TALK.3 大和屋さんがまさか?のハービンジャー産駒を出資&指名!
2019/7/27(土)
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小:2位はエボカシオン(牡、栗東・橋田厩舎、父ハーツクライ)になります。馬体で気になった馬ですけど、こちらもハーツクライ産駒で、尚且つ母系はダートっぽい血統なので、ハーツクライの走る血統としては近いのかなと。最近はハーツクライとドイツ血統も目立っていましたが、こちらはハーツとダート系統ということも推し理由です。
森:ハーツクライ産駒に短距離血統の牝馬というのは相性がいいみたいですね。
小:ウインバリアシオンなども祖母がアメリカのダートで走っていた馬だったりしましたね。オーナーがディアドラと同じ方で、ノーザンファームで橋田厩舎。同じパターンの成功例にもなってほしいです。
森:今年はハーツ推しですね。
小:ええ、この後もハーツクライですね。1位はベタベタなところに行きましたけどね。被るのかもしれないですけどね(笑)。
聡:2位指名は、さきほど森川さんからもありましたけど、カイザーライン(牡、栗東・藤原英厩舎、父エピファネイア)ですね。母のアヴェンチュラは秋華賞を勝って、最優秀3歳牝馬になった馬です。良血で期待されているところに、エピファネイアを付けているので、最も期待しているんじゃないかなと。僕の方も期待しているのですが、クラブの方でも期待している1頭だと思っています。
去年の11月から坂路調教を行っています。牡馬で510キロくらいの大型馬なんですよね。5月に入厩して、もうゲート試験の方も合格しています。6月に1回(ノーザンファーム)しがらきの方に放牧に出ていまして、そんなに遅くない辺りでデビューしてくるんじゃないかと。いい使われ方をするんじゃないかなという期待もありますし、良血なので色々な期待が入っていると思いますけど、来年のクラシックを賑わせてくれるんじゃないかと思って、期待しております。
大:こちらもG1レーシングでイグニタス(牡、栗東・池江寿厩舎、父ハービンジャー)です。馬体が素晴らしいので、多分走ってくれるんじゃないかと思って、期待しております。
森:敢えて、ここでハービンジャーを選んだ理由は?
大:これは特に選んでいないですが、お薦めもありましたからね。厩舎も一流どころですし、ペルシアンナイトの近親で同じハービンジャー産駒ですね。
森:ハービンジャー産駒というのは、意外なところで来ましたね。
大:G1レーシングに頑張ってもらいたいのと、馬体が本当に格好良かったので…(笑)。
小:今年は何頭出資されているのですか。
大:ここでは言っていない馬もいるんだけど、どうもクラブのレポートを見ると、もう一つなのが多いかなと。もう亡くなってしまった馬もいるからね。やっぱり競馬は難しいですよ。
聡:デビュー前に亡くなるというのは、ショックが大きいよね。
小:という意味では、僕の出資した馬のシャルロワはこれといった悪いコメントがなくて、という感じで来ましたけどね。
聡:あまり悪いコメントは出ないですもんね。
小:でも、他の馬は高額馬なのにケガの兆候があるみたいなものもあったのですが、全くそういうのもなくて。
聡:ネガティブコメントも見たいと言えば見たいですし、その過程で、レース前のコメントなどもそうですけど、オブラートに包まない本当にところというのを知りたいなというのはやっぱりありますよね。
森:確かにそれは言えますね。僕の第2位はヴァーダイト(牡、栗東・音無厩舎、父ディープインパクト)。ここで一旦エピファネイアから離れまして、かつて出資していたお母さんのクリソプレーズの血統です。
大:クリソプレーズでディープは…。
森:マリアライトがいましたね。実は、初仔がフォルトファーレンというディープインパクトの牡馬だったのですが、これは全く走らなかったですね。500万を勝ったくらいだったかな。それで終わってしまって、その後もクリソライトを持ったことによって、一旦クリソプレーズの血統はお休みしようとして、ずっと買っていなかったんですよね。その後、父ディープのマリアライトが勝ち、クリソベリルが勝ち、リアファルもそうですけど、いい馬がドンドン出てきて、すごく悔しい思いをしながら、ずっと見てきました。そこで、今年こそ、またちょっと戻って出資したいなと思って、出資させていただいた1頭ですね。
▲半兄のクリソベリルはジャパンダートダービーを制したばかり
この血統は音無厩舎が多いですけども、この馬も同じくです。音無調教師は66歳なので、ダービーはよく悲願のなど、定年間近など、そういったフレーズが使われていることが多く、この馬はクリソプレーズとディープの最高傑作として、来年はダービーに挑んでいただき、音無厩舎悲願のダービー制覇というシナリオを描いて、期待して指名したいと思います。さっきからずっとお話をしていますけど、いい厩舎に馬を入れているのかなという勝手な推測の元、この馬も期待している部分もあるので、狙わせてもらいます。音無厩舎悲願のダービー制覇というシナリオの元、2位指名ということにさせていただきました。
大:へぇ~1億2000万もするんだね。
森:高いんですけどね。牡馬で、ディープインパクトのこれと言った代表産駒というのは、これまでまだ大きいのが出てきていないので、晩年で一発ドカンと大きい花火が上がらないかなという期待もあります。
近年もレイデオロ、サートゥルナーリアなど指名 POG名人・森川さんの1位は?
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