【高松宮記念】安田師ダッシャーゴーゴー&トウカイミステリー

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21日(水)、栗東トレセンで行われたダッシャーゴーゴー(牡5、栗東・安田厩舎)& トウカイミステリー(牝6、栗東・安田厩舎)を管理する安田隆行調教師の高松宮記念(G1)共同会見は以下の通り。

-:先生のノドの調子も大変そうなので(笑)、手短にお話をお伺いたいと思います。もう2頭出走になりますが、続いてダッシャーゴーゴーについてお話を伺います。ダッシャーゴーゴーも今日、朝イチの追い切りという形になりましたが、その手応えはどうでしょう?

安田隆行調教師:これも前回オーシャンSを使いまして、ひと叩きしたことでいいガス抜きができました。状態は凄く上向いています。

-:昨年はG1でもかなり人気を背負った馬ですが、その成長度というところでは何か感じる部分はありますか。

安:成長度とかそういうのはあまり目には見えてこないんですけど、馬自体が凄く落ち着いていて、何て言うんですかね、「いつでも力を出せる」という状態をいつも維持してますね。

-:5歳になって充実期というふうにも言えるんでしょうか。

安:まだキ甲も抜けてませんので、伸びしろはたくさんあると思っています。

-:この馬にとっての中京のコース形態との相性なんですが、どのようにお考えですか。

安:そうですねえ。ダッシャーに関してはやっぱり先行して、そこで貯金ができれば貯金して、終いを爆発させるという競馬ができればいいなと思っています。

-:最後の坂、それから道悪などコースの状態を含めていかがでしょう。

安:坂に関しては坂路も凄く走るんで全く問題にしてないんですけど、ちょっと道悪には不安があるので、道悪がどれだけ残るか心配ですね。

-:改めてダッシャーゴーゴーに対する期待をお願いします。

安:ココにきてグッと馬が良くなってきたので、カレンチャン、ロードカナロアを負かすくらいの勢いで行ってほしいと思っています。

愛くるしい表情が特徴のトウカイミステリー

-:では、お終いにもう1頭、トウカイミステリーがいます。カレンチャンと併せる形の追い切りでしたが、いかがだったでしょうか。

安:カレンチャンと一緒に追い切って、今日見た限りでは脚色は劣りましたが、この馬なりには順調にきているんですよ。成績からカレンチャンには一目置かなきゃダメですけど、この馬なりに頑張ってほしいなと思っています。

-:トウカイミステリーに関してはどのような展開を思い描いてますか?

安:昨年の北九州記念ではないですけど、超ハイペースになって終いを生かす競馬ができたら、満更でもないなと思っています。

-:そうなりますとどうでしょう、今の中京でも枠の内、外、それほど関係はないと?

安:ええ。この馬に関してはあんまり枠順には左右されないと思っています。

-:では改めて、このトウカイミステリーへの期待をお願いします。

安:もう6歳でちょっと年もとってきたんですけどね、ココで最後に一花咲かせてほしいと思っています。

-:それぞれ色々な想いが4頭に対してあると思いますが、安田調教師の高松宮記念に向けての意気込みをお願いします。

安:あくまでも欲なんですけど(笑)、4頭とも電光掲示板に載ってほしいなと思っています。