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平林雅芳の目
2008/5/26(月)
地下馬道を引き揚げてきたマイネレーツェル、馬上の武豊Jの第一声である。
『誰や?!!!』と、珍しくいつもと違って怒気さえも含んでいる。
クールな彼には珍しい言葉だ。
検量室前にある枠場の前で待っていた、マイネレーツェルの管理調教師である五十嵐師の元に辿り着いた時は、もういつもの武豊Jであった。
『すみません』と、厩務員さんと調教師にちゃんと謝る。
多くは語らないが、不利を受けて不本意な成績に終わったのは、皆が知っている。
そして外した鞍を持って検量室へ入る。
室内では、モニターテレビが何度も何度も直線シーンを繰り返し見せている。
それを見上げる各ジョッキー、時間だけが経過していき、オークス競走の着順がなかなか確定しない。
インタビュー室の脇にあるパトロールフィルムを流すテレビのところへ急いで移動して、ゲートからゴールまでのビデオが繰り返し流されている画面を食い入るように観た。
被害馬はオディール、レジネッタ、ソーマジック、そしてマイネレーツェル。
トールポピーが、外から内へ切れ込んで進路をとったことに起因している。
私の見た目でも武豊Jは、内目をついて伸びてきた時に、前の馬達が一斉に内寄りへ、行き場をなくして内へ逃げ、また外へ立て直したアクションが2度あったように見えた。
オディールもレジネッタも大きな不利を受けながら3、5着。
これは、まとまなら全然違った結果だな、と思って検量室の方へ戻ると『着順変更なしで確定』との決定があったようだ。
釈然としないまま、馬場内でトールポピーの表彰式が行われている模様を映し出すテレビモニターを観る。
心なしか、池添Jの顔が青白く見える。
およそ勝者らしくない雰囲気だ。
パドックで一番良く見えたのが、手前味噌かも知れないがソーマジック。
レースも、その馬を視点の真ん中に入れながら、武豊Jはどこに居るかも確認していた。
ソーマジックの後ろに居るトールポピー。
ソーマジックよりも何か行きっぷりがいい。
道中、内々を廻るのが勝負の鉄則である。
そして直線入り口で、外目に進路をとったトールポピー。
前にいたエフティマイアの外へ出そうにも、ムードインディゴが頑張っている。
行き場がなくレッドアゲートの内へと切れ込む。
直線入り口までは同じような位置にいたレジネッタ、オディール、ソーマジックは、内目を進んでいた。
その後ろを勢いよくマイネレーツェルが伸び出していた。
そこへトールポピーが寄って行ってしまったというレースであった。
桜花賞の時とは、パドックから雰囲気が違っていたし、直線入り口までトールポピーと池添Jのレースぶりは完璧であった。
これからという直線でのアクシデント。
正直、もう一度競馬をやって欲しいと思うのは、私だけではないだろう。
そんな意味でも今年のオークスは忘れられないものとなるだろう。
クールな彼には珍しい言葉だ。
検量室前にある枠場の前で待っていた、マイネレーツェルの管理調教師である五十嵐師の元に辿り着いた時は、もういつもの武豊Jであった。
『すみません』と、厩務員さんと調教師にちゃんと謝る。
多くは語らないが、不利を受けて不本意な成績に終わったのは、皆が知っている。
そして外した鞍を持って検量室へ入る。
室内では、モニターテレビが何度も何度も直線シーンを繰り返し見せている。
それを見上げる各ジョッキー、時間だけが経過していき、オークス競走の着順がなかなか確定しない。
インタビュー室の脇にあるパトロールフィルムを流すテレビのところへ急いで移動して、ゲートからゴールまでのビデオが繰り返し流されている画面を食い入るように観た。
被害馬はオディール、レジネッタ、ソーマジック、そしてマイネレーツェル。
トールポピーが、外から内へ切れ込んで進路をとったことに起因している。
私の見た目でも武豊Jは、内目をついて伸びてきた時に、前の馬達が一斉に内寄りへ、行き場をなくして内へ逃げ、また外へ立て直したアクションが2度あったように見えた。
オディールもレジネッタも大きな不利を受けながら3、5着。
これは、まとまなら全然違った結果だな、と思って検量室の方へ戻ると『着順変更なしで確定』との決定があったようだ。
釈然としないまま、馬場内でトールポピーの表彰式が行われている模様を映し出すテレビモニターを観る。
心なしか、池添Jの顔が青白く見える。
およそ勝者らしくない雰囲気だ。
パドックで一番良く見えたのが、手前味噌かも知れないがソーマジック。
レースも、その馬を視点の真ん中に入れながら、武豊Jはどこに居るかも確認していた。
ソーマジックの後ろに居るトールポピー。
ソーマジックよりも何か行きっぷりがいい。
道中、内々を廻るのが勝負の鉄則である。
そして直線入り口で、外目に進路をとったトールポピー。
前にいたエフティマイアの外へ出そうにも、ムードインディゴが頑張っている。
行き場がなくレッドアゲートの内へと切れ込む。
直線入り口までは同じような位置にいたレジネッタ、オディール、ソーマジックは、内目を進んでいた。
その後ろを勢いよくマイネレーツェルが伸び出していた。
そこへトールポピーが寄って行ってしまったというレースであった。
桜花賞の時とは、パドックから雰囲気が違っていたし、直線入り口までトールポピーと池添Jのレースぶりは完璧であった。
これからという直線でのアクシデント。
正直、もう一度競馬をやって欲しいと思うのは、私だけではないだろう。
そんな意味でも今年のオークスは忘れられないものとなるだろう。
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