コース替わりに期待(山本康志騎手)

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土曜東京4レース・障害3歳上未勝利に出走を予定しているシグナリオ(牡8、美浦・手塚厩舎)について、山本康志騎手に話を聞いた。

この夏に障害へ転向。3戦を消化して4着、2着、4着と堅実な成績を残している。
「障害デビュー戦は、左にモタれる面を見せて競馬がしづらいながらも4着と、初戦としては良い内容だったと思います。2戦目は、チークピーシズを着けたことでモタれる面も解消して2着、3戦目はそれまでと比べて調子がもうひとつだったこともあって結果としては4着でしたが、暑い時期によく頑張っていると思います」と、これまでの3戦を振り返る。

今回は障害転向後、初めての東京コースになるが
「新潟コースは、直線が短くて最後に障害も飛ばないといけないので、それを考えてコントロールしながら乗りましたけど、結果的にはもう少し遅く仕掛けた方が良かったかもしれません。
それを考えると東京コースは、直線が長くて障害もないのでジックリ乗れますし、競馬がしやすくなると思います。ダートの走りも良いみたいなので、直線がダートに替わるのもいいと思います」と、コース替わりはプラスに働きそうだ。

「少し間隔が開きましたが、状態は問題ないと思います。飛びが無難なので、飛越に関しては心配していません。障害2戦目のとき、直線でまだ脚が余っているのに止まってしまってダイバーシティに差されたように、先頭に立つとソラを使うことがあるので、差し切るような競馬が理想です。メンバー的にも好勝負が出来ると思っていますし、あとは僕が道中でどこまで我慢出来るか、ですね」と意欲を見せる。