注目の新馬【4回阪神】ガムザッティ

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●注目の新馬【4回阪神】ガムザッティ

ガムザッティ
(牝2、栗東・平田厩舎)
父:ハーツクライ
母:ダンスーズデトワール
母父:Highest Honor

父は有馬記念、ドバイシーマクラシックを制したハーツクライ。初年度よりギュスターヴクライ(阪神大賞典)、ウインバリアシオン(青葉賞)、キョウワジャンヌ(秋華賞2着)らを送り出した。3歳ではジャスタウェイ(アーリントンC)が重賞を制覇。成長力に富む血脈であり、この世代でも多数のスター候補が誕生するはず。

母ダンスーズデトワール(その父ハイエストオナー)はフランス産。G1・マルセルブサック賞を2着した。同馬の半兄にステージプレゼンス(2勝、地方3勝、きさらぎ賞3着)、ルルーシュ(現5勝)、オメガホームラン(現2勝)がいる。馬主を対象に出資を募る社台オーナーズの所属。募集総額は2000万円だった。

社台ファームで順調に乗り込まれ、6月23日、函館競馬場に入厩。7月6日のゲート試験に合格した。札幌でのデビューを視野に入れていたが、右前脚に骨瘤がみられたため、いったん牧場に戻って態勢を整え直す。9月6日、栗東への移動後はスムーズにペースアップされた。坂路での鋭さはひと息ながら、長めの芝で真価を発揮しそうなフットワーク。スケールの大きさが伝わってくる。

9月29日(土)、阪神の芝1800mでベールを脱ぐ。函館滞在時も調教をつけていた池添謙一騎手がゴールへとエスコートする。


小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
清水成駿氏の公式サイト「SUPER SELECTION」に毎週連載中の「トレセン尋ね人」や、月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判になっている。