【東京ハイジャンプ】デンコウオクトパスが東京で重賞2勝目!

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12年10月14日(日)、4回東京5日目9Rで第14回東京ハイジャンプ(GⅡ)(障3110m)が行なわれ、西谷 誠騎手騎乗の2番人気・デンコウオクトパスが優勝。勝ちタイムは3:27.1(良)。

2着には3/4馬身差で4番人気・ナリタシャトル(牡7、栗東・小野幸厩舎)、3着には3番人気・シゲルジュウヤク(牡4、栗東・西橋厩舎)が続いて入線。1番人気に支持されたマジェスティバイオは9着に敗れている。

勝ったデンコウオクトパスは今年6月の東京ジャンプSの勝ち馬。前2走は人気を裏切る競馬が続いていたが、東京替わりのココで巻き返し。重賞2勝目をマークした。馬主は田中 康弘氏、生産者は新ひだかの見上牧場。馬名の意味由来は「冠名+蛸」。


1着 デンコウオクトパス(西谷騎手)
「具合は本当に良かった。返し馬の時点でも、自分がミスをしなければ勝負になると思ったほど。先行タイプが多いので、前半は無理せずに折り合いに専念。向正面でスイッチが入ったので、馬任せに行かせたんだ。最後は迫られたけど、力を温存できていたし、ふわっとしていたからね。余力は十分に残っていた。強い勝ち方ができ、ほっとしている。まだ5歳だし、今後に夢がふくらむよ」

3着 シゲルジュウヤク(中村騎手)
「力を付けていますし、ここでも足りると思っていました。最後は差し返せると思ったんですが、あと100で止まりました。それでもいい内容です」

4着 トーセンオーパス(金子騎手)
「もうひと押しでした。もう少しいいポジジョンで進めたら。馬は良くなっていますし、これからが楽しみです」

5着 ヴァンダライズ(林騎手)
「もうワンパンチほしいところ。4コーナーの手応えからは差し切れると思ったのに。でも、どんなコースでも走れるし、次につながる競馬はできた」

7着 シャイニーブラック(熊沢騎手)
「ペースが速く、追走に苦労した。中山のような息が入るコース形態がいい」

9着 マジェスティバイオ(柴田大騎手)
「馬場がいいですし、前残りの競馬。それにしても、反応が悪かったですね。いつもは向正面から上がっていけるのに。仕掛けても動けませんでした」

(田中剛調教師)
「流れが速かったのもあるし、これまでは道悪で結果を残してきたように正反対のレース条件になってしまった。右前と左トモも落鉄していましたので、次走はもう一度、状態を確かめてから決めたいと思います」

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デンコウオクトパス
(牡5、栗東・坂口則厩舎)
父:マヤノトップガン
母:シルキーマニッシュ
母父:リズム
通算成績:34戦8勝
その他の重賞勝利:
12年東京ジャンプS(G3)


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