初めての個人所有馬ジャスタウェイがレーティング世界No.1の評価を獲得し、種牡馬に。
人並み外れた馬運の持ち主が脚本家という本業のキャリアを活かし、馬主ライフを書き下ろします。
『デジモンアドベンチャーについて その2 とシルクロードステークス』
2020/2/5(水)
皆さんこんにちは。ライター大和屋です。とうとうやってくれました。我が愛馬アウィルアウェイがシルクロードステークス(G3)・1200m芝を快勝、初重賞制覇となりました!
レースでは軽く出負けし行き足がつかずに後方3、4番手からの競馬となりました。モズスーパーフレアが引っ張る展開、ハイペースでレースは流れて直線に向くとモズスーパーフレアが後続を引き離します。アウィルアウェイは後方で脚をため、直線に向くと外へと進路をとるとエンジン始動。鋭い伸び脚で先頭へと並びかけゴール直前で逃げるモズスーパーフレアをとらえると、後方から追い込んできたエイティーンガールらの追撃をしのいでゴール。念願の重賞初制覇となりました。
古馬になりたての牝馬が55キロのハンデを背負いながらもあれだけの末脚を繰り出すことができたことはこの先に待っている大きなレースのことを考えても自信が持てる内容だったかと思います。次の目標は3月の高松宮記念(G1)、ジャスタウエイ産駒の初G1制覇となってくれることを今から祈っております。ロードマイウェイに続いての2つ目の重賞を勝ったばかりではあるものの、それくらい期待の持てる勝ちっぷりだったかと思われます。その一方、カリボールは人気を背負いながらも惨敗です。スタートが良すぎて、折り合いを欠いてしまったとのことでした。次の巻き返しを期待したいと思います。
そして表題の『劇場版デジモンアドベンチャー、ラストエボリューション絆』についての情報について書きたいと思います。先日、完成記念試写会が行われてツイッターなどのSNSでも感想がアップされていたりしますが、概ね高評価を頂いていようです。0号の段階からかなりの高クオリティだったのですが、さらに800カットの修正を行うとのことです。完成したものがどんな凄い映像になっているのか僕も楽しみにしております。
僕自身は恐らく関係者試写をどこかの段階で見るかと思われますが、その時にはまたここで何かを書こうかと思っています。さて、ネタに困ってはいけないといろいろと仕込んではいるものの、盛沢山になりすぎて何を消化していけばいいのかわからんのですが、今回はギョウ専用ザクを作ってくれた親戚のトオルさんが再び登場します。一体なんの話かというと、今回はサプライズで、いきなり宅急便で送ってくれました。何を送ってくれたのかというと……
こいつです。
はい、デジモンの中の最強のデジモンと言っても過言ではない人気デジモン。『オメガモン』のプラモデルを作って送ってくれました。前回は酒の席での依頼でしたが、今回はトオルさんの粋なプレゼントでありました。
見ていただければわかるかと思いますが、今回も完成度高いです。継ぎ目が見えないだけでなく、ラストエボリューション使用となっております。通常のオメガモンとは異なり、体やウイングの各所にラスエボのロゴが張り付けられております。
オメガモンがいったいなんなのか知らない人も多いかと思いますが、劇場版で初登場し、その後、長らく最強の正義デジモンとして先頭に立ち闘ってきたガンダムのような存在。しかも胸アツなことにこのデジモン、主人公二人の相棒が進化し、合体することによりこの形態へと進化するのです。今回の劇場版にも勿論登場しますし、ファンならばまずはオメガとなるデジモンといっていいでしょう。せっかくなので沢山の写真とともにこのプラモデルを見せびらかしておくことにします。
『デジモンアドベンチャー、ラストエボリューション絆』。2月21日に公開です。さらにもういくつか情報を、エオスモンが入厩しました。今月末の小倉を目標に調整されるとのこと。ノーザンファームからのレポートによれば、放牧によって体力がつき、パワーアップされたとのことです。ここで、このタイミングで是非巻き返して欲しいものです。劇場公開もからんでいますので、一緒に盛り上がっていってほしいのです。ていうか本当に頼みます。次こそは先の見えるレースを!
もうひとつ、今年の2歳馬、オツウの初仔、オツウの18、父モーリスの牝馬ですが、順調に調教をこなしているだけではなく抜群の手応えで坂路をかけあがっているとのこと。名前はまだついておりませんが、今の段階からかなり非凡な才能を発揮しているのではないかと妄想し、鼻息が荒くなっております。良い名前をまずはつけてあげねばと思う今日このごろなのでした。
さて、さっきも宣伝したデジモンアドベンチャー、ラストエボリューション絆は、あと大体2週間後に公開となります。皆さまの口コミが頼りです。応援よろしくお願いいたします。
了
《外部リンク》大和屋さんが脚本を担当!
映画『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』公式サイトはコチラ
http://digimon-adventure.net/
プロフィール
大和屋 暁 - Akatsuki Yamatoya
脚本家・作詞家・ライター。若くして一口馬主に出資を始め、クラブ馬主歴2年目にハーツクライと運命的な出会いを果たすと、有馬記念、ドバイシーマクラシックを制す大活躍。しかし、ノド鳴りによるアクシデントに見まわれ、突如として引退したことに一念発起、馬主になる決心を固めた。個人馬主としては、初めてデビューを果たした所有馬ジャスタウェイが大活躍の強運ぶりを発揮。遂には、目標であったドバイ遠征を実現させ、ドバイデューティーフリー(現在のドバイターフ)を圧勝。「自らの馬でドバイを勝つという」夢を実現させたばかりでなく、そのパフォーマンスが評価され、2014年度のワールドベストレースホースランキングでは、日本馬史上初の1位を獲得している。
現在の現役所有馬はカリボール、マジカルステージ、ジャスコ、キングロコマイカイ。一口馬主や共有馬ではアウィルアウェイ、ルーツドール、イストワールファムなどに出資している。
本業ではアニメ版「銀魂」、「スーパー戦隊シリーズ」などの脚本を手がけ、2020年公開の映画「デジモンアドベンチャー」も担当。愛馬との数年間に及ぶ足跡を綿密に綴った『ジャスタウェイな本』などの執筆も手がけた。