ディープ産駒ワンダービリーヴが初陣飾る…中山新馬

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12年9月8日(土)、4回中山1日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、吉田 隼人騎手騎乗の5番人気・ワンダービリーヴが優勝。 好位追走から、直線入り口付近で馬群を縫うように進出。最後はイムディーナの追撃も振り切った。勝ちタイムは1:10.3(良)。

2着には1.1/4馬身差で3番人気・イムディーナ(牝2、美浦・手塚厩舎)、3着には4番人気・アキノハート(牝2、美浦・大和田厩舎)が続いて入線した。 1番人気に支持されたクレバージョーイはハナを切るも粘りなく6着に敗れた。

勝ったワンダービリーヴの馬主は半沢 有限会社、生産者は日高のヤナガワ牧場。馬名の意味由来は「驚き+信じる」。

1着 ワンダービリーヴ(吉田隼騎手)
「返し馬では一生懸命になりすぎていましたが、競馬の流れならばコントロールか利きました。いいスピードがあり、素質で押し切ってくれましたね。まだトモに力がなく、引っ張ると頭が上がります。力を付けてくるのはこれからです。精神的に我慢できるよう、うまく教えていれば、上でも活躍してくれるでしょう」

2着 イムディーナ(石橋脩騎手)
「返し馬はスムーズでしたが、ゲートをふわっと出てしまいました。急かさずに進め、直線もうまくさばけたのですが。勝ち馬はインをもっと上手に抜けてきましたからね。きょうはその差です。負けたとはいえ、センスがあり、いい馬ですよ」

3着 アキノハート(田辺騎手)
「調教では速いタイムは出していなくても、跨った感触から走る手応えを感じていました。スタートは出ましたが、まだコーナーで逃げたり、若さが残ります。素直な性格ですし、慣れれば変わりますよ」

5着 サクラアルカンジュ(蛯名騎手)
「まだ真剣味に欠くね。ゲートで色気を出したりして、置かれてしまった。でも、直線に向いたら突き抜けそうな手応え。集中してくれれば、すぐにチャンスがある」

6着 クレバージョーイ(武豊騎手)
「気性は素直だが、周囲を気にして、フォームがばらばらになってしまった。使っていけば」

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ワンダービリーヴ
(牝2、美浦・尾形厩舎)
父:ディープインパクト
母:シルバーバレーガール
母父:Deputy Minister


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