注目の新馬【4回東京】エバーブロッサム…小平奈由木の新馬レポート

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●注目の新馬【4回東京】エバーブロッサム

エバーブロッサム
(牝2、美浦・堀厩舎)
父:ディープインパクト
母:サクラサク2
母父:デインヒル

2世代目がさらにスケールアップし、今春は桜花賞、オークス、ダービーの栄光を手にしたディープインパクトが父。2歳勢も次々に勝ち上がり、早くも総合リーディングの座を確実なものにしている。

母サクラサクⅡ(その父デインヒル)はアメリカで1戦。繁殖成績は優秀であり、エイジアンウインズがヴィクトリアマイルや阪神牝馬Sを制したのをはじめ、6勝を挙げた。同馬の兄姉にウインストライダー(2勝)、パッシングマーク(3勝)、キュートエンブレム(3勝、フローラS3着)、サトノレジーナ(現1勝)もいる。

社台ファームで大切に基礎固めされ、山元トレセンに移動後も順調にペースアップ。8月24日、美浦に到着した。9月5日のゲート試験に合格すると、慎重に手順を踏みながらも着々と中身が磨かれる。この血ならではの柔軟な脚さばき。芝のマイル前後で瞬発力を発揮するだろう。

10月8日(祝・月)、東京の牝馬限定・芝1600mに臨む。陣営の調教に参加し、同馬の特徴もしっかり把握している石橋脩騎手で。


小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
清水成駿氏の公式サイト「SUPER SELECTION」に毎週連載中の「トレセン尋ね人」や、月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判になっている。