注目の新馬【4回阪神】アッピアス

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注目の新馬【4回阪神】アッピアス

アッピアス
(牝2、栗東・安田厩舎)
父:チチカステナンゴ
母:コンコルディア
母父:フジキセキ

チチカステナンゴのファーストクロップ。フランス時代の種牡馬成績が評価され、社台グループが約7億円で導入した期待の血筋である。サンデーサイレンス系を中心として豪華繁殖に配合されているだけに、クラシック級の登場が予感される。

母コンコルディア(その父フジキセキ、3勝)は阪神ジュベナイルFの3着馬。コンスタントに勝ち上がる馬系である。サンデーサラブレッドクラブにて総額1200万円で募集された。

ノーザンファーム早来でも定期的に15-15を消化したうえ、5月11日、ノーザンファームしがらきへ。馬体は一段とボリュームアップした。栗東への入厩は7月20日。8月9日のゲート試験をパスする。右前脚の球節付近に軽い外傷を負うアクシデントがあったものの、調整に支障はなし。大人しい性格であっても、スピードメニューに移行後はぐんぐん頭角を現してきた。しっかりした馬格の持ち主であり、パワーも十分。先週のウッドコースでは、2秒7も追いかけた僚馬(2歳新馬のハローヘイロー)にコンマ4秒の先着を果たした。

9月9日(日)、阪神の牝馬限定・芝1400mにスタンバイ。追い切り似も跨って好感触を得ている浜中俊騎手が騎乗する。


小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
清水成駿氏の公式サイト「SUPER SELECTION」に毎週連載中の「トレセン尋ね人」や、月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判になっている。