「本当にうまくいった」ブービー人気・アドバンスウェイが差し切り…BSN賞

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12年8月18日(土)、3回新潟3日目11RでBSN賞(ダ1200m)が行なわれ、木幡 初広騎手騎乗の7番人気・アドバンスウェイが差し切り勝ち。勝ちタイムは1:10.9(良)。

2着にはアタマ差で6番人気・マルカフリート(牡6、栗東・増本厩舎)、3着には3番人気・アースサウンド(牝5、美浦・和田道厩舎)が続いて入線した。 1番人気に支持されたデュアルスウォードは7着に敗れた。

勝ったアドバンスウェイはこれまでの好走歴は全て千四以上だったが、展開が向いたとはいえ、見事な差し切り。初めてのオープン特別勝ちとなった。 馬主は西川 隆士氏、生産者は浦河の中村 雅明氏。馬名の意味由来は「冠名(前進する)+道」。

1着 アドバンスウェイ(木幡騎手)
「道中はムキにならず、スムーズに追走。直線でもいいタイミングですっと抜け出せたよ。本当にうまくいったね」

2着 マルかフリート(国分優騎手)
「久々だったので、前半は砂を被って頭を上げていました。まだ子供っぽさが残ります。それでも、よく差を詰め、能力の高さを示していますよ。大幅なプラス体重でしたし、良くなる余地はたっぷりありますね」

3着 アースサウンド(蛯名騎手)
「気難しく、このところやめる面が目立ってきたので、絶対に行かせようと思っていた。最後は甘くなったけど、返し馬でも復調を感じさせたし、これで変わりそうな予感がする」

4着 インオラリオ(内田博騎手)
「内容は悪くない。この条件でも、1400mでもやれる」

5着 シゲルソウサイ(石橋脩騎手)
「いい馬ですよ。でも、他馬を気にして、押さないと下がりそうな手応え。外枠を引けば、もっとスムーズな競馬ができたでしょう」

6着 エベレストオー(大野騎手)
「強いメンバーが揃ったなか、よくがんばっています」

7着 デュアルスウォード(岩田騎手)
「位置取りは想定どおり。でも、パサパサのダートでは引っ掛かりが悪く、最後は走りがバラバラになってしまった」

8着 ゴーイングパワー(柴田善騎手)
「いいスピードを見せたが、どうも雰囲気が本物でない。リズム良く進めなかったよ」

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アドバンスウェイ
(牡6、美浦・武藤厩舎)
父:ネオユニヴァース
母:シアトルフェアー
母父:Capote
通算成績:31戦6勝



撮影:武田明彦

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