室町S勝ちのティアップワイルドはカペラSへ

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室町Sはティアップワイルド(牡6、栗東・西浦厩舎)が58キロの酷量をモノともせず9勝目をマークした。抜群のスタートから好位に付け直線でキッチリ抜け出す強い内容。
「前走はスタート前で待たされて気が抜けたし、道中も砂を被って全く競馬ができなかった。勝てて良かったよ」と西浦師はホッとした表情を見せる。次走はカペラS(G3)を予定している。

観月橋Sは単勝11番人気のアクティビューティ(牝5、栗東・柴田光厩舎)が好枠からポンとスタートを決め、後続の追撃を封じて波乱を演じた。
「マイぺースで逃げられたのが大きかった。京都コースは相性も良かったし、うまくいったね。よく走ってくれたよ」と柴田光師は愛馬に労をねぎらう。次走は中1週でみやこS(G3)に向かう。

古都Sはアドマイヤラクティ(牡4、栗東・梅田智厩舎)が58キロのトップハンデを背負いながらも、力でねじ伏せオープン入りを決めた。勝負処から鞍上のステッキが入り、徐々にエンジンが加速して計ったようにゴール前で差し切った。
「元々、ズブいところはあるんだが、休み明けで58キロを背負ったぶんすぐに反応ができなかった。でも今回は前走の休み明けと違ってコースでビシビシと追い切れていたので正直、負けられない気持ちだった」と梅田智師は振り返る。このあとは11月18の福島記念(G3)で重賞制覇を目指す。