
外枠有利の新潟直線1000mで最内枠から内ラチ沿いを通って勝利するなど、その大胆な騎乗に注目度が
日増しにアップしている永島まなみ騎手が、騎乗論から日常まで余すことなく語りつくします!
光のような球と突き刺すようなスロー!始球式で炸裂した魔球・まなみボール!
2025/7/18(金)
今週人生初の始球式を迎えたまなみ騎手。夢の彼方へと消えた"まなみボール"の裏側から、先週末のプレイバック、今週末の騎乗馬の展望まで、今週も盛りだくさんでお届けします!
自厩舎の相棒とチャンス到来!馬具変更で挑む
——今週末も土日ともに小倉で騎乗され、土曜は8鞍、日曜は6鞍の計14鞍に騎乗されます。いつも通り実戦、追い切りに騎乗された馬を中心に伺いますが、土曜の5R・2歳新馬では自厩舎のエンジェルグラースに騎乗されます。ここ2週の追い切りにも騎乗されていますね。

まなみ騎手を背に追い切られるエンジェルグラース
そうですね、普段から調教に乗せていただいていて、だいぶ落ち着きも出てきていますし、少しずつ動けるようになっています。
——芝1200mという条件となります。こちらはいかがでしょう。
ゲートがそこまで速くないだけに、芝の1200mがどう出るかなというところです。少し短いかもしれません。ただダートより芝だと思いますし、五分に出てみんなと一緒にレースできたらなと思います。
——自厩舎恒例、ニックネームとどんな女の子なのか伺っておきたいです。
"エンちゃん"と呼んでいます!育成の時からなかなかうまく鞍を乗せられなかったというエピソードがあるくらい元気な女の子なのですが、日に日に大人になってくれている印象があります。

エンちゃんとまなみ騎手
馬房では馬房ではすごく人懐こいんです。なでたら喜ぶ、可愛らしい女の子です!
——続く6R・3歳未勝利ではストラーダレアーレと2戦連続のコンビ結成となりました。
1700mは気持ち長いかなというところはありますが、調教の動きはすごく良くなっていますし、ポジションは取れると思います。うまく粘り込みたいです。

——前走時にもまなみ騎手は「1400mは少し短く、1700mは少し長い」というお話をされていました。距離延長がポイントになりそうですね。
そうですね、ただ小回りなので対応してくれるのではないかと思います。枠は内過ぎないところより真ん中くらいがいいですね。※発表された枠は8枠15番
——ダートスタートに変わる点はいかがでしょうか。
ダートスタートに変わるのはいいと思います!芝スタートだとあまり行き脚がつかないところがあったので…。

——8R・3歳上1勝クラスではルージュサリナスに騎乗されます。中1週、2度目の騎乗です。
末脚が切れるというタイプではないので、2000mでもう少し前々で運びたいです。うまく前々で運んで、どれだけ粘れるかという競馬になりそうです。200m延びますが、距離は問題ないと思います。
——東京サラブレッドクラブ様の所属馬ですが、どんな性格の女の子なのかも伺いたいです。
牝馬らしい仔で結構カリカリするところがあり、ちょっとテンションは高いですね。すごく女の子らしい性格だと思います。

——この日の最終レース・3歳上1勝クラスでは自厩舎の"グッさん"こと、グランキングオーと3戦ぶりのコンビ結成となります。まなみ騎手を背に初勝利を挙げた際も今回同様小倉ダート1700mでしたね。
そうですね、53kgですし、馬場も合っていると思います。頑張りたいです!
——中間の追い切りには騎乗されていないようですが、状態面についてスタッフの皆様から何か伺っていますか?
特段テンションが上がっているとは聞かないですし、ずっと女性スタッフでもある林さんが乗ってくださっているのですが、変わりなく来てくれているのではないかなと思います。
——約2カ月ぶりの実戦になります。以前と比べて成長したところも一緒に伺っておきたいです。
普段結構イレ込んでいるイメージがある馬なのですが、そういった部分も見せず、いい意味で落ち着いているように見えます。気性面で成長しているかもしれません。

