ダービー馬・ディープブリランテが引退、右前脚の屈腱炎で

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先日、右前脚の屈腱炎で菊花賞を回避し、休養に入ることが報じられていたディープブリランテは、復帰までに相当の時間を要する見込みであることや、屈腱炎の症状が考慮され、関係者の協議の結果、引退することが、サンデーサラブレッドクラブから発表された。なお、今後は社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定。

【矢作 芳人調教師のコメント】
「もう一度ファンの前にお見せできないのが非常に残念ですが、サラブレッドはアスリートと思っていますので、引き際が大事だと考えました。この馬と過ごした1年余りは本当に夢のようでしたし、僕にとってこの馬は宝物でした。海外制覇の夢は子供たちに託したいと思いますので、子供たちを競馬場で応援していただければと思います」

ディープブリランテ
(牡3、栗東・矢作厩舎)
父:ディープインパクト
母:ラヴアンドバブルズ
母父:Loup Sauvage
通算成績:7戦3勝
重賞勝利:
12年東京優駿(G1)
11年東京スポーツ杯2歳S(G3)


写真上は日本ダービー時、下は東京スポーツ杯2歳S時