9月30日(日)、TCKで【相馬野馬追】復興応援イベント

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TCKは9月30日(日)、国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追(そうまのまおい)」復興応援イベントを行うことを発表した。詳細は以下の通り。

~東日本大震災復興応援イベント~
- 国指定重要無形民俗文化財 -


9月30日(日) 大井競馬場 夕刻 実演

東京シティ競馬(TCK)では9月30日(日)、福島県の相馬地方に古くから伝わる騎馬武者が、壮大な戦国絵巻を再現する、国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追(そうまのまおい)」復興応援イベントを行います。当場で実演するのは、今年で17度目になります。

相馬地方では、毎年7月に「相馬野馬追」を実施しています。昨年は、先の東日本大震災の影響により開催が危ぶまれましたが、関係者の皆様の尽力により、亡くなられた方の鎮魂と相双地域の復興を願って、「東日本大震災復興 相馬三社(さんじゃ)野馬追」と称し実施。今年は、原発事故による警戒区域が解除されたこともあり、ほぼ通常どおりに実施されました。

本年、TCKでの「相馬野馬追」は、南相馬市および原町観光協会などの多大なるご尽力により実施いたします。当日は、古代から歌い継がれてきた相馬民謡「相馬流れ山」披露のあと、兜を脱ぎ、白鉢巻を締めた若武者達が本馬場を疾走。華麗な甲冑競馬を披露します。また、昨年に引き続き、南相馬市の桜井勝延市長が来場し、相馬野馬追をご紹介します。 その他、相馬野馬追にちなんだ復興応援イベントの実施も予定しています。

「相馬野馬追」は、一千有余年前から、福島県南相馬市を中心に受け継がれてきた伝統文化行事です。ことのおこりは承平7年(西暦937年)、相馬御厨(みくりや)の官職にあった相馬氏の始祖 「平小次郎将門(たいらのこじろうまさかど)」が、野馬を捕らえ、馬を神前に奉納したことに由来するといわれています。 相馬地方では、7月28、29、30日の3日間にわたり「相馬野馬追」が行われ、数百騎の勇壮な騎馬武者が登場し、「世界一の馬の祭典」と評されています。なかでも、先祖伝来の旗差物をなびかせながら風を切って疾走する行事「甲冑競馬」は最大の見どころです。