——翌日に話を移しまして、5R・2歳新馬ではキタサンブラック産駒のオオツカに騎乗されます。追い切りには何度も騎乗されていますね。
追い切りに乗せていただいていますが、まだ自分から走る感じではないところがあって、ドタドタ走るところもあるのでダートのほうが合うかもしれません。
ただ踏んでいけば自分から反応してくれていますし、うまくリズムに乗って運びたいです。
——すると気性面からは新馬向きというと…。
そこまで新馬向きではない可能性はありますね…。

——この日の8R・3歳上1勝クラスでは自厩舎のサニーサルサと7度目のコンビ結成となります。
前回も上手に競馬してくれましたし、普段調教に乗ってくださっている助手の西岡さんからも「一度使って凄く良くなっている」と伺っているだけに、頑張りたいです!
——自厩舎とのコンビが続きます。この日のメインレース・小倉記念ではカネフラと5度目のコンビ結成です。ハンデ54kgは思ったより恵まれた印象を受けます。
前回(藤岡)佑介さんが乗ってくださった時も終いはいい脚で伸びてきてくれていました。今凄く状態がいいようなので頑張ります!

——先週も少し触れましたが、一週前追い切りはまなみ騎手が騎乗され、併走相手のトーホウフランゴに少し遅れたものの時計は出ていましたね。
凄く出ていましたね。以前に比べて全体的に落ち着きが出てきて、トモにも少しずつ力がついてきてくれているんです。私が乗ると凄く立ち上がるところがあったのですが、最近は大丈夫なんです。
——だいぶ成長を感じるお話です。前走の新潟大賞典は7着、2着とは0.5秒差と着順ほど負けていません。新潟外回りから小倉に舞台を移す点についてはいかがでしょうか?
終い長くいい脚を使ってくれる子なので、小回りというところがどうかなとは思います。ただ一瞬の脚も使えますし、その一瞬の脚をどこで使うかだなと感じています。
——続く最終レース・耶馬渓特別では名付け親となったことでお馴染み、自厩舎スリールミニョンと7度目のコンビ結成となります。

ミニョンは今回からプール調教を始めて、メイケイエールが使っていた"ハッピータン"というハミを普段の調教から使っているんです。
だいぶ効果があるようで、元々普通キャンターでは乗れない子だったのですが、普通キャンターもできるようになって「全然違う」と伺っています。
——"ハッピータン"、噛むと甘いハミと聞いています。
あ、それでハッピータンって言うんですね!初めて知りました。
※ハッピータン…ステンレスよりも馬が甘く、暖かく感じるスイートアイロンという金属で作られたハミ。唾液の分泌を促し、ハミを受け入れやすくする効果がある

この中間のスリールミニョン ※まなみ騎手ご提供
——そんな中で今回は昨年7月のデビュー戦以来となる芝1200mですね。
そうですね、折り合いがよりつきやすくなっている分、1200mと距離が短くなってどうかというところはありますが、最後は毎回いい脚を使ってくれていますし、いい脚をどこで使わせてあげられるかだと思います!
ワイノナオミで追い込み見せ場!先週末のプレイバック
——そういえば先週、まなみ騎手にスリールミニョンがプールで泳ぐ姿の動画をいただきました。こちら好評でしたが、これは泳ぐのが上手い部類に入るのでしょうか。
可愛いですよね!一生懸命泳いでいて。上手に泳いでいるほうだと思います。泳ぎ終わってもケロっとしていて、心肺機能が高いんだと思います。
——たまに泳ぎが下手な馬がトレセンのプールでおぼれかけるという話を耳にすることがあります…。
ありますあります。なのでプールも馴致するんです。急に深いところには入れずに浅いところから練習していきます。

