【菊花賞】コスモオオゾラ「距離は長ければ長いほど良い」

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17日、日曜京都11レース・菊花賞(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、日本ダービー6着のコスモオオゾラ(牡3、美浦・高橋博厩舎)は、柴田大知騎手を背に坂路コースで追われ、4F51.1-36.9-24.0-11.8をマークした。

【高橋義博調教師のコメント】
「ダービーで両前にアクシデントが起きてしまい、本番前にひと叩き出来ませんでしたけど、厩舎に戻ってきてからは順調で、描いた青写真通りに仕上がりましたし、間に合ったと思います。
今日(10/17)の追い切りは、指示したよりも1秒ほど速くなりましたが、思い通りの仕上がりになったと思います。3000はどの馬も初めてですし、やってみないと分かりません。大知騎手がこの馬のことを知り尽くしていますし、馬を信じて能力を出してくれると思います。
厩舎にとって初めて牡馬クラシックに出走させることが出来ましたし、3冠全てに参戦させてもらえるので、ここまで頑張ってくれた馬にはありがとうという思いです。厩舎としてベストを尽くしてきていますし、馬も力を出してくれると思います」

【柴田大知騎手のコメント】
「前走でケガをしてしまいましたが、克服して乗り込めましたし、間に合ってくれました。今日(10/17)は自分の感覚よりも時計が出ていましたけど、先週と比べて動きが軽くなっている証拠だと思います。馬の背が高くなった感じがしますし、ストライドも伸びて良い走りです。
どんな乗り方をするかに関しては、ゲートを出てからになりますが、切れるタイプというより渋太く脚を使うタイプなので、良い位置で競馬をしようと思います。折り合いに心配がないので、距離は長ければ長いほど良いと思いますし、最後まで一生懸命走ってくれる馬なので、馬の力を信じて乗るだけです」