【小倉記念】トーセンラー「スカッと勝てるように」

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5日(日)に行われる小倉記念(G3)に出走予定のトーセンラー(牡4、栗東・藤原英厩舎)の調教後コメントは以下の通り。

-:お話を聞いていきます。よろしくお願いします。それではまず前走の七夕賞を振り返ってください。

藤原英昭調教師:そうですね、本当に惜しい競馬でしたけどね、その前、馬場が悪かったので、どれだけ回復するかっていうのが、勝ち負けの要因になるかと思うんですけど、だいぶ馬場も乾いて、すごく走りやすくなったんでね。それで能力どおり来てくれたと思います。

-:その前走後の中間の様子を教えていただけますか?

藤:さすがにこの暑さなんでね、攻めてどうこうというよりも、ある程度、前走も走ってますからね。体調を維持して、その能力をキープするというところに重点をおいてやってきたんです。なんとか、この暑さにも耐えてくれて順調には来てると思います。

-:コンスタントに使われていますが、体調は大丈夫でしょうか?

藤:そうですね、本当に去年よりだいぶ成長もしてますし、体力もついてますから、まあ、コンスタントに使えるというのは馬がしっかりとしてきたというところで、そうであれば、元気なうちにどんどん使っていこうかという感じで使っています。

-:そして今週の追い切りなんですけれども、指示や内容を教えていただけますか?

藤:CWでなくて今回、本馬場でね、前に誘導馬を置きながら、ある程度、馬もできてますから、「最後、ゴールで併入するように」という感じで指示を出したんですけどね。

-:仕上がり具合はいかがですか?

藤:うん、いいですよ。

-:先生から見て、どういったようなところが良かったんでしょうか?

藤:動きとか精神面とか、本当に安定してますからね。そして、こちらの思うとおりにつくれてるっていうのが、一番の現状では強みだと思ってます。

-:そしてレースなんですけれども、小倉は初めてになりますね。

藤:うん、そうですね。でも、まあいろんな輸送して、いろんなところで競馬してますからね、苦にはならないと思いますけど、さすがに暑さだけ、どうなるのかっていうところだけ、ちょっと不安はありますけどね。

-:小回りのコースなどはいかがですか?

藤:ちょっと湿ると走りにくそうにするんですけども、馬場が乾いていたら最後はしっかりした脚で来ますんでね、まあ、展開によって、というところもありますけれども、能力を発揮できるのではないかと思ってます。

-:どんなレースをイメージされていますか?

藤:それは言えないですね。

-:もう、でも描いてらっしゃる?

藤:枠とか決まりながらね。

-:そして今回ハンデは57キロということですけれども、いかがですか?

藤:やはり能力あるというところで認められたというところではね、それに応えて何とかとは思っているので……。まあ、苦にはしないとは思うんですけどね。前走も57キロで走ってますからね。

-:それでは最後にファンの皆さまにひと言、よろしくお願いします。

藤:前走では本当に惜しい、勝ちに等しいような競馬をしてくれたんですけども、ここでスカッと勝てるように、体調も良くて期待していますので、 応援よろしくお願いします。

-:期待しています、ありがとうございます。

藤:ありがとうございました。