【ブリーダーズGC】内田博幸騎手「人間の方が気合い入りすぎていた」

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8月16日(木)、門別競馬場で行われた交流重賞・第24回 ブリーダーズゴールドカップ(Jpn2)(3歳上、1着賞金:3,200万円、ダート右2,000m)は、内田博幸騎手騎乗の2番人気・シビルウォー(牡7、美浦・戸田厩舎)が連覇達成。
シビルウォーは初コンビとなる内田博幸騎手を背に3番手付近を追走。大方の予想に反して、テスタマッタが逃げる展開、そして、前が有利な現在の門別の馬場も考慮してか、3コーナー過ぎから徐々にスパートをかけると、直線半ばでは先頭へ。あとは昨年同様に6馬身差をつける圧勝劇をみせた。

「スタートしてスムーズに3番手に付けることができました。馬場が前残りでこれまでのレースも逃げ切りばかりだったので、直線でヨーイドンになると分が悪いと思い早めに進出したかったのですが、馬の反応が良くて3コーナー手前で外に持ち出して並びかけに行けました。
目標の馬が前にいてくれてレースはしやすかったです。人間の方が気合い入りすぎていて、ビジョンを見て後ろを引き離しているのがわかりました。関係者の皆様に支えられてこういう舞台に立てるので、これからも関係者やファンの皆様に感謝していきたいです」と内田博幸騎手。

少頭数の一戦ながら、今年のフェブラリーSを制したテスタマッタに大きく水をあけての勝利。7歳ながら、秋への期待をいだかせるパフォーマンスを披露した。

【戸田調教師のコメント】
「ブリーダーズゴールドカップ連覇できて嬉しいです。今はこの馬は本当に調子が良くて、これで弾みを付けて秋も頑張ってもらいたいです。今後は去年と同じく白山大賞典に向かうことになると思いますが、その後は斤量や馬の状態なども考慮してオーナーと相談ですね。今年のJBCは川崎ということで、まだ走ったことのない競馬場なのでどうするかはまだわかりませんが、それを目指すなら今回賞金を獲得できたのが大きいと思います。昨年のこのレース優勝をきっかけに活躍につながったので、今後も活躍してほしいです」