サウンドリアーナが外からキッチリと差す!!

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トピックス


土曜阪神5R
2歳新馬
芝1400m
勝ちタイム1.23.9

サウンドリアーナ(牝2、ケイムホーム・栗東、佐藤正厩舎)

サウンドリアーナが外からキッチリと差す!!

ゲートの出はそんなに速くなかった1番人気のレゼトワールだが、すぐにダッシュ利かせ先手、その2番手にも2番人気のアラムナスが上がるが流れはユッタリ。前半1000メートルを1.00.3のペースで進めた。しかし直線に入ったら伸びがない先行グループ。馬場の一番外へ出したサウンドリアーナが、先に抜けたコウエイピースの外から差し切ったもの。ゴール前は低くした馬体からのアクションはなかなかな伸び具合だった。

一番の好発は外のコウエイピース。すっと半馬身は前に出ていた。逆に人気の2頭アラムナスとレゼトワールは、出た瞬間に後ろ目の方であった。あまり行く気がなさそうなコウエイピースの出方で、すーっと先頭に出ていったレゼトワールがハナに立ったのは、1ハロンも半分ぐらい行ったあたり。内目からはドニカナルボーイトップエトワールもあまり来ない感じだけに、そのまま先手を取って行く。

2ハロンを通過するあたりでアラムナスが2番手に上がる。コウエイピースが外目の3番手で納める。その後ろにマイネルコイヌールとサウンドリアーナが続く。そして3コーナーのカーヴを廻って行く。流れはそう速くならず3ハロン36.2で通過。最後方のコスモサリーまでも10馬身あるかないかの団子状態で進む。そのままゆったりした流れで4コーナーのカーヴまで来る。

やや先頭のレゼトワールと外のアラムナスのコーナーリングがぎこちない。そして追い出す各馬。残り300、残り200を通過。今度は先頭にアラムナスが出て逃げ込みを図るが、俄然コウエイピースの伸び脚がいい。と、そこへサウンドリアーナがグイグイと伸びて来て馬体を併せにかかる。

PVで見ると、道中は馬の中にいて辛抱させていたサウンドリアーナは、4コーナーを廻ってから各馬の動いた後で外に出す。ちょうど上がって来ていたプライマリーカラーの内から出て行き、それこそあっと言う間に前の列に加わる。右ステッキが2発から3発入って伸びて行く。ゴール前は首をぐっと下げた走りっぷりでグイグイと、前を行くコウエイピースを上廻る脚色で駆け抜けたもの。3着マイネルコイヌールには2馬身半の差をつけた1,2着馬だった。

その後に外からプライマリーカラー、内目からトップエトワールが入り、先行していたレゼトワールは伸びず11着。アラムナスは8着だった。
最後の3ハロンが11.8~11.7~11.9の切れ味勝負となったものだが、その中でも一番の切れで勝ったサウンドリアーナ。
2着コウエイピースが好発からいい感じで抜け出したものだが、勝ち馬の鋭さに負けた感じであった。
それにしても逃げたレゼトワールや2番手追走のアラムナスの直線の伸びのなさであった・・・。


平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。