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フィールドゴーゴーが外から伸びて新馬勝ち…平林2歳観戦記
2012/10/2(火)
月曜阪神6R
2歳新馬
ダ1400m
勝ちタイム1.25.8
フィールドゴーゴー(牡2、アルデバランⅡ・栗東・野村厩舎)
フィールドゴーゴーが外から伸びて新馬勝ち
少し小雨が降る中での新馬戦。前のレースはと違って、このダート戦はけっこう速い流れとなる。逃げたのがゴールドチェイス。しかし楽には行かせない。終始3頭ほどで先行グループを形成して行く。その中で手応えも十分で来ていた1番人気ミッキーマンデーが追い出して案外と伸びない。4コーナーを4番手の外目で廻ったフィールドゴーゴーがジワっと伸びて、渋い勝ち方を納めた。厳しい流れをしのいで逃げたゴールドチェイスが2着。やはり中館Jの逃げは上手いと思えるものであった・・。
芝からのスタートだが、ゲートをモッサリと出てしまったのがフミノファルコン。1頭だけとり残された印象であった。真っ先にゲートを出たのがアキノライセンス。先手を取って行くが、芝からダートへと入った途端にその外からゴールドチェイスが先手を取って行く。鞍上は中館J。さすがに逃げは天下一品。二の脚が速かった。すっとゴールドチェイスが先手を取って行く。ミッキーマンデーが2番手に上がりアキノライセンス、ワンダーアベニールらと5頭ぐらいが追走して行く。
小雨で少しもやっているのか、視界があまり良くない。軽快に逃げるゴールドチェイス。前半3ハロンを35.3と、新馬戦ではやや速いペースではあるが、この締まったダートなら、まずまずのペースなのか。先行グループは終始6頭が固まって行く。むしろ4コーナー入り口では後続組も追い上げて来ていて8頭。一番最後に追いついて来たフミノファルコンも、すぐ後ろまで来て9頭が差がない。
カーヴを廻ってきて内のゴールドチェイスよりも外のミッキーマンデーの手応えの方が断然いい。しかし、追い出すと案外に伸びないミッキーマンデーだ。ゴールドチェイスが渋太く前に出る。開いた内目にワンダーアベニールが入る。外から脚を伸ばして来たフィールドゴーゴーと3頭が並びかげんとなってゴールを目指す。外のフィールドゴーゴーが優勢と思われたが案外に離せない。むしろ内2頭がもう一度盛り返す勢いさえもある。しかしゴールが近づいてくるにつれ、フィールドゴーゴーの体が前に出る。真ん中のゴールドチェイスがこらえて2着。ワンダーアベニールが頭差の3着。そこから2馬身離れてキングスクルーザーとフミノファルコンが追いこんで来ていた。
勝ったフィールドゴーゴー。CWではそんなに目立った時計こそ出していない。530キロはフミノファルコンにつぐ大型馬だ。シッカリとした造りであり、素質は十分。542キロのフミノファルコンはケイコ時計だけ走れてない。太目残りの馬体もあっただろうし、痛恨はゲートの出であろう。2番人気サンライズネガノも、直線で馬群の中から伸びかけてはいたが、前までは届かず。ミッキーマンデーも含めて、ケイコ時計だけ走れれば勝負になるはずだが、実際はそうはいかぬ。ここらが競馬の難しい処でもあるのだ・・。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
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