牝馬・アカンサスが差し切り…アイルランドT

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12年10月14日(日)、4回東京5日目11RでアイルランドT(芝2000m)が行なわれ、三浦 皇成騎手騎乗の5番人気・アカンサスが優勝。勝ちタイムは1:58.7(良)。

2着にはアタマ差で1番人気・リルダヴァル(牡5、栗東・池江厩舎)、3着には2番人気・ミッキーパンプキン(牡6、栗東・清水厩舎)が続いて入線した。

勝ったアカンサスは今年の福島牝馬Sで3着、昨年の3歳オープン特別のスイートピーSなどを制していたが、古馬オープン特別はこれが初勝利。 馬主は株式会社 Basic、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「花名。花言葉は美術、技巧。母名より連想」。

1着 アカンサス(三浦騎手)
「展開に左右されるタイプだが、切れ味は一級品。理想的なレースができた。道中は折り合い、抜群の手応えだったよ。性格的にずいぶん大人になっている」

2着 リルダヴァル(北村宏騎手)
「行きたくないところでかかってしまった。直線は狭くなりそうだったので、早めに先頭へ。結果的に目標になってしまったよ」

3着 ミッキーパンプキン(武士沢騎手)
「道中はうまく折り合って、気分良く走っていましたよ。馬が素直になり、最後までしっかり集中。まだまだ変わり身がありそうです」

4着 セイクリッドバレー(吉田豊騎手)
「あと一歩だった。58キロを背負っていたし、最後の最後でもたれてしまった」

5着 メイショウウズシオ(飯田騎手)
「休み明けでしたし、慣れない東京。ずいぶんイレ込んでいましたよ。ずっと我慢させるきついかたち。自分の競馬ができませんでしたね」

6着 エックスダンス(江田照騎手)
「流れに乗り、道中はスムーズ。もう少し伸びてほしかった」

7着 レインボーペガサス(安藤勝騎手)
「いいペースで行けたが、すぱっと脚を使える馬でもないからね。状態もひと息に思えた。上がりの歩様がぎこちなかった」

8着 マイネルロブスト(柴田大騎手)
「折り合いを付け、流れに乗れたと思います。状態は徐々に良くなっていますが、まだ完調手前。伸び切れませんでした」

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アカンサス
(牝4、美浦・畠山吉厩舎)
父:フジキセキ
母:センスオブアート
母父:Unbridled’s Song
通算成績:15戦4勝



写真:武田明彦

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