注目の障害馬2頭(石神深一騎手)

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土曜東京4レース・障害オープンに出走を予定しているハクサン(牡6、美浦・浅野厩舎)と日曜京都4レース・障害未勝利に出走を予定しているグローバルチャージ(牡4、美浦・松永康厩舎)について、石神深一騎手に話を聞いた。

ハクサンは、前走は勝ち馬サンレイデュークから3/4馬身差の2着。
「前走は、最後までバタバタにならずしっかりと走れるというハクサンの良さを、これまでで一番引き出せたレースだったと思います。最後は切れ味のある馬にやられましたけど、よく頑張ってくれたと思います」と、レースを振り返る。

「ここまでコンスタントに使ってきていますが、オープンに上がってからは無理をしていませんし、この中間も具合は良いですよ。切れるタイプではありませんが、2走前の新潟で終い伸びて4着になっているように、道中でかからなくなってきた分、少しずつ脚を使えるようになってきました。
淀みのないペースで流れて、後ろの馬が最後バタバタになるような展開が理想なので、自分が動ける位置にいればそういう競馬をしたいと思います」と、レースに向けて意気込みを語る。

グローバルチャージは、前走は勝ち馬ミヤコデラックスから4馬身差の2着。今回もそのときと同じ京都コースでの出走となる。
「障害を使いながら段々と力まなくなってきて、終いもバタバタにならず頑張れるようになってきました。飛びが上手な馬で連続障害を上手くこなしますし、平地の脚がないので、平坦で直線が短い京都コースは現状で一番合っていると思います。
今の京都は時計がかかっていますし、その点もプラスだと思います。この馬も具合が良いので楽しみです」と、意欲を見せる。