ騎手
そうですね、今週の追い切りもすごく良かったんです。前走より硬さがなく、全体80.4の終い1Fが11.2とだいぶ切れていたのですごく楽しみです。
——いい結果が出ることを祈っております。来週もよろしくお願いいたします!
※写真が足りない可能性がある中、福島競馬の写真を送ってくださったPN.くろくも様、PN.えり様、お写真の提供ありがとうございました!
いつも永島まなみ騎手コラム"まなみの学び"をご覧いただきありがとうございます!コラム開始半年、ここまでまなみ騎手に色々な質問に答えていただきました。
"ファンの皆様と共に歩む"コラムとして、これからもファンの皆様の質問を幅広く頂戴し、ご本人に聞いていこうと思っております。
競馬に関すること、そして日常生活について、永島まなみ騎手にこれだけは聞いてみたい!ということをぜひご応募ください。頂いたご質問、メッセージは上記のようにご本人に届けさせていただきます。
すべてのご応募はメールにて受け付けております。メールの件名に「まなみ騎手へ」、本文にお名前(ペンネーム)を記載の上、以下のアドレスまでご質問をお願いいたします。皆様ぜひご投稿よろしくお願いします!
manami_nagashima@keibalab.jp
プロフィール
永島 まなみ - Manami Nagashima
2002年10月27日生まれ、兵庫県出身。
父は兵庫競馬で数多くの重賞を制した永島太郎元騎手(現調教師)。父の背中を見てジョッキーを志し、幼少期から乗馬を始め、2018年に競馬学校騎手課程37期生として入学。2021年にジョッキーデビュー。
同年3月14日中京2Rでアクイールに騎乗し初勝利を挙げると、1年目はJRA7勝を挙げる。そして2年目の22年に3倍となるJRA21勝を挙げ躍進。外枠有利が定説の新潟直線1000mで、セルレアを内ラチ沿いから勝利に導くなど大胆な騎乗も多く、ファンを魅了する騎乗に注目が集まっている。趣味は映画、ドラマ鑑賞、料理。好きな言葉は「一生懸命」。常に上を目指す期待のアスリート。