グランドシチーが追い比べ制してオープン特別初勝利…ラジオ日本賞

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12年9月16日(日)、4回中山4日目11Rでラジオ日本賞(ダ1800m)が行なわれ、津村 明秀騎手騎乗の2番人気・グランドシチーが優勝。勝ちタイムは1:52.4(良)。

2着にはクビ差で6番人気・パワーストラグル(牡6、美浦・加藤厩舎)、3着には3番人気・トーセンアドミラル(牡5、美浦・加藤征厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたスマートタイタンは5着に敗れた。

勝ったグランドシチーはこれでに重賞での好走暦はあったが、オープン特別は初勝利。 馬主は株式会社 友駿ホースクラブ、生産者は新ひだかの幌村牧場。馬名の意味由来は「壮大、雄大+冠名」。オーナーである友駿ホースクラブ愛馬会での募集価格は2600万円だった。

レースはトーセンアドミラルが果敢にハナを主張も、後続もピッタリとマーク。3コーナーでスマートタイタンが外からマクりをかけると、 一気にペースアップ。しかし、直線に向いて、スマートタイタンが後退、トーセンの後ろのポジションを追走していたグランドシチー、パワーストラグルが抜け出し。 最後は2頭の一騎打ちになったが、しぶとくグランドシチーが制した。


1着 グランドシチー(津村騎手)
「一番良いポジションを取れましたし、思い通りの競馬が出来ました。2着馬が一気にきて交わされたときはビックリしましたが、また交わせると思っていました。ここで賞金加算が出来たのは大きいですね」

2着 パワーストラグル(後藤騎手)
「馬群に囲まれて脚を溜められましたし、この馬の形に上手くハメられました。復調のキッカケとしては十分な内容だったと思います。中山も合っていますね」

3着 トーセンアドミラル(北村宏騎手)
「淡々としたペースで行けましたし、よく踏ん張ってくれました。頑張っていますよ」

4着 プリンセスペスカ(荻野琢騎手)
「外から来られるとヒルむところがあります。前走は内の方にいたので止まっても大きな影響がありませんでしたけど、今日は外にいたので、止まったときに前との差が開いてしまいました。それでも単騎になってからは伸び返してくれましたし、この斤量でもしっかり走れることが分かって良かったです」

5着 スマートタイタン(蛯名騎手)
「ゲートの中でガタついて、上手く出られませんでした。頭数も少ないし、外からジワッと上がっていきましたが、4コーナーで一杯になってしまいました。もう少し踏ん張れるかと思いましたが…」

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グランドシチー
(牡5、美浦・相沢厩舎)
父:キングカメハメハ
母:レディクラシック
母父:ブライアンズタイム
通算成績:20戦6勝



写真:武田明彦

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