富士Sで重賞2勝目のクラレントはマイルCSへ

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富士Sはクラレント(牡3、栗東・橋口厩舎)が好位でソツのないレース運びで上がり3F33秒9で押し切り、デイリー杯2歳S以来となる重賞2勝目を飾った。その前走は直線で前で塞がり脚を余す不完全燃焼の競馬。
「大外枠(18番)でどうかと思ったが、ジョッキーが流れに乗って競馬をしてくれた。まだ甘い面はあるけど、スムーズに走れば強いね」と橋口師は能力をたたえた。このあとは予定通り、マイルCS(G1)へ向かう。

ブラジルCはナムラビクター(牡3、栗東・野村厩舎)が中団から楽に抜け出して危なげない勝ちっぷりで4勝目を上げた。
「芝の前走は全然ダメだったが、ダートなら安心して見ていられる。レース運びも巧くなっている」と野村師は会心の勝利にニンマリ。このあとはジャパンCダート(G1)に出走意思はあるが、賞金面で除外の可能性がある。