【アルゼンチン共和国杯】キッツ&マーク兄弟が最終追い切り

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31日、日曜東京11レース・アルゼンチン共和国杯(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、オールカマー8着のマイネルキッツ(牡9、美浦・国枝厩舎)は、助手を背に南ダートコースで追われ、6F82.8-66.0-51.1-37.7-13.0をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「前走は休養明けですし、あまり競馬が出来ないかとも思っていましたが、一生懸命走ってくれてまずまずの競馬をしてくれました。レース後は厩舎に置いてジックリ乗り込んできました。1回競馬を使われて体に張りも出てきて、この馬なりに良化しています。
今朝(10/31)は弟のマイネルマークと併せましたが、元々調教駆けをしないこの馬としては十分な動きだったと思いますし、良い雰囲気です。距離は延びれば延びるほど良いタイプなので、距離延長は良い方へ向いてくれると思います。
9歳ですけど痛いところもありませんし、まだまだやれると思います。この後のステイヤーズステークスも狙っているので、次に繋がる競馬をして欲しいと思います」





前走、本栖湖特別1着のマイネルマーク(牡4、美浦・国枝厩舎)は、丹内祐次騎手を背に南ダートコースで追われ、6F81.7-65.4-50.7-37.3-13.0をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「晩生なタイプで未勝利を勝つまでに時間がかかりましたけど、ようやく重賞に挑戦できるところまできました。前走は、北海道から戻ってきて体が減っていて、見た感じ少し寂しいかなと思っていましたが、競馬では良いところを見せてくれました。
レース後もカイバをしっかり食べていますし、調教もキッチリとこなして順調にきています。以前のような頼りなさが抜けて体の張りも出てきていますし、状態は上向いていると思います。今日(10/31)の追い切りは、取りつくまではズブさを見せましたが、併せてからは良い動きだったと乗り手も言っていました。
エキサイトしない性格で、マイペースなところは兄のマイネルキッツと似ていますね。長距離は合うと思いますし、準オープンの身で重賞で良い競馬が出来れば、先が楽しみになりますね」