【新潟2歳S】ナンヨーケンゴー「前走より更に動ける」

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22日、日曜新潟11レース・新潟2歳ステークス(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。


前走、2歳新馬(7/22・新潟・芝1800m)1着のナンヨーケンゴー(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F51.5-37.7-25.0-12.6をマークした。

【斎藤誠調教師のコメント】
「前走は、パドックでも少し太めに見えましたし、気性もおっとりしているのでどこまでやれるかと思いながら返し馬を見ていました。新馬戦ですし、ベテランの柴田善臣騎手にお任せして競馬を覚えてくれればと思っていましたが、結果も出て収穫の大きい一戦でした。馬場が硬かったのでレース後は少しソエ気味になりましたけど、許容範囲ですし、ここを目標に上手く仕上がったと思います。ソエが気になったので、先週は前脚に負担がかからないように坂路でやりましたけど、問題ありませんでしたし、今日(8/22)は反応を見るだけで良かったので、助手を乗せて坂路でやりましたが、良い動きでしたよ。前走より体も引き締まっているので、更に動けると思います。脚の使いどころが難しいですが、新潟コースなら焦らずにレースが出来るので、マイルでも対応してくれると思います」



前走、2歳新馬(7/28・新潟・ダ1200m)1着のマイネオレンジ(牝2、美浦・矢野英厩舎)は、助手を背にポリトラックコースで追われ、3F53.0-37.4-12.6をマークした。

【矢野英一調教師のコメント】
「前走後、放牧に出させてもらいました。レースを使ってよりイレ込み気味の感じですし、線が細いタイプなので、厩舎に帰ってきてからは、レースに向けてビッシリとやっていくというよりも、体調を整えるような調整をしてきました。今日(8/22)の追い切りの動きもまずまずでしたよ。どういうレースをするかはオーナーと相談してからになりますが、イレ込みやすい気性であまりゲートが速くないので、急かさずにジックリと行く感じになると思います。これでこの馬の芝適性を探ることが出来ますし、厩舎としては楽しみです。距離に関しては、マイルまではいけると思います。父ロージズインメイなので、雨が降ってくれればなお良いですね」


真ん中がマイネオレンジ


前走、2歳未勝利(6/30・福島・芝1800m)1着のユキノユウダン(牡2、美浦・根本厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、(2回)4F53.6-38.9-25.4-12.5をマークした。

【根本康広調教師のコメント】
「デビュー戦はメンバーが揃っているなか、よく頑張ってくれました。2戦目も、膝蓋が良くないのでスタートは出ませんが、ある程度走って温まってくると、走りが良くなってきます。道中はついていけないか、と思う場面もありましたが、最後はよく伸びてくれました。レース後は、ここを目標に調整してきました。先週坂路で50秒台を出しているので、今日(8/22)は馬なりで53秒ぐらいでしたが、馬の状態は悪くないですよ。小柄ですけどバランスが取れていますし、根性があります。カイ食いも良いですし、骨格がしっかりしてくれば、更に幅が出てくると思います。乗り役に関しては、昨日オーナーと相談して、江田照男騎手に依頼することにしました。レースを使いながら良くなってきているので、抽選を突破して出走させてあげたいですね」