自厩舎のレイムと
——こうも暑いとミニョンと一緒にプールに入りたくなったりしませんか…?
それ言いました(笑)。ミニョンが泳いでいるのを見ながら、「私も入りたいです」と。そうしたら「水着きて入れよ」と言われました(笑)
——大変栗東という感じです。ミニョンとまなみ騎手がプールで一緒に泳いでいる姿が激写されないことを祈っております。
一緒に泳いでいる姿が見られないようにおとなしくしておきます(笑)
——先週末の話も伺っておきます。先週末は土曜小倉の10R・八女特別のワイノナオミ2着が最高着順でした。上がり600m最速、目立つ脚で追い込んできましたが…。

いつもレース前にゲート練習はしているのですが、どうしても本番になるとゲートの中でガタついてしまうんです。
前に行く馬も多くペースは流れるだろうなと思っていましたし、急かさずに運んだところ3、4コーナーからいい脚を使ってくれました!
——出遅れ癖のある馬ですが、ゲートの中でどうしても落ち着かないタイプなのでしょうか?
そうですね、ゲート練習の時はまったく何もしないんです。本番になると後ろにモタれてしまって、完全に出ない体勢になってしまうんですよね…。ナオミちゃんは本番と練習の違いが分かる、とても賢い子です。

——中1週での騎乗となりました。状態面はいかがでしたでしょう。
少し硬さが出てきているかなというところはありましたが、小倉に滞在で調整してくださっていた分、特に疲れもなくいい状態に持ってきてくださいました。
——前半流れたとはいえ目立つ脚でした。チャンスのありそうな馬ですね。
そうですね、全然このクラスでやれると思います!
——この日の2R・3歳未勝利ではララベルドゥニュイに騎乗され、果敢にハナを切るとしぶとく粘って大きな見せ場を作り5着でした。

最後までよく粘ってくれました。返し馬のテンションが高く、結構ガツンと行くところがあったんです。それなら逃げてどれだけ粘れるかという競馬のほうがいいかなと思い、ハナに行きました。
——8枠15番と枠は外でした。ダートの前走は後ろからでしたが、前走とは対照的なポジションとなりましたね。
元々松下先生からも「行けたら行ってほしい」という指示もあったんです。今までのレースを見ていてもそこまでスタートが速くないのかなという印象はありましたが、しっかりゲートも出てくれました。
追ってそんなに伸びるタイプでもなさそうだったので、それもあって逃げという形になりましたね。

——中盤に1F11.8という速いラップが入りながらもよく粘って好内容でしたね。
よく頑張ってくれたと思います!また逃げられればこのクラスは勝てると思います。
——一つ疑問がありました。8枠15番と奇数枠でしたが、ゲートはまなみ騎手が最後入れでした。大外枠の馬が最後入れのケースと、そうではないケースがあります。この違いはどういう理由なのでしょう。
基本は大外枠の馬が最後入れなんです。ただ大外の馬がゲート入りに問題がある場合、その隣の馬が最後入れになるんです。
以前、外から3頭目の枠を引いた際、外の2頭がどちらもゲート入りが悪いというケースがありました。その時は外から3頭目なのに最後入れだったことがあります。ゲート入りがいい子なら普通に大外最後入れなんですけどね。

——極端な話、16頭立ての10番に入った場合でも、外の6頭がゲート入りが悪い馬の場合は10番でも最後入れがあるという…?
ありますあります!その場合は10番でも最後入れです。
——勉強になります。もちろん馬によると思いますが、ジョッキーの立場とすると最後入れのほうがありがたいのでしょうか。
最後入れのほうがいいですね。ゲートに入ってすぐに前扉が開くので、大体みんなポンと出てくれるんです。ただ大外の場合、内枠にテンに速い馬がいると、どうしても4頭目などを回されてしまうところはあります。
よほどスタートの出が速かったりすれば話は違いますが、メリットとデメリットはありますね。
——ありがとうございます。そういえば今週は北海道にてセレクトセールが行われました。まなみ騎手も来場されていましたね。

