【東京ハイジャンプ】バシケーン「予定通りのローテーション」

トピックス

10日と11日、日曜東京9レース・東京ハイジャンプ(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

【10/10追い切り】

前走、福島ジャンプステークス4着のバシケーン(牡7、美浦・高橋博厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F53.9-39.6-26.2-13.6をマークした。

【高橋義博調教師のコメント】
「前走は65キロを背負ってあの内容ですから、やはり力があるなと思いました。レース後は放牧に出ました。実績から斤量を背負うため、使うレースが限られているので、ここを目標に長期計画の予定通り調整を進めてきました。
追い切りの時計はそれほど速くはありませんが、元々速い時計を出すタイプでもありませんし、ズブさも出てきていますからね。障害は距離が長いですし、この時計で十分です。今回は斤量もいくらか軽くなりますし、良いと思います。ここを使って本番という、予定通りのローテーションでいけそうです」


【10/11追い切り】

前走、障害3歳上オープン(9/23・中山・芝ダ3200)3着のトーセンオーパス(セ6、美浦・宗像厩舎)は、助手を背に南ポリトラックコースで追われ、5F66.5-51.8-37.7-12.7をマークした。

【宗像義忠調教師のコメント】
「前走も、一旦は先頭に立っているんですけどね。最後は上位2頭との斤量差が出た、と横山義行騎手が話していました。前走時も体調は良かったですけど、今回も引き続き良い状態をキープしていますし、仕上がりは悪くないですよ。実績から中山コース向きの感はありますけど、東京の経験もまだ浅いですし、やってみないと分からないと思っています」


前走、障害3歳上オープン(6/17・阪神・芝ダ3110)1着のティアップブレイズ(牡4、美浦・高木厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、(2回)4F53.3-38.6-25.1-12.4をマークした。

【五十嵐雄祐騎手のコメント】
「前走はハナを切って楽に運べましたし、しっかりと勝ち切ってくれました。だいぶ使い込んできていたので、レース後は放牧に出てリフレッシュしてきました。その後はここを目標に調整を進めてきていますが、高木先生からも中身は出来ていると聞いていますし、今回もいつもと変わらず良い状態でレースに臨めると思います。
元々ブレーキをかけながら慎重に飛越するタイプなので落馬の心配がありませんし、レース経験を積んで更にスムーズに飛べるようになってきています。一生懸命走るので、終いのひと脚が足りなくなることがありますが、良いポジションで競馬が出来るのはいいですね。前走の2着馬、3着馬のその後の成績を見ると、結構良いメンバーが揃っていたのかなと思いますし、重賞でも力は足りると思っています」