【BCターフ】武豊&トレイルブレイザーは4着!!勝ったのはリトルマイク

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現地時間11月3日(土)、サンタアニタパーク競馬場で行われたブリーダーズカップターフ【Breeders' Cup Turf】(G1)(3歳上、賞金総額:300万米ドル、芝約2400m)は、 日本から武豊騎手騎乗のトレイルブレイザー(牡5、栗東・池江)が出走し4着に終わった。

優勝はR.ドミンゲス騎手騎乗のリトルマイク(セン5、米・D.ローマンズ)。 2着には2着にはG1 3連勝中だったポイントオブエントリー(牡4、米・C.マゴーヒーIII厩舎)、3着には昨年の勝ち馬・セントニコラスアビー(牡5、愛・A.オブライエン厩舎)がそれぞれ入っている。 勝ちタイムは2.22.83。

トレイルブレイザーはレース前日、左脚に外傷を追って、馬場入りを急遽キャンセル。スクーリングを控えるアクシデントがあったが、前走の前哨戦同様に馬場へ先入れ。
レースではターボコンプレッサーがハナを切り、ハイペースで流れが推移する中、道中は5番手付近をじっくりとキープ。向こう正面辺りからレースが動くと、トレイルブレイザーは3コーナー過ぎからスパート。
3番手付近を追走していた勝ち馬と、直線入り口では併せるような形になり、脚を伸ばしたが、リトルマイクに押し切られた。 トレイルブレイザーは追い込んだ人気馬2頭に交わされたものの、先に抜け出したリトルマイクにくらいつき、十分に見せ場をつくった。

勝ったリトルマイクは父がSpanish Stepsのミスプロ系の産駒。これまではマイル戦前後の距離で活躍していたが、今年8月、距離初挑戦だった10ハロンのアーリントンミリオンを、ドミンゲス騎手との初コンビで快勝していた。馬主はプリスキラ・ヴァカレッツァ氏。

ブリーダーズCはこれまでに7頭が出走し、2010年のレッドディザイアの(BCフィリー&メアターフ)4着が最高着順だったが、トレイルブレイザーはそれに並んだ。

全着順は以下の通り。
1 リトルマイク LITTLE MIKE 2:22.8
2 ポイントオブエントリー POINT OF ENTRY 1/2
3 セントニコラスアビー ST NICHOLAS ABBEY(IRE) 3/4
4 トレイルブレイザー TRAILBLAZER(JPN) 1
5 シャレータ SHARETA(IRE) クビ
6 キンダーガーデンキッド KINDERGARDEN KID 2 1/4
7 コギート COGITO アタマ
8 スリムシェイディ SLIM SHADEY(GB) 3/4
9 デュラハン DULLAHAN 1 1/2
10 トレジャービーチ TREASURE BEACH(GB) 1/2
11 オプティマイザー OPTIMIZER 1/2
12 ターボコンプレッサー TURBO COMPRESSOR 3 1/4

リトルマイク
(セン、米・D.ローマンズ厩舎)
父:Spanish Steps
母:Hay Jude
母父:Wavering Monarch


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