セレクトセールにて ※まなみ騎手ご提供
福盛(訓之)オーナーさんや皆様にご挨拶させていただきました!色々な方にお会いできて良かったです。
——オーナーの皆様が落札された馬に騎乗するのが今から楽しみですね。
そうですね、乗せていただけるように頑張ります!
消える魔球!?まなみボールは夢の方向へ
——いろいろな野球の試合を観てきましたが、木曜日に行われた福岡ソフトバンクホークスVS千葉ロッテマリーンズの試合にて、初めてテレビの画面からボールが消える光景を目にしました。
私もビックリしました!投げた私が一番ビックリしました(笑)
——"まなみボール"がどんな球か気になって夜しか眠れませんでした。
すいません、でも夜は寝れますよね(笑)。始球式の前にJRAの職員さんとキャッチボールをして練習させていただいたのですが、その時はほぼストライクだったんです。
「これならなんの心配もないです!」と言われるくらい練習は順調だったのですが、本番はビックリする方向に飛んでいきました…。
直前練習で計測された150km
※みなみさん撮影、まなみ投手ご提供
——「すごく緊張してすんごい方向飛んでいってしまいました…」と初登板後にコメントをいただきました。レースより緊張しましたか?
レースより緊張しました…。姉にも言ったのですが、私、G1に乗った時より緊張しました。
——めちゃくちゃ緊張しているのは画面を通してよく分かりました…。
普段はあまり緊張しないんです。顔もこわばってましたね…。

——まなみ投手の名誉のために伺いますが、厩舎での練習ではしっかりと、力強いボールがいっていたんですよね…?
厩舎での練習中もボールはめちゃめちゃ行ってました!皆さんに「大丈夫!」と言われるくらい。上手にやれていたんですけれどね…。
——自厩舎の高橋厩舎には野球経験のある方もいらっしゃるのでしょうか。
いますね、西岡さん、原口さん、岩倉さん…。皆さん協力してくださったんです。それだけに申し訳ないです。我ながら「いけるんちゃうか?」と思っていたんです。調子に乗ったらダメですね。

"投手コーチ"の西岡助手と永島まなみ投手
——先輩ジョッキーの皆さんからも始球式のアドバイスをもらったと伺っております。
松山(弘平)さんからアドバイスをいただいたんです。「マウンドから投げるから難しくて、普通に投げると下のほうに行くよ」と教えていただいていたんです。
しっかりアドバイスを聞いていたのにボールは下へ行きました。アドバイスを生かせず申し訳ないです…。
——当日はお母さん、お姉さんのみなみさん、そして旦那様と応援団もいらしたようですね。みなみさんからはどんな激励があったのでしょうか。
姉も練習を見ていたんですが、「大丈夫やろ!」と言ってくれたんです。結果ああなってしまって、姉に笑われました。あそこまでいくとは思わなかったようで、ビックリしてました。
——印象的だったのは当日のユニフォームの背番号でした。"まなみ"から背番号"073"、ユニフォーム姿はとても似合われていたと思います。これはまなみ投手の希望もあったのでしょうか?
そうですね、希望を出せるので、まなみにちなんで"073"でお願いさせていただきました!

※まなみ投手ご提供
——ピンクのグローブも非常に似合っていました。こちらも球団側からの貸与だったのでしょうか。
これは厩舎の方から貸してもらったんです!自厩舎の方ではないのですが、仲のいいスタッフさんの方に貸していただいたんです。
——先週のコラムにて「案外飛ぶんです、18mくらい飛んでます」とおっしゃっていました。マウンドまで18.44m、実際マウンドに立ってみるとホームベースは遠く感じましたか?
遠く感じましたね…。マウンドの傾斜が坂みたいになっていて、より遠く感じました。キャッチボールとは感覚も違って難しかったです。

