【富士S】クラレントが1年ぶりに重賞制覇

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12年10月20日(土)、4回東京6日目11Rで第15回富士ステークス(G3)(芝1600m)が行なわれ、岩田 康誠騎手騎乗の5番人気・クラレントが優勝。勝ちタイムは1.32.4(良)。

2着には1/2馬身差で3番人気・ファイナルホーム(牡3、美浦・堀厩舎)、3着には14番人気・ヒットジャポット(牡5、栗東・領家厩舎)が続いて入線した。

勝ったクラレントは、これが11年デイリー杯2歳ステークス以来、1年ぶりの勝利。秋緒戦のポートアイランドSこそ8着に敗れたものの、勝ち馬と僅か0.4秒差。NHKマイルCで3着がある相性良い舞台を前に、ひと叩きされて状態を上げていた。馬主は前田 晋二氏、生産者は新冠町のノースヒルズマネジメント。馬名の意味由来は「アイルランドの神話でアーサー王の重宝」。

1着 クラレント(岩田騎手)
「こういうチャンスをもらって、結果を出せて良かったと思います。G1で上位にきている実績から、力があるのは分かっていたので、この馬の力を十二分に出せればこれぐらいはやれると思っていました。馬が走りたいと思う気持ちに逆らわずに乗れたことが勝因だと思います。良馬場も味方になりましたね。G1を勝つだけの力があると思いますし、この先も頑張って欲しいです」

2着 ファイナルフォーム(福永騎手)
「休み明けで、初の古馬との対戦でしたがこれだけやれましたからね。これから先も楽しみです」

3着 ヒットジャポット(松岡騎手)
「今日は休み明けの分、最後の100メートルで苦しくなってしまいました。休み明けでなければ勝てていたと思います」

4着 ダローネガ(佐藤哲騎手)
「2歳の頃は、あの位置に行くとかかりましたけど、今日は大丈夫でした。バラけてからは伸びていましたし、結果的に、もっとテンに流れてくれれば良かったかなと思います。力は十分足りますよ」

5着 スピリタス(蛯名騎手)
「前の馬がフラフラしていて、目一杯追うことが出来ませんでした。差がそれほどありませんし、スムーズならもっと際どかったと思います」

8着 コスモセンサー(中谷騎手)
「無理をしているわけではありませんし、あのペースなら逃げ切れると思ったんですけど…」

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クラレント
(牡3、栗東・橋口厩舎)
父:ダンスインザダーク
母:エリモピクシー
母父:ダンシングブレーヴ
通算成績:9戦3勝
その他の重賞勝利:
11年デイリー杯2歳ステークス(G2)


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