【新潟2歳S】ザラストロが直線一気の差し切り勝ち

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12年8月26日(日)、3回新潟6日目11Rで第32回新潟2歳ステークス(GⅢ)(芝1600m)が行なわれ、松岡 正海騎手騎乗の3番人気・ザラストロが優勝。勝ちタイムは1.33.5(良)。

2着にはアタマ差で10番人気・ノウレッジ(牡2、美浦・二ノ宮厩舎)、3着には9番人気・サウンドリアーナ(牝2、栗東・佐藤正厩舎)が続いて入線。1番人気に支持されたメイショウオオゼキは4着に敗れている。

勝ったザラストロはこれがデビュー3戦目。前走の新潟芝1600mでは、他馬を大きく凌ぐ上がり3F:33.7の末脚を使って差し切勝ちを収めていた。馬主は高橋 一恵氏、生産者は新ひだかの松田牧場。馬名の意味由来は「モーツァルト作オペラ「魔笛」の登場人物名」。

1着 ザラストロ(松岡騎手)
「結果にこだわって乗って欲しいと言われていたので、結果を出せて良かったです。新馬戦を使う前の追い切りで乗せてもらって、そのときから良い馬だと思っていました。行くとかかる感じがあったので控えて行きましたが、最後もよく伸びてくれました。広いコースも合っていますね。このまま順調に成長していけば、来年の春が楽しみです」

2着 ノウレッジ(蛯名騎手)
「調教のときはかかって行きそうな雰囲気がありましたけど、レースに行ったら折り合っていました。あとは芝適性だと思っていましたが、嬉しい誤算でしたね。よく頑張ってくれました」

3着 サウンドリアーナ(和田騎手)
「体が増えていましたが、パワーがついていました。最後はもっと弾けるかと思いましたが、前半かかった分、もうひとつでしたね。これからは折り合いが課題です」

4着 メイショウオオゼキ(木幡騎手)
「2戦目で返し馬からスイッチが入る感じでしたが、競馬に行くと、前に壁を作って折り合いがつきました。新馬の勝ち時計がそれほど速くありませんし、これだけ時計が速いと厳しいですね。それでも良いものはありますし、先が楽しみです」

5着 カラフルブラッサム(内田博騎手)
「スタートはあまり出ませんでした。最後もこの馬なりに伸びていますが、もうひとつグッときませんでした」

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ザラストロ
(牡2、美浦・武藤厩舎)
父:ホワイトマズル
母:セクシーココナッツ
母父:ダンスインザダーク
通算成績:3戦2勝



撮影:武田明彦

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