3歳馬ナムラビクターが5馬身差の圧勝…ブラジルC

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12年10月21日(日)、4回東京7日目11Rでブラジルカップ(ダ2100m)が行なわれ、和田 竜二騎手騎乗の1番人気・ナムラビクターが優勝。勝ちタイムは2.09.3(良)。

2着には5馬身差で4番人気・グラッツィア(牡4、栗東・角居厩舎)、3着には3番人気・タガノロックオン(牡4、栗東・松田博厩舎)が続いて入線した。

勝ったナムラビクターはこれでダート6戦4勝。敗れた2戦も古馬初対戦の3着と、レパードSの2着。まだまだ底を見せていない。馬主は奈村 信重氏、生産者は日高のいとう牧場。馬名の意味由来は「冠名+勝利者」。

1着 ナムラビクター(和田騎手)
「ゲートが上手になりましたし、折り合いも付きます。余力たっぷりに追走でき、直線であっさり突き放すことができましたよ。やはり能力は高い。まだ遊んでいたくらいですし、一線級が相手でも通用しますね」

(野村彰彦調教師)
「神戸新聞杯(15着)は参考外とはいえ、芝とはえらい違うもんだなぁ。これで路線がはっきり決まったし、自信を深めることができた。さらに賞金を積み重ね、大きな舞台を目指したいね」

2着 グラッツィア(柴田善騎手)
「相手が悪かった。この距離も問題ないし、いい走りだったよ」

4着 フリソ(吉田豊騎手)
「いい感じで伸びているが、3、4コーナーをもっとスムーズにさばけたら。この条件は合うよ」

6着 マイネルアワグラス(戸崎騎手)
「力がある馬です。8歳でも衰えはありませんね。勝負どころでしっかり反応。外々を回されながら、渋太く伸びました」

7着 エアマックール(武士沢騎手)
「休み明けでしたが、最後までしっかり走れました。まだまだやれますよ。弱いところがある馬だけに、このまま無事ならば」

6着 エックスダンス(江田照騎手)
「流れに乗り、道中はスムーズ。もう少し伸びてほしかった」

8着 ダノンエリモトップ(田中勝騎手)
「苦しいかたちに。息を入れられなかった」

9着 パワーストラグル(蛯名騎手)
「何度もぶつけられて。メリハリをつけられなかった。距離はマイルくらいがいいね」

10着 リバティバランス(石橋脩騎手)
「かつてはがつんとかかっていく馬。それが、妙に落ち着きすぎていた。力を出していませんね。気持ちの問題だと思います」

11着 セイリオス(北村宏騎手)
「躓いたけど、いい枠だったのでリカバリーできた。追走はスムーズだったよ。でも、早めに手応えがなくなってしまった。距離が長いのかな」

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ナムラビクター
(牡3、栗東・野村厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:ナムラシゲコ
母父:エンドスウィープ
通算成績:8戦4勝

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。