【菊花賞】フェデラルホール「大きなところへ行けると思っていた」

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17日、日曜京都11レース・菊花賞(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、九十九里特別1着のフェデラルホール(牡3、美浦・中川厩舎)は、吉田隼人騎手を背にウッドコースで追われ、6F84.7-68.0-53.0-38.9-12.8をマークした。

【中川公成調教師のコメント】
「前走後は、レースを使った疲れが出たので、1週間くらいは疲れを抜く調整をしてきました。週末には元気になったので、そこからいつも通りの調整をしてきました。今日(10/17)の追い切りは、前の馬を4、5馬身後ろから追いかけて少し並んでから交わしました。ゴール板を過ぎてからも流しましたけど、良い動きでした。
先週の時点では、気持ち余裕があったので、今日やってちょうど良いと思います。春先は体つきも気性も子供子供していましたけど、天栄へ放牧に出すたびに大人になってきています。競馬が上手な馬ですし、トビが大きく力まずに走るので、距離延長はアドバンテージになると思います。順調にきていますし、力を出せる状態だと思います」

【吉田隼人騎手のコメント】
「前走は、体がしっかりして幅が出ていました。元々乗りやすい馬ですし、心配はしていませんでした。今日(10/17)は、仕掛けてからの反応も良かったですし、先週よりも動きは良かったです。レースでどう乗るかは、枠順が決まってから考えます。みんな内枠が欲しいでしょうし、外過ぎない良い枠を引きたいです。
距離に関しては、折り合いに心配がありませんし、こなしてくれると思います。未勝利に乗せてもらっている頃から大きなところへ行けると思っていましたし、日々調教に乗せてもらって成長を感じているので、それをレースにぶつけられればと思います。馬は心配ないので、あとは自分自身が悔いのないように乗るだけです」