注目の新馬【4回京都】オルヴィエート…小平奈由木の新馬レポート

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注目の新馬【4回京都】オルヴィエート

オルヴィエート
(牝2、栗東・松元厩舎)
父:ダイワメジャー
母:エンシェントヒル
母父:エンドスウィープ

ディープインパクトには及ばなかったものの、昨年の2歳リーディングサイアー争いでは堂々の2位を確保したダイワメジャーの産駒。カレンブラックヒル(NHKマイルC、ニュージーランドT、毎日王冠)、エピセアローム(小倉2歳S、セントウルS)、トーセンベニザクラ(フェアリーS)をはじめ、ファーストクロップよりトップクラスを輩出している。サンデーサイレンスの後継ながら、2年連続してJRA賞・最優秀短距離馬に選出されたスピード色が強い遺伝子。しかも、豊富な成長力も見込める。

母はダートの中距離で7勝をマークしたエンシェントヒル(その父エンドスウィープ)。祖母のアズテックヒルもアメリカで重賞3勝を含む8勝を挙げた一流馬である。キャロットクラブの所属となり、総額1600万円で募集された。

ノーザンファーム空港で丹念に基礎固めされ、NFしがらきでも順調にスピードメニューを消化。8月16日、栗東に入厩した。坂路での乗り込みと並行してゲート練習を進め、9月14日の試験をパス。10月4日、8日と一杯に追われ、上々の動きを披露している。

「母よりも小柄(440キロ程度)だが、中身はしっかりできている。母譲りの能力だけでなく、父のスピードも併せ持っているよ。スタートも速いんだ」(松元茂樹調教師)

10月13日、京都の牝馬限定・芝1600mでデビュー。鞍上は佐藤哲三騎手


小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
清水成駿氏の公式サイト「SUPER SELECTION」に毎週連載中の「トレセン尋ね人」や、月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判になっている。