【新潟JS】「こんなに早く重賞に手が届くとは」シゲルジュウヤクが重賞初制覇!

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12年8月18日(土)、3回新潟3日目8Rで第14回 新潟ジャンプS(GⅢ)(障3250m)が行なわれ、中村 将之騎手騎乗の3番人気・シゲルジュウヤクが優勝。勝ちタイムは3:29.1(良)。

2着には1.1/2馬身差で2番人気・グランドチャペル(牡5、栗東・千田厩舎)、3着には4番人気・カネスラファール(牡8、美浦・小野厩舎)が続いて入線した。 1番人気に支持されたデンコウオクトパスは4着に敗れた。

勝ったシゲルジュウヤクは平地時代は500勝に留まったが、3歳秋にして障害入り。入障後、11戦中10戦を中村将之騎手が手綱をとり、前走のオープンに続いての連勝で重賞初勝利となった。 馬主は森中 蕃氏、生産者は新冠の大栄牧場。馬名の意味由来は「冠名+重役」。

1着 シゲルジュウヤク(中村騎手)
「かかる面に課題がある馬なのですが、行く馬を行かせ、早めにハミを抜くことができました。道中はリズム良く運べましたね。抜け出すタイミングとしては、少し早いかと思いました。でも、他馬とは手応えが違いましたね。本格化するのは来年くらいかと想像していたのに、こんなに早く重賞に手が届くとは。期待以上に力を付けています」

2着 グランドチャペル(北沢騎手)
「内枠が当たり、そつなく乗れたと思いますが、道中は飛越の完歩が合わず、少しずつスタミナロス。最終障害でも勢いが付きませんでした。一方。勝った馬は引っ張りきり。いったん内に押し込めたのに、外からまくり返されてしまいましたよ。相手が強かったですね」

7着 リザーブカード(山本騎手)
「飛越は上手だった。前がやり合うことを想定していたので、位置取りも思ったとおりだった。ただ、勝負どころから上がっていけなかった。パトロールビデオを見ると、舌を出していたし、苦しいところがあったのかなぁ」

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シゲルジュウヤク
(牡4、栗東・西橋厩舎)
父:グラスワンダー
母:ニシノコマチ
母父:Miswaki
通算成績:21戦4勝
(うち障害:11戦3勝)

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