15番人気のピロポが差し切り…中山新馬

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12年9月17日(月)、4回中山5日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、嶋田 純次騎手騎乗の15番人気・ピロポが優勝。 3キロ減▲の嶋田順次騎手を背にエメラルコヨーテと併せるように追い込むと、僅か競り合いをアタマ差制した。勝ちタイムは1:36.1(良)。

2着にはアタマ差で2番人気・エメラルコヨーテ(牝2、美浦・土田厩舎)、3着には1番人気・ジーニマジック(牝2、美浦・小笠厩舎)が続いて入線した。

勝ったピロポは昨年の北海道サマーセールにおいて、262万5000円で取引されていた。 馬主は畑佐 博氏、生産者は新ひだかの沖田 博志氏。馬名の意味由来は「アルゼンチンで男性が女性にかける褒め言葉」。

1着 ピロポ(嶋田騎手)
「先生からスタートはそれほど速くないと聞いていました。道中はマイペースで行きましたが、無理せず上がっていけました。追い出しが少し早いかと思いましたが、最後に並ばれてからもひと伸びしてくれました。外々を回ってよく走ってくれました。体もまだ良くなりそうですし楽しみです」

2着 エメラルコヨーテ(浜中騎手)
「新馬なのでスタートは仕方ありませんね。馬群も問題ありませんし、芝の走りも良かったです」

3着 ジーニマジック(石橋脩騎手)
「スタートを上手く出ましたし、遅くなると思って前の方で競馬をしました。3コーナー辺りから前だけ平均的に流れて後ろの馬に有利な展開になってしまいましたが、しっかり脚を使っていますし強い内容でした。先が楽しみです」

4着 エレガンテヴィータ(蛯名騎手)
「ウッドチップの走りがあまり得意ではないんでしょうね。芝では良い走りをしています。広いコースにいけば更に楽しみです」

5着 ショウナンカリーノ(柴田善騎手)
「上手に走っていましたよ。初戦としては良い内容だったと思います」

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ピロポ
(牝2、美浦・水野厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:ポーテンタイル
母父:Caerleon



写真:武田明彦

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