【新潟2歳S】エフティチャーミー「暑い時期は良さそう」

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22日、日曜新潟11レース・新潟2歳ステークス(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。


前走、ダリア賞2着のエフティチャーミー(牝2、美浦・金成厩舎)は、村田騎手を背にウッドコースで追われ、3F59.0-43.2-13.1をマークした。

【金成貴史調教師のコメント】
「前走のダリア賞は、デビューの1000メートルから一気の距離延長だったので、どうかと思っていましたけど、実際はもっと距離が延びてもやれるんじゃないかと思える内容でした。中間は暑さが厳しかったので、暑さに対して馬がどれだけ対応できるかをテーマに、全力を尽くして調整をしてきましたが、暑い時期は良さそうです。
ダリア賞を使って心肺機能もグンと上がっていますし、体も完成しているので、バテて走る気をなくさないように気をつけてきました。先週に坂路で52秒台を出して仕上がっていますから、今日(8/22)はウッドで15-15で調整しましたけど、バネのきいたフットワークで良い動きでした。
素直な馬ですけど若さもあるので、今回初騎乗になる村田騎手に細かいところを伝えました。これまでの2戦、蛯名騎手に課題をクリアしながら大事に作ってもらえたので、村田騎手がこの馬の良さを引き出してくれれば、と思います」



金成師と村田騎手


前走、2歳新馬(6/10・東京・芝1800m)1着のトーセンレディ(牝2、美浦・加藤征厩舎)は、北村宏司騎手を背にウッドコースで追われ、3F53.1-38.7-13.3をマークした。

【山田助手のコメント】
「ブリーズアップセール出身で良い調教をされていて、イレ込むところもなく頭の良い馬ですし、ゲート試験もスンナリ合格しました。デビュー戦はセンスがあるところを見せてくれましたし、ジョッキーが直線も楽だったというくらい余裕のある勝ち方で、思っていた以上に強い内容でした。
レース後は短期放牧をはさんで、7月中旬に再入厩してきました。暑い時期にも負けず、予定していたメニューをこなしてきました。2週続けて長めから行っていたので、今日は半マイルから集中させるように3頭の真ん中でやりましたけど、乗り手の指示通りに走っていました。
調教ではそれほど目立つ動きではありませんが、競馬に行くと気持ちが乗りますし、実戦向きのタイプですね。
ジョッキーも、感触は良いと言ってくれましたし、良い状態でレースに臨めると思います。外回りの1600なので、前半は慌てずに流れのなかで付いていって、直線で長く良い脚を使ってくれれば、と思います」


真ん中がトーセンレディ