重賞2勝馬・アリゼオが屈腱炎再発、引退へ

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札幌記念9着後、脚部不安で休養していたアリゼオ(牡5、美浦・堀厩舎)は、10月11日にエコー検査を行ったところ、右前脚に屈腱炎を発症していることが判明。
その後、山元トレセンへ放牧に出されていたが、同箇所の屈腱炎は2度目でもあり、関係者の協議の結果、引退する運びとなった。26日、社台サラブレッドクラブが発表したもの。

同馬は09年のデビュー戦で、のちのG1馬でもあるヒルノダムールを降してデビュー勝ち。3歳張るにはスプリングSを制し、皐月賞でも5着。
そして、3歳秋の毎日王冠では、1988年のオグリキャップ以来となる3歳馬による優勝の快挙を達成。しかし、3歳暮れに屈腱炎を発症し、約1年半にも及ぶ休養を余儀なくされ、今夏に復帰したばかりだった。

アリゼオ
(牡5、美浦・堀厩舎)
父:シンボリクリスエス
母:スクエアアウェイ
母父:フジキセキ
通算成績:11戦4勝
重賞勝利:
10年毎日王冠(G2)
10年スプリングS(G2)