初めての個人所有馬ジャスタウェイがレーティング世界No.1の評価を獲得し、種牡馬に。
人並み外れた馬運の持ち主が脚本家という本業のキャリアを活かし、馬主ライフを書き下ろします。
『今更ですが』
2017/1/19(木)
一月もすでに下旬となって初場所もすでに大詰めないま現在、あけましてとか言ってる自分がいかになまけているかということを自覚する今日このごろでございます。
とまあそういうわけで競馬のブログなのですが、前にも触れたかもしれませんが大和屋は現在現役の持ち馬がいない状況です。今年の2歳、カールファターレの15と来年デビューのジャス君のレイズアンドコールが牧場でスタンバっていますが、順調であるという報告はいただいていますが、まだ名前も考えていない状況、どんな名前にしたらいいのか皆目見当もついていないいま現在であったりしたりしなかったり。
森川さん所有のイイナヅケは現在地方で頑張っていますが、あと二つ勝たない限り中央への再転入というのは難しい状況です。前走の敗因は体が減りすぎたということらしいので現在馬体重を戻して万全の体制を整えようと調整中とのこと。足元に不安があるので意図的に体重を落としたら戻らなくなってしまったらしいのですが、やはり牝馬は難しいというべきでしょう。
イイナヅケに関しては森川さんと一緒に応援に行けたらいいなあとは前から思ってはいるのですが、かなうといいなあ。とまあそういうわけであまり競馬に関するネタを提供できるかどうかはわかりませんが、今年もこのコラムは気分がむいたときに更新していきたいと思います。
大晦日に出走も勝ち星を手にすることができなかったイイナヅケ
他、ふるさと納税や最近はまっていることなど、個人馬主がどんなものなのかという紹介の場、そして自分の個人的な近況を報告できる場所として、このコラムは僕にとっても必要なものだと思っておりますので、更新頻度はあまり多くはないかもしれませんがコツコツ続けていきたいと思っている所存でございます。
そんなこんなの新年一発目ですがいきなりネタがありません。次回更新は八代亜紀の絵について書きたいと思っているのですが、まだ準備が整っていないのでなんとも困った状況ではあるのですがどうしたものだろう。
仕方ないので僕の近況でも話そうかと思います。最近の僕はというと、何もしていないというのが正直なところでしょう。これから先何をしようという計画は一応あったりなかったりするのですが、まだ実行に移せていない状況です。しなくても大丈夫だということがわかっているので、尻が重いということがわかってはいるのですが、なかなかきびきび動き出すのが難しいのが現状です。
強いてあげるとすれば今更スプラトゥーンにはまりだしたことぐらいでしょうか?無心で地面をペンキで塗っているといろいろなことを忘れられてとても癒しになってくれます。あのゲームの優秀なところは単純に対人の戦闘オンラインゲームではなく地面を塗って陣地を得るという要素をとりいれたところに、素人の入り込む余地を作ったということが優秀なのだと思います。何を言ってるかわからない人はぜひ一度やってみることをお勧めします。イカ、よろしくー。
とまあそういうわけでジャス君は試練の三年目の種付けシーズンを迎えます。なんとかここを乗り越えて無事子供たちのデビュー戦までたどり着いていただきたい。
そして、初年度から結果を出して僕を安心させてくれることを祈る次第でございます。そして、カールファターレのお子さんにはなんとしても早いうちに一勝してもらって、僕を安心させてもらうのと同時に、二年近くも勝ち星から見放されている僕に待望の勝利をもたらしてくれることを祈ります。その前にイイナヅケが再転入してくれているかもしれませんけどね。
ジャスタウェイと大和屋オーナー(昨年撮影)
こんなくすぶり馬主ではありますが、こんな状況であったとしても夢も希望もありますし、今年の目標なんてものもあったりなかったり。あまり高望みはしない感じで今年もまったり過ごしていきたいと思っております。
そして嫌なことが極力すくない一年になってくれるとありがたい。更に願わくば良い年でありますようにとお願いしてみることにしよう。いいこともあれば悪いこともあるのが人生です。今年の僕の目標としては……ゆっくり慌てずにいきたいと思います。
とまあそういう感じですので、皆さま今年もよろしくお願いいたします。
了
プロフィール
大和屋 暁 - Akatsuki Yamatoya
脚本家・作詞家・ライター。若くして一口馬主に出資を始め、クラブ馬主歴2年目にハーツクライと運命的な出会いを果たすと、有馬記念、ドバイシーマクラシックを制す大活躍。しかし、ノド鳴りによるアクシデントに見まわれ、突如として引退したことに一念発起、馬主になる決心を固めた。個人馬主としては、初めてデビューを果たした所有馬ジャスタウェイが大活躍の強運ぶりを発揮。遂には、目標であったドバイ遠征を実現させ、ドバイデューティーフリー(現在のドバイターフ)を圧勝。「自らの馬でドバイを勝つという」夢を実現させたばかりでなく、そのパフォーマンスが評価され、2014年度のワールドベストレースホースランキングでは、日本馬史上初の1位を獲得している。
現在の現役所有馬はカリボール、マジカルステージ、ジャスコ、キングロコマイカイ。一口馬主や共有馬ではアウィルアウェイ、ルーツドール、イストワールファムなどに出資している。
本業ではアニメ版「銀魂」、「スーパー戦隊シリーズ」などの脚本を手がけ、2020年公開の映画「デジモンアドベンチャー」も担当。愛馬との数年間に及ぶ足跡を綿密に綴った『ジャスタウェイな本』などの執筆も手がけた。