——打席に立たれていた西川史礁(みしょう)選手は千葉ロッテマリーンズ期待のルーキーです。ものすごい存在感だったのでは…。
それが緊張し過ぎて覚えていないんです(笑)
——覚えていないくらい緊張されていたんですね。ユニフォームは記念品としてもらえるのでしょうか?
もらえました!始球式のボールももらえましたね。あとは小倉競馬場とソフトバンクホークスさんがコラボしたタオル、非売品の"コクラッチャ"という馬のストラップをいただきました。

記念品のコクラッチャとハリーホークグッズ
※まなみ投手ご提供
——コクラッチャ、初めて聞きます。始球式後の永島ファミリーの感想も気になりました。
みんな爆笑してましたね…。あそこまで飛んでいくなんて思っていなかったようなので。私も予想外でした(笑)
——他に始球式にて印象深いエピソードなどは何かありましたか?
凄い雷が鳴っていたのが印象的でした!昨日も大雨が降ってしまって試合も途中で終わってしまったので…。始球式、できて良かったです。
——ソフトバンクホークスといえば、"永島まなみファン"を公言されている柳田悠岐選手もいらっしゃいます。ケガで離脱中なのが残念でしたね…。
そうなんです。柳田選手がいらっしゃったら、柳田選手のファンの妹は何が何でも北九州まで来ていたかもしれません(笑)

ハリーホークやハニーホークと ※まなみ投手ご提供
——「競馬なら騎乗停止レベル」ともおっしゃっていましたが、多くのまな民がその勇姿を目に焼きつけたと思います。
ありがとうございます…(笑)
——始球式後はご家族でごはんに行かれる予定だったと記憶しています。久々にご家族でじっくりごはんに行けたのはいいリフレッシュになったのでは…?
そうですね、久々にみんなと一緒に食事できて良かったです!
——最後に、始球式を終えてのコメントをいただきたいです。
すごくいい経験をさせていただいたんですが、ストライク、出したかったです…。またチャンスをいただければ、次は頑張ります!
——始球式リベンジチャンスを楽しみにしております。今週もありがとうございました、来週もよろしくお願いいたします。
ありがとうございました、よろしくお願いします!

いつも永島まなみ騎手コラム"まなみの学び"をご覧いただきありがとうございます!コラム開始1年10カ月、ここまでまなみ騎手に色々な質問に答えていただきました。
"ファンの皆様と共に歩む"コラムとして、これからもファンの皆様の質問を幅広く頂戴し、ご本人に聞いていこうと思っております。
競馬に関すること、そして日常生活について、永島まなみ騎手にこれだけは聞いてみたい!ということをぜひご応募ください。頂いたご質問、メッセージは上記のようにご本人に届けさせていただきます。
すべてのご応募はメールにて受け付けております。メールの件名に「まなみ騎手へ」、本文にお名前(ペンネーム)を記載の上、以下のアドレスまでご質問をお願いいたします。皆様ぜひご投稿よろしくお願いします!
manami_nagashima@keibalab.jp
プロフィール
永島 まなみ - Manami Nagashima
2002年10月27日生まれ、兵庫県出身。
父は兵庫競馬で数多くの重賞を制した永島太郎元騎手(現調教師)。父の背中を見てジョッキーを志し、幼少期から乗馬を始め、2018年に競馬学校騎手課程37期生として入学。2021年にジョッキーデビュー。
同年3月14日中京2Rでアクイールに騎乗し初勝利を挙げると、1年目はJRA7勝を挙げる。そして2年目の22年に3倍となるJRA21勝を挙げ躍進。外枠有利が定説の新潟直線1000mで、セルレアを内ラチ沿いから勝利に導くなど大胆な騎乗も多く、ファンを魅了する騎乗に注目が集まっている。趣味は映画、ドラマ鑑賞、料理。好きな言葉は「一生懸命」。常に上を目指す期待のアスリート。