ブービー人気トウショウプライドが逃げ切り波乱…東京新馬

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12年11月3日(土)、5回東京1日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、田辺 裕信騎手騎乗の12番人気・トウショウプライドが優勝。勝ちタイムは1.50.8(良)。

2着にはハナ差で6番人気・アルデュード(牡2、美浦・金成厩舎)、3着には4番人気・モンテエベレスト(牡2、美浦・二ノ宮厩舎)が続いて入線。1番人気に支持されたボディーダンシングは7着に敗れている。

勝ったトウショウプライドは近親に06年サマースプリントチャンピオンのシーイズトウショウなどがいる、トウショウ牧場ゆかりの血統。ローエングリン産駒はロゴタイプ、ゴットフリートに続いて今年3頭目の新馬勝ちとなる。馬主はトウショウ産業 株式会社、生産者は新ひだかのトウショウ産業株式会社トウショウ牧場。馬名の意味由来は「冠名+誇り」。

1着 トウショウプライド(田辺騎手)
「ピリッした脚を使えないので積極的に乗りました。ペースが向いた感じはありますけど、元々使いながら良くなりそうな印象だったので、次は更に楽しみですね」

2着 アルデュード(蛯名騎手)
「センスがありますね。長く良い脚を使えますし、最後もよく頑張っています」

3着 モンテエベレスト(柴田善騎手)
「パドックでも返し馬でもテンションが高かったので、出していけずあの位置からになりました。道中も行きたがっていたわりに、最後もよく頑張っていますよ」

4着 ロードラファエル(北村宏騎手)
「流れに乗れました。上がりが速くてスッと並んでいけませんでしたが、最後までしっかり脚を使っています。しっかり動いていますし、初戦としては良い内容でした」

5着 ファーストエバー(田中勝騎手)
「道中の立ち回りが上手でセンスが良いですね。直線で追い出してからは、稽古と同じように内にモタれてしまい、それを直しながらになりました。次はリングハミに替えてもいいかもしれません」

7着 ボディーダンシング(畠山吉調教師)
「返し馬でも物見をしたり、ゲートもおっかなびっくりだったり、子供っぽさを見せていました。前残りの展開も向きませんでしたね」

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トウショウプライド
(牡2、美浦・武市厩舎)
父:ローエングリン
母:シータトウショウ
母父:ジェニュイン



写真:武田明彦

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