初めての個人所有馬ジャスタウェイがレーティング世界No.1の評価を獲得し、種牡馬に。
人並み外れた馬運の持ち主が脚本家という本業のキャリアを活かし、馬主ライフを書き下ろします。
『イベントに参加してきた』
2016/12/1(木)
皆さんこんにちはライター大和屋です。今回は先日行われた競馬ラボ主催のジャパンカップのイベントについて触れたいと思います。
新宿のライブハウスで行われたこの企画、せまい箱とはいえ満席となっていたのはよかったのではないかと思われます。おそらく詳しいレポートは他のどなたかがやってくれているはずですので、僕は偏った感じで書いていこうと思います。場所は歌舞伎町のど真ん中のロフトプラスワン、過去にはここで担当番組のイベントなんぞやった記憶がありました。
中へ入っていくと驚いたことにたくさんの競馬ファンの姿がありました。小さい箱とはいいつつも100人くらいはいたかと思われます。お目当ては言うまでもなく僕ではなく、水上さんでも松浪さんでもなく、このお二方、南関東リーディングジョッキーの森泰斗騎手と本橋考太騎手です。
控室ではさすがはリーディングジョッキー、森騎手はででんと落ち着いていて、本橋ジョッキーは少し緊張している様子でした。が、舞台にあがって一番笑いをとっていったのはほかでもない本橋ジョッキーだったと軽くジェラシーな僕でした。
イベントの内容はジャパンカップの予想で、もう結果はでてしまっていますが僕の予想は外れておりました。とはいえ僕の予想、ルメール、デムーロ、ムーアのボックス買いは今週、来週以降も使える予想ですので是非参考にしてみてください。 他、ラップ予想家というかなり偏った肩書をもった方や(予想のほうはいたって本格的でした)、競馬好きのお笑いの方もいたりして、わきあいあいとした楽しいイベントとなったような気がします。僕にとっての良いイベントというのはアルコールを摂取しながらできるイベントということかもしれませんが、それを別にしてもわきあいあいでした(笑)。
とはいえ、本当に楽しかったのは打ち上げだったことは言うまでもありません。忙しいから帰るといっていた森ジョッキーや本橋ジョッキーでしたが、いかないと空気悪い?的な感じで「じゃあ一杯だけ」とかいいながら、気がつけば結構いいお時間になっておりました。 森ジョッキー、本橋ジョッキーどちらもスターであるはずなのに気さくでフレンドリーな方々でした。酒にまかせていろいろお話させていただきました。トップに立ち続ける苦労や、今の、そしてこれからの競馬など、いろいろと為になるお話でした。地方のジョッキーである限り、旅行は最長で一泊と言っていたのが印象的でした。森ジョッキー勝島王冠優勝おめでとうございます。
打ち上げ後、何やら森騎手と約束をする大和屋オーナー
とまあそんな感じで久しぶりに競馬関連の更新でした。それからイイナヅケは来週金曜に出走予定です。このレースに勝つことができれば中央に再転入できるので是非頑張ってほしいと思います。
さらにもう一つ、オツウのニュースです。先日無事入厩を果たしターコイズステークスを目標に調整されています。調教師曰く調子の良し悪しの問題ではないそうなので、勝ち負けできるかはかなり不明ですがおそらくというか、これが最後のレースになるのではと僕個人的には思っております。
オツウには無事に完走してもらい無事に繁殖生活に入って欲しいと思っております。言うまでもないことですが、今から結婚相手を妄想しております。とはいえまだ現役ですので、好走してくれても全然オッケーです。ぜひとも頑張ってほしいと思います。
先日、イイナヅケが笠松への移籍初戦をV!
気がつけばもう12月、一年を振り返るような季節になってしまいました。今年一年まったくといっていいほど勝ち運に見放されてきた僕ですが、来年はもう少し良い感じにいってほしいなと願うばかりです。
PS メタモンゲットだぜー!
了
プロフィール
大和屋 暁 - Akatsuki Yamatoya
脚本家・作詞家・ライター。若くして一口馬主に出資を始め、クラブ馬主歴2年目にハーツクライと運命的な出会いを果たすと、有馬記念、ドバイシーマクラシックを制す大活躍。しかし、ノド鳴りによるアクシデントに見まわれ、突如として引退したことに一念発起、馬主になる決心を固めた。個人馬主としては、初めてデビューを果たした所有馬ジャスタウェイが大活躍の強運ぶりを発揮。遂には、目標であったドバイ遠征を実現させ、ドバイデューティーフリー(現在のドバイターフ)を圧勝。「自らの馬でドバイを勝つという」夢を実現させたばかりでなく、そのパフォーマンスが評価され、2014年度のワールドベストレースホースランキングでは、日本馬史上初の1位を獲得している。
現在の現役所有馬はカリボール、マジカルステージ、ジャスコ、キングロコマイカイ。一口馬主や共有馬ではアウィルアウェイ、ルーツドール、イストワールファムなどに出資している。
本業ではアニメ版「銀魂」、「スーパー戦隊シリーズ」などの脚本を手がけ、2020年公開の映画「デジモンアドベンチャー」も担当。愛馬との数年間に及ぶ足跡を綿密に綴った『ジャスタウェイな本』などの執筆も手がけた。