競馬路ひと筋、“白い稲妻”タマモクロスをターフに送り込んだ名伯楽が 走る馬を作り上げた【テキの極意】を特別に伝授。週末にはその目で見極めた重賞の注目馬などもお届けします。
厩舎3頭出しの総大将
2016/11/5(土)
日曜東京11R アルゼンチン共和国杯(芝2500m)
先週の天皇賞(秋)はモーリス(◎推奨)の強さばかりが目立っとったな。2着のリアルスティールとは1馬身半差やけど着差以上の競馬や。ワシが天皇賞(秋)をタマモクロスで勝った時は、オグリキャップと一騎打ちでホンマに最後までヒヤヒヤしとったけど、モーリスは完璧な横綱相撲で関係者も安心して見られたんとちゃうかな。
今週はアルゼンチン共和国杯を取り上げるで。有力馬3頭出し。この使い方を見ても友道厩舎が勝負懸かりなのは間違いないやろ…………小原伊佐美の最終結論は11月6日のメルマガで限定配信!※メルマガ配信希望は、[マイページ]→[メルマガ設定]から受信の設定できます。
プロフィール
小原 伊佐美 - Isami Obara
宮崎県出身で、1944年2月15日生まれ。騎手として通算1814戦174勝を挙げ、1977年に騎手を引退。その後は調教助手に転身。1979年に調教師免許を取得し、翌1980年に厩舎を開業。天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋)とGI3勝のタマモクロスをはじめ、ロンシャンボーイ、ルーブルアクト、タマモイナズマ、ナナヨーヒマワリなど重賞ウイナーをターフに送り込んでいる。2014年2月に定年を迎え、惜しまれつつ調教師